超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・聖夜前

2023-12-08 00:03:19 | 自作俳句
寒暁に残り六分の二が書けり
柊木の小物リースを戸に飾る
寒暖差風邪引かぬようまめに着る

ホイップとスポンジ台を用意せり
十二月冬休みまであと少し
この一年どう過ごしても年の暮れ

戰さ世の終わりを望む除夜の鐘
歳の市サイズ違いは諦める
ご婦人が年越し蕎麦の立ち話

龍の玉青々光る聖夜前
冬萌えに遠くの人の汗光る
冷えた顔手で温めて帰り花
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