超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

デイライフとタスマニア響

2021-05-24 17:59:32 | 無題
今日もテレワークを終え、夕方、近郊の専門店街まで散歩した。
自粛下でお茶するのも気が引けるが、席が空いていたので
はちみつトーストとホット珈琲を食してきた。
スーパーで道産カレーのレトルトパックを見る。
大体400円ぐらいで函館その他のおいしそうな道産カレー
が売っている。道内は300円ぐらいで売ってほしい。
角煮の黒カレーとか好みの道産カレーに目星を付ける。
帰りに靴量販店で、エドウィンの合皮スニーカーの焦げ茶
買って帰ってくる。
テレワークのひと月延長が決定した。
空いた時間に好きに楽しむしか手はない。
夜は、ポーセリン&タスマニア響の珍しい
ピアノ伴奏つきベートーヴェン交響曲全集を
聞いている。
ピアノ伴奏は控えめだが、珍盤で面白い。
交響曲にピアノ伴奏をつけるのは、唯一無二である。
けっこう、小波のように美しくピアノ伴奏が鳴る。
my bright tomorrow, where are you today,
why can't you come now and carry me away ?

タスマニア伴奏つきの珍しい交響曲で日々を継ぎ足す
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北のホリデイライフ

2021-05-23 15:36:09 | 無題
テレワークの後、月寒川岸を散歩して、福住グリーン公園
行って来る。住宅街のチューリップや川岸のタンポポや
遅咲きの桜など、花盛りなのを見てくる。
テレワークの解除は見込めない模様。
今はパーヴォ・ヤルヴィのマーラー6番をBlu-rayで
観ている。
先ほど通り雨が降って、地面は濡れている。
火曜日の午前中にドライストレッチサッカージャケット
が届く予定。
それ以外特に、心ときめく予定もない。
数週間、喉が痛かったが、治ってきた。
大根はちみつ汁の効き目かも知れない。
マーラー6番は緊迫感がある。
途中、美しい音が交互に入る。
完成度の高い交響曲だと言える。
近郊の専門店街に土日に行くのも控えている。
そのうち明るい未来になるつもり。

月寒の川辺の岸は花盛り翼の生えたいのち見上げる
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パーヴォのマーラー観る4

2021-05-18 22:54:22 | 無題
パーヴォ・ヤルヴィ、フランクフルト放送響のマーラー7番を
Blu-rayで観る。
喜怒哀楽、様々な感情の綾がこの大曲を織り成している。
ユーモアあり、緊迫感あり、憂愁もありつつ、フィナーレは
感動の大団円を迎える。マーラーのなかでは、一番起伏に富んだ
楽しい曲と言える。パーヴォは時に茶目っ気たっぷりに、時に
凛々しくこの大曲を途切れなく振り切る。
パーヴォのマーラー9番は静かに始まり、耽美的でありながら
現代音楽を予見させるものを秘めている。
静かな所でも全力で振り、オーケストラもそれに応えている。
第2楽章は強いアクセントをつけ、ゆっくり低音でリズムを
刻みながら、ユーモラスなものを頻繁に登場させ、聴衆を
思いきり楽しませる。
第3楽章はロンド・バーレスクで、マーラーは残された人々の
心を和ませるために、お道化て見せているような慈愛に満ちた
笑いを披露する。
第4楽章は美の極北で、パーヴォは渾身の力を振り絞って、
この彼岸の音楽を奏でる。
弦楽の美しさが十二分に生かされ、マーラーが至った天界の
旋律が人を地上から踏み出させる。静かに旅立つように、
美の極北はピアニッシモで終わる。パーヴォも観客も、
余りのことに目が潤んでいるように見える。
10番アダージョは地上を名残惜しむマーラーが届けた、
交響宇宙のあとがきのように永遠の時を奏でる。
最後にパーヴォは深々とお辞儀をして、指揮棒を置く。
いいものを見た。

作曲の音の宇宙の極北をそっと残して天に近づく
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パーヴォのマーラーを観る3

2021-05-17 16:45:24 | 無題
仕事の合間に、パーヴォ・ヤルヴィとフランクフルト放送響の
マーラー6番をBlu-rayで鑑賞する。
マーラー6番はマーチ調でズンズン進み、テンション上がる。
時折入る美しい旋律に心奪われる。
フランクフルトの聖堂の録音で昼の陽射しが差し込む。
ここでもパーヴォは機動的でスポーティな指揮をする。
5番6番が入ったこの3枚目がいちばん好きかも知れない。
今日は福住グリーン公園まで往復してくる。
帰って通販でドライストレッチサッカージャケット
取り寄せる。
散歩にもテレワークにも使えると判断した。
夕食は、中東ふうシシカバブ&ヨーグルト。
最近、知り合いと疎遠になりがちだ。
当世、これが当たり前になりつつある。
バレンボイムのプロムス・コンサートで
ベートーヴェンの交響曲チクルスを観たり、
パーヴォ・ヤルヴィのマーラーBlu-ray全集で
何とか生き延びるつもり。

前進を続ける生の輝きを伝える曲で息がつけそう
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パーヴォのマーラー観る2

2021-05-17 05:26:06 | 無題
昨日はパーヴォ・ヤルヴィのBlu-ray全集から、まずマーラー3番を聞いた。
長大なマーラー3番の山あり谷ありを丁寧に歌わせる。
歌詞のニーチェの「ツァラトゥストラ」の引用は、酔える歌の「快楽は永遠を欲する」
の部分だった。
それから子ども合唱が、ペテロの罪は許されたという聖書の祝福の引用を歌い、最終章
のアダージェットが極美に悠大に永遠を奏でて終わる。
心打たれる。
午後、マーラー4番を見る。
4番は小品だと思っていたのに、こんなに迫力のある壮大で美しい大曲とは
知らなかった。
パーヴォのマーラー5番も、充実する。立体的で喧騒も含んだ劇的な名曲。
アダージェットとそれに続く最終章に釘づけ。
昨日は3曲鑑賞したが、マーラーの交響曲は、どれもスケールの大きい
感動巨編だと気づかされた。
パーヴォ・ヤルヴィの指揮とフランクフルト放送響の演奏は、
どれも外れがなくその偉大さを伝えてくれる。
よく動く、パーヴォの活発な指揮ぶりが溌剌としている。
充実のBlu-ray全集で満たされている。

聴衆に罪の許しと永遠を訴えかけるマーラーの巨編

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