超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

師走も走らず転ばないように

2022-12-21 08:46:33 | 無題
12月の仕事もあと僅かになり、慎重に終わらせようとしている。
今日は、路面が凍ってそうで、恐る恐る足を置きつつ、
何事もなく、往復しなくてはいけない。
ジェルジ・ルカーチやジャック・アタリや、
マルティン・ブーバーの本が少しずつ届いている。
何か取り組む作文に結びつくヒントを探している。
音楽は、メシアンのオルガン作品全集(ウィレム・タンケ演奏)
を聞いている。
底抜けに深い音世界に戦慄さえ覚える。
正月は叔父さんの家に、ご挨拶に行く予定。
その前に、友人がZOOM飲み会しようとのこと。
春に帰京したら、豪徳寺や梅が丘辺りで、
久しぶりに談笑しようと話している。
今から楽しみ。

底抜けの深みに誘うオルガンに導かれつつ道標を探す
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加藤繁樹著の短歌で福音書読む

2022-12-18 05:56:05 | 無題
今年は、加藤繁樹著「短歌で読む新約聖書」のうち、ヨハネの福音書より
いくつか紹介する。

永遠の初めにことばありにけり 光となりて命はぐくむ
聖霊が鳩の如く舞い来たり イエスの上にとどまりにけり
水がめにぶどう酒溢れ婚礼に イエスは栄光あらわされけり
神殿を三日間にて建てなんと イエスは決意告げられにけり
洗礼のさきがけをなすヨハネかな イエスの道を切り開きたり
神の御子イエス湖面に立ち給い 荒れる湖水をしずめ給えり
キリストの命のパンはとこしえに亡ぶことなく夜を照らすなり
群衆はみわざをなせるその人を キリストなりやととまどいにけり
パリサイの人はイエスを捕えんと 策をめぐらし祭を待てり
われ去れば世の隅々を照らしゆく 聖なる光り仰ぎみるらん
十字架と復活の時来りたり 栄光の道歩ませ給え
ここに来て使徒たちすべて悟らさる イエスのすべて神より来るを
無防備なイエスに平手くらわせて いばらの冠のせにけるかな
渇きたりとイエスはぶどう酒ふくまれて すべてをおえて天に上らる

この本、評価されていないが、すごい本だと思う。そのうち評価されるはず。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福住でそりすべり

2022-12-17 10:24:45 | 無題
今、月寒川を渡って、そり滑りをしてきた。
月寒川には、キタキツネが飛び回った足跡があった。
途中、ジェラーボというアイス屋さんの大きな窓の
下に、かわいい小さな雪だるまが5個ぐらい作って並べて
あった。
バス通りを渡って雪の晴れ間を、福住ふれあい公園の
小山で2,3回そり滑りを楽しんだ。
体の重みで加速がついてスリルがあり、結構
大人でも楽しい。
綿のうさぎをセーターの襟に挟んで、一緒に滑った。
冬の楽しみである。
千円ぐらいのホームセンターで買ったプラスチックの
水色のそりで、十分楽しめる。

公園の小山で今日はそり滑り加速がついて降りる快感
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今後の読書の方向を探る

2022-12-15 06:34:24 | 無題
あと、一週間とちょっとで今年の仕事が終わる。
11月一杯でヤマを越えた感があった。
まだ、油断できないが、クリスマスまでの
澄んだ空気を感じながら、一年の仕事を
無事終えたい。
今後の読書計画だが、経済哲学、
文明史でも少しずつ、落ち着いたら
読もうか、と思っている。
お世話になった方と話していたら、文明史なんかどうかな、
と教えてもらった。
それもいいな、と思い、数冊取り寄せて、待っている。
ルカーチのリアリズム志向が今一つ乗れないので、
ルカーチをお蔵入りさせて、文明史でも
取り組もうかと思っている。また、気が変って
軌道修正するかもしれないが、今の感触は
そんなところ。来年以降もいい本との出会いが
ありますように。

聖夜まで残る仕事はあと僅か取り組む本の感触を探る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歳時記俳句・冬の暮れ

2022-12-14 05:48:46 | 自作俳句
幼な子が地に灯を点す冬至かな
一年を思う暇なく去る師走
一年の重荷を下ろす年の暮れ
帰宅する頬も冷たし冬の星
手袋と帽子を仕舞う通勤時
早朝に縦横無尽除雪車や
手に取った本止められず湯冷めかな
底冷えのテレビに映る社会鍋
冬休み指折り数え雪野行く
最後まで渡せない花シクラメン
冬草を横切る犬の息白し
寒すぎるポリエステルの冬着かな
冬籠り郵便箱に光る本
本棚に春を集めて雪深し
年の瀬の流星群に託す春

年の瀬の流星群に託す春郵便箱に本も光りて



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする