不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Passaporto per cane

2013-07-16 23:41:00 | Billy,Layla e Ciccino
レイラとあちこち旅行したいなぁ。

基本的にはイタリア大好きなので、
イタリアの領土から出ることは考えていませんが、
国境近くでちょっとだけ他国に入る可能性もあるので
念のためにワンコ用のパスポートを作成することに。

ユーロ圏内では
各国の様式の違う書類の煩わしさを避け、
ペットとより自由に行き来ができるようにという目的で
加盟国内には
共有のペット用パスポートが存在しています。

フィレンツェでは
ワンコの登録やこういうペットの書類に関しては
取り扱う役所が二カ所あり、
我が家から近いところは徒歩で約30分。

完全な予約制なので、
金曜日に電話でパスポート作りたい旨を電話で伝えて
火曜日の9:30のアポを取りました。

朝の散歩も兼ねて30分レイラと歩いて出かけ
到着したViale Corsica 4。
Dscn7945
この周辺、殺風景で面白くもなんともないんですが。

敷地内はもっと殺風景で、寂れていて、
どうしてこんなところにオフィス構えておくのかなぁって
いつも疑問。

早めに到着して、開いていた扉に声かけたら
あと15分したら隣の扉が開くからそっちで待っててね、と。
Dscn7946
この殺風景な扉が、ちゃんと9:30になったら、開きました。
でも秘書のおばちゃんは来たけど、獣医さん来ず(笑)。
10分遅れで来て、手続き開始。

とはいっても。
何されるのかわからなくて怯えて私の腕に抱かれるレイラを
ちらりと見て
「どこ行くの?」と質問。
フランス、スイス、オーストリアの国境辺りへと答えると
ふぅぅんって感じで、
おもむろにマイクロチップの読み取り器を手にして
レイラに近づいて、ピッ。
個体確認しただけ。
健康チェックもなにもなく(笑)
もっていったワクチン注射の冊子から必要事項を書き写して
判子押してサインして発行。
55ユーロなり。

簡単すぎ(爆)。
もうちょっとワンコの健康状態とか診るのかと思ったけどねぇ。

というわけで、9:40から始まって9:45に終了。
確かに私の他にも15分刻みで他のアポイントが入っていて
待合室は賑わっていたけど、
この調子ならちゃんと捌けるわけだ、遅刻してきても(笑)。

このパスポートは一生更新の必要はないらしいけれど、
毎年ワクチン注射の情報は追記していくんだろうなぁ。

さて、レイラどこ行こうか?!
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