超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">真夏日の夜聞くソナタ</span>

2011-08-10 18:22:34 | 無題

先日は書を閉じ、DENONのギュンター・ヴァントのブルックナーの八番をDVDで見る。
そのあとケルン放送響とのCDでギュンター・ヴァントのブルックナーの九番を大音量で聞く。
友人から電話で明大前の改札に8時20分に待ち合わせて、明大前の「宮古」という沖縄料理店に行く。
カウンター席で飲む。狭いが繁盛している。
スクガラス豆腐乗せ、ラフティ、ゴーヤと豚肉とポーク缶と厚揚げのミックス・チャンプルーと、宮古焼というお好み焼き風焼きそばとビールを頼む。
友人が休みに高知と徳島に行くというので龍馬伝の話になる。
近藤正臣の山内容堂公は怪演だった、鯨のように酒を飲み、目を剥く所が良かった、大森南朋の武市半平太も怪優ぶりを発揮していた、後藤象二郎(青木崇高)と龍馬(福山雅治)の関係も面白かった、向田邦子ドラマのガムランは深川バロン倶楽部という日本の団体の演奏らしい、と話す。

帰って向田邦子ドラマ胡桃の部屋見る。ガムランは今回目立たない。竹下景子は過食症の役。
夜にバレンボイム演奏の三大ピアノソナタ、悲愴・月光・熱情を聞く。
前に店でシューベルトの即興曲をゆっくりと噛み締めるように印象的に弾くCDが掛かっていて、誰かと思ったらバレンボイムだったという記憶がある。
そんなバレンボイムがベートーヴェンをどう弾くのか興味があった。
HMVのCD評では評判は余り良くないが、クレンペラーも驚いた天才ピアニストがそんなに悪いはずがあるだろうかという思いもあった。
聞いてみるとやはりゆっくりと噛み締めるように、溜めを作りながら押し出しは強く、印象的に弾く。
ケンプやバックハウスは別格として、現代のピアニストでは印象的に弾けるほうではないかと思った。
フルトヴェングラーに似たベートーヴェン交響曲全集を振ったり、指揮者として有名なバレンボイムである。
最近はピアノの腕が落ちたという噂もあるが、バレンボイムの初心の純な部分を垣間見たようで、ちょっと嬉しい。
真夏日の室温に耐え夜遅く改めて聞くソナタ切なく



コメント
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