折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

10月の朝に

2022年10月01日 | 名古屋城

名古屋城東の外堀にかかる清水橋



10月最初の朝は久しぶりに気持ちよく目が覚めた。いつもなら夜中に1度は起きるのに昨夜はぐっすり眠って気が付けば4時過ぎ。新聞を取りに出ると夜明けが遅くなってまだ暗い空に赤い星が見える。目を凝らすと満天の星。こんなに星を見たのは久しぶりのことでした。

10月は年に1度の「彩林展」開催の月です。5名の同好会で1人5点の出品。今年1月に会期が決まったので準備期間はおよそ9か月・・・ならば選ぶのに困るほどの作品があるのかと言えば、この期間に何をしていたのかと思うほど作品らしいものかありません。焦り始めた8月から9月、焦ってよいものが描けるはずもなく紙と絵具と時間の無駄ばかりを重ねていました。私の絵は薄い和紙に墨と水彩で描きます。額装するにはこれを表具屋さんで裏打ちしてもらう必要があるので搬入ギリギリにでは間に合わない。10月18日からの彩林展、表具屋さんにお願いするのは9月末と自分で決めていました。作品の出来はともかく今の自分にはこれくらいしかないのだと諦めて、昨日近くの表具屋さんに行ってきました。結局あわてて描いたものより展覧会を気にせず以前に描いたものの方が力が抜けていて良かったかと自分では思っています。だから普段からちゃんと描かなくちゃ・・・とは、いつもいつも思うことです。

表具屋さんに絵を預けた帰り道、近くの高架下で開かれていた青空市を覗いて野菜をいろいろ買いました。里芋、蓮根、南瓜、冬瓜、牛蒡・・・冬瓜汁に根菜の煮物と台所に立つのも気持ちが軽い。家の中もほったらかしたままなので少しはかたづけて、庭の草取りもして、おかげで昨夜はよっく眠れたのです。
涼しい今朝、さぼってばかりいた朝散歩に出かければこの解放感!ずぼらな私だから味わえるのかも。

気がかりがある時に手元に読みたい本があればそちらに逃げ込んでしまう私。だから図書館にもしばらく行っていませんでした。さあ今日は図書館にも行って来ましょう。読書の秋ですから。




散歩コース名古屋城二之丸にあるドルフィンズアリーナ
バスケットボール B リーグの開幕戦があるらしい


5:58 やっと日が昇る

※展覧会については後日お知らせします

一番は一番

2021年11月09日 | 名古屋城


名古屋城東南隅櫓



今年も名古屋城菊花大会が開かれて4日が審査の日でした。毎年兄も出品しているのですが、年々出品者が減って規模も縮小と寂しくなりました。私は審査が終わり結果の発表が掲示されるのを見計らって見に行きます。
兄は今年も部門別の最優秀賞とか優秀賞、入賞とかいただいていました。「すごいね!おめでとう!」と電話すると「最優秀と言ってもなぁ 出品者は一人だけだもんなぁ」と。「一人でも一番は一番でしょう」と私。出す方がいなくても頑張っているのですから本当にそう思います。今年は気候のせいで例年になく皆さんも出来が良くないとか、それでも秋の名古屋城に菊花大会は無くてはなりません。七五三で賑わう熱田神宮参道にも展示場所を設けていただいて「出してくれって言われるで作らなかんしなぁ」と言いながら、嬉しそうでした。来春には88歳、無理はきかなくなったらしいけれど…。
昨年も同じような事をブログに書きましたが、毎年毎年同じことを書けるって幸せなことと思っています。




六鉢一組  ひとりだけ出品の最高賞
記録写真撮りの後、鉢の並べ方や名札の挿し方などの配慮が足りないと兄はおカンムリ


菊花大会へ行ったことを姉に電話すると「来週いくつもり」と言いやはり「一番は一番だでねぇ、いいことだわ」と言います。その姉はもうすぐ85歳、コロナのために中止になっている地区のシニアの水泳大会が再開されれば出場するつもりだとか。コロナの前の大会では「80代になってからは優勝よ。年代別じゃエントリーは1人だからね~ 一番でもドベダけどね」と笑います。「ドベ」って「ビリ」のことです。


