超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

板橋で「毛皮を着たビーナス」を観劇

2023-12-16 18:52:24 | 無題
板橋区役所前の小劇場で、
「毛皮を着たビーナス」を観劇してきた。
マゾッホ原案、こしばきこう氏脚本。
舞台を日本に置き換えて、
脚本家と女性編集者が主人公。
脚本家の書いた原稿を、二人で朗読する
体裁で、原稿の内容と、マゾッホの作品と
朗読する二人の虚実入り混じった世界が
幾重にもなって、疑似恋愛的な関係が、
一種のごっこ遊びとして繰り広げられる。

過去に上演したハイナー・ミュラーの
「カルテット」劇のごっこ遊び感覚が、
この「毛皮を着たビーナス」にも
生かされていると感じた。

久々に見た文化的な劇場体験だった。

原稿とマゾッホ作と現代がミックスされた毛皮のビーナス

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S.フォスターを聞く聖夜前

2023-12-16 00:03:20 | 無題
今日は、クリスマスも近いし、ふと思い出して
ロジェ―・ワーグナー合唱団のS.フォスター名曲集&
黒人霊歌集の持っているCDを探したが、見つからなかった。
中古で買おうとも思ったが、
YouTubeで検索して、
フォスター名曲ピアノメドレー(近藤由貴さん演奏)
を繰り返し聞いてみた。

おおスザンナ、スワニー河、ケンタッキーの
我が家、夢見る人、など馴染みの懐かしい曲
ばかりで、歌で聞くより、ピアノのほうが新鮮
だった。
おおスザンナとか、フォークロックのBYRDSが
カバーしていたりして、お茶らけで演っているのか
と思ったら、ボブ・ディランのカバーで
一世を風靡した後、「ロデオの恋人」を初めとして
カントリーロックにBYRDSは転向した。
「バラード・オブ・イージーライダー」は、
ディランふうの名曲である。

古き良きアメリカ的な旋律のフォスターなどを聞く聖夜前
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