不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Una pausa

2011-01-14 19:51:24 | 日記・エッセイ・コラム

先日から散歩の途中にある
近所の数件のパン屋のショーウィンドーに
カーニヴァルのお菓子であるCenciが並んでいるなぁ、
もうそんな季節だぁと思っておりました。


そんな矢先に友人が差し入れてくれたのは
カーニヴァルの定番お菓子のひとつである
Schiacciata alla fiorentina。
彼女の同居人のお手製ということですごく美味しかった。
まずこのSchiacciata alla fiorentinaってお菓子は
肌理の細かくない(笑)スポンジケーキで
粉砂糖やカカオがふりかけられていて
時には生クリームが挟まったりしています。
スポンジケーキのふかふか具合が微妙だったり
甘すぎたり香料がきつすぎたり
市販のものでは
あまり美味しいものに出会ったことがないのだけど
やはり手作りだと違うのねぇ。


ありがたいです。


で、差し入れはおうちでレイラと一緒に食べたのですが
友人と仕事上の話もあり
オフィス仕事の休憩をかねて近所のバールへ。


ちょっと小腹が空いていたので、
二人でそれぞれお菓子をつまんできました。


妙に白飛びしちゃって
全然美味しそうに見えない写真が撮れました(泣)。


Dolci_001
シャンティ・クリームのコルネット。
クリームがこれでもかってほど入っていて
一口ごとに唇の両脇からこぼれそうで
食べるのに苦労しましたが、おいしかった。

友人が食べていたのもシャンティ・クリームが
ベースになっているらしかったけど、
お店の人の説明じゃよくわからなかった。
上にかかっているのはカラメルソースだってことはわかったよ。

Dolci_002
黙々と彼女も食べていたので、
きっと美味しかったのでしょう(笑)。
今度はこれ食べてみよう。

とかいってみたものの、
ここ数年は滅多にバールに行くこともなく、
あんまりこういうドルチェを買って食べなくなりました。

来たばっかりのころは
大学の授業が終わると帰り道にバールによって
お菓子食べて、
その上お持ち帰りまでしていたのにね。
あのころは共同生活だったから
家でみんなでわいわい言いながら
お菓子食べるのも楽しかった。
今は一人なので、
なんかつまんないなぁって思っている部分があって
お菓子からも遠ざかっている気がする。
でもね、決して嫌いになったわけじゃないのよね。
ただ、一人でバールにも行かないし、滅多に。
カフェ飲まないからなんだけど。
お茶なら自宅で淹れたほうがずっと美味しいし。

でも来週は友人がやってくるので
久々におうちカフェもいいかなぁ。