不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Fine del 2011 e Inizio del 2012

2012-01-01 13:16:03 | 日記・エッセイ・コラム
年末年始も様々なお誘いを断り、
結局自宅で過ごすことに。
年越しの花火&爆竹で
ちびっ子2匹がビビるんじゃないかと
心配して一緒にいようと思ったんだけど
チッチーノは高いびき、
レイラは時折唸るみたいな感じで
なんてことはなくやり過ごしました。

大晦日、最後まで時間に追われながらも
街の中に出て暮れていく街の写真を撮り
年明けて初日を拝みにミケランジェロ広場まで行き
それなりに満足のできる「ゆく年来る年」。

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我が家を出たのは16:30過ぎ。
そろそろ夕暮れだろうと思って
Ponte Vespucciへ。
燃えるような夕焼けではなく
ぼんやりと空が滲んでいる夕暮れ。
この眺めもお気に入り。
鏡のような水面が
激動の一年の終わりを静かに見守っているようで。

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本当はウフィツィ美術館に見納めに行って
そこからのPonte Vecchioの夕焼けをとろうと思っていたんだけれど
不覚にも大晦日で閉館時間が早まっていることを忘れていて
辿り着いたら17:05。
17:00であっさり閉められていて入場できず。
よって周辺をうろうろした挙げ句に
見上げたらPalazzo Vecchioに月がかかっていた。

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クリスマスイルミネーションの一環で
F.Lightというイベントがあって
それによるPonte Santa Trinitaのイルミネーション。
フィレンツェマークが浮かび上がる橋脚。

Dscn0593
Ponte Santa Trinitaの前、フェラガモ本店の前というべきか。
今までVia Tornabuoniは反対側しかみていなかったので、
こんな装飾になっていたとは。
オリーブの木がすっぽり包まれてライトアップされていて
この周辺一帯だけがかなり明るい。

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Ponte Santa Trinitaには四季を表す彫刻が
それぞれの角に立てられていて、ライトアップされています。
これは北西の角のAutunno(だよね、確か)。

除夜の鐘の代わりに
花火と爆竹の音と
すぐそこの駅前で繰り広げられる
Caparezzaのコンサートの音を漏れ聞きながら
自宅で静かに年を越した翌朝。

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見慣れたスカイラインは我が家のベランダから。
新聞でチェックしたら7:47が日の出だったので
それに合わせて街へ。

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大晦日に夕焼けを見たPonte Vespucciからの朝日。
夕焼けよりも強い朝焼け。

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つい「海鳥たちが飛ぶ空のようになりたい」
と口ずさみながら
トリたちの朝食風景を眺めてみたり。
彼らにとってはお正月も関係ないしね。

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思ったよりも雲が出ていた東の空。
街灯の明かりは既に消えている時間、
ランプに朝日が灯っているように燃えている。

Dscn0611
遠くミケランジェロ広場の向こうから日が昇る。
Ponte Vecchioから朝日に照らされる上流を臨む。
ポンテヴェッキオの上には数人の観光客が
同じようにカメラを構え、
おじさんが旅行者をナンパしていた。
元旦とはいえ世の中はやっぱり下世話なんだな。

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そんなに厳しい冷え込みではなかったとはいえ、
カメラを構えるたびに手袋を外すと
かなり手が痛かった。
元旦の街中はまだ昨夜の名残のゴミが散乱しているけれど
人も車も少なかったので、
散歩初めのレイラはリードなしで。
ミケランジェロ広場に上る階段も
その華奢な脚で一人で一生懸命進むレイラ。
2歳になって体力もついたか
途中で抱っこをせがまなかったものね。

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ということで辿り着いたミケランジェロ広場。
定番の絵はがきフィレンツェ、朝日に輝く版。
このあとで少し雲が晴れて来るのはわかっていたんだけど、
光り待ちしていたら
レイラが寒がってプルプル震えだしたので断念して帰路に。

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初日がようやく昇ったところ。
ダヴィデと2012年初日。

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ミケランジェロ広場から下りてきて
Ponte alle Grazieを渡り、Giardino di Bardiniの向かい側。
ちょうど庭園の上に綺麗な青空が広がっていて
良い年明けだなと感慨深く。

このあと汚れた街中を突っ切り
共和国広場のPaskoskiで
コルネットとカプチーノの朝食をいただいて帰宅。
良いお正月です。

2012年の抱負。
「時間を制す」
「他人の好意はありがたくいただく」
どちらも2011年にうまくできずに
色々ネックになったので
今年は時間を制し
人の好意には少しずつ甘えられるように。


KIKKAWA KOJI LIVE 2011 「KEEP ON KICKIN' & SINGIN'」

2012-01-01 01:40:41 | 旅行記
年が変わってもまだ続く秋の帰国旅行記(笑)。
しかもブログ初めは吉川晃司ネタ。
これでこそ!!

昨年の秋の帰国のメインイベント。
7月30日にComplexの復活から始まった
吉川晃司の「日本一心」。
この旗にかける吉川さんの想いを
私もずっと抱きしめていたいと思っています。

12月30・31日のツアーファイナルまで
参戦するつもりだったけれど、
仕事の関係で断念。

もう10月30日の横浜アリーナは
ネタバレしてはいけないかと
ずっと温存してたら、
ツアー終わっちゃったしね。
セットリスト
1.1990
2.ランブリングマン
3.イマジンヒーローズ
4.恋をとめないで
5.Venus
6.レインダンスがきこえる
7.jealousyを微笑みにかえて
8.終わらないサンセット
9.イノセントスカイ
10.クラウディハート
11.ブラックコルベット
12.セックスクライム
13.modern-vision2007
14.Tarzan
15.サバンナの夜
16.ラビアンローズ
17.スピード
18.ボディ&ソウル
19.フェイム&マネー
20.トウキョーサーカス
21.ジューシージャングル
????????????????-
22.キスに撃たれて眠りたい
23.あの夏を忘れない


このツアー本当に心が痺れる最高の出来だと思います。
これまでどのツアーもそれぞれよかったけどね。
Complexもそうだったけど、
感極まって泣いちゃったからね、今回もまた。

ファイナル終えての吉川さんの声
12月31日ファイナルのセットリストはこちら。
【2011年12月31日(土)@国立代々木競技場第二体育館 セットリスト】
01.1990
02.RAMBRING MAN
03.IMAGINE HEROS
04.恋を止めないで
05.VENUS~迷い子の未来~
06.RAIN DANCEがきこえる
07.ジェラシーを微笑みにかえて
08.終わらないSunSet
09.INNOCENT SKY
10.Cloudy Heart
11.Black Corcette'98
12.MODERN VISION2007
13.TARZAN
14.サバンナの夜
15.LA VIE EN ROSE
16.SPEED
17.Mr.Body&Soul
18.Fame&Money
19.The Gundogs
20.Juicy Jungle
-ENCORE-
21.BOY'S LIFE
22.あの夏を忘れない

吉川晃司ネタですからついでにこれも。
彼が3月11日以降、
これまでの物差しをすべて捨てて掲げた日本一心について
などもろもろ。
Edge of Heartのブログ。

吉川晃司の同志で良かった。