なんにでも参加できる元気が一番、参加者一人でも一番は一番!
私は兄や姉とは違って昔から一番よりはドベ専門、でも長生きして生き残れば何かの一番に・・・なれるか・・・な。





出品するには花が咲くのが遅すぎた3鉢を借りてわが家の玄関に
兄は時々家の前を通るので通りから見映えがしそうな場所に置いて枯らさないように




見つけた冬鳥

2021年01月08日 | 名古屋城
 名古屋城 1/6




三が日が過ぎてウオーキングを再会しました。とりあえず自転車で名城公園へ行き、気の向くままに歩いて簡単スケッチ。膝の調子も良さそうな6日は名古屋城をひと回り3キロを歩きました。散歩の休みが長かったので体の様子を見ながらゆっくりと歩いて風景を楽しんでちょっとスケッチも。ゆっくり歩けば気づくものもあるのが楽しい。クヌギの林を歩いていたら足元からワラワラと飛び立つ小鳥、スズメが・・・一羽だけ近くに飛ばずにいる鳥を見るとお腹が黄色くてアオジのようです。なぜか飛ばずに私を見てました。でも、慌てるとスマホでうまく写せない。




名古屋城の北西側は水を湛えた堀になっていて水鳥がいます。大きな白鳥は多分1羽だけで大小の鴨はそれぞれ種類があるのでしょうが、区別がつかずみんな鴨。その中に飛んだり浮かんだり賑やかなのはユリカモメ、ひところよりは少ない気がしますが今年も来ていました。幼い子供を連れたママがエサをちぎっては投げるとユリカモメは大騒ぎして間に白鳥が割り込んで水しぶきが上がります。あんなに喜ぶ餌って何だろうと思って「エサは何ですか?」と聞くと、いかにも内緒だと言う感じに握りしめたものをそっと見せてくれたのは一枚の半分ぐらいになった白菜でした。「白菜、食べるのね~」というと頷いたママはアジア系の人でした。エサやりは禁止なので話しかけられて困ったのか、そそくさと帰って行きました。チビちゃんは自転車にのせられてバイバイと手を振って。








県の体育館近くではヒタキを見かけたし大きなサザンカにはメジロの群れ、ゆっくり歩くと色々な鳥に出会えました。運動のためだけでなくブラブラ散歩すれば楽しみも増えるようです。




「街灯にユリカモメ」釧路川河口のカモメを思い出しました
あの時も今もカモメの形がカモメにならなくて・・・

名古屋城見物・本丸御殿

2020年11月08日 | 名古屋城



名古屋城二之丸庭園




名古屋城の菊花大会を見に行き急に思い付いて本丸御殿を見ることにしました。本丸御殿へ行く途中で公開中だった隅櫓へ寄り道、とても見学などと言える見方ではなくて見物です。それから再建された本丸御殿へ。

「尾張藩主の住居であり藩の政庁として1615年、徳川家康の命によって建てられました。昭和5年には天守閣と共に国宝となりましたが昭和20年の空襲により焼失。・・・古写真、実測図、文献が多数残りそれに基づいて忠実な復元を実現、400年の時を超えて築城当時のまま・・・」パンフレットより。
空襲が激しくなった昭和20年3月、襖絵、天井絵など取り外せるものは城内の乃木倉庫に保管されて焼失を免れました。いつ空襲があるかもしれない中を国宝の御殿から襖や天井絵を外して運び出した当時の人は偉かったと思います。この倉庫は明治の初めに煉瓦の上に漆喰を塗って火薬庫として作られたため焼けずに持ちこたえたました。建設当時名古屋鎮台に赴任していた乃木希典の名をとって乃木倉庫と呼ばれています。今回の復元では天井絵も襖絵も模写されて御殿に使われています。平成21年から復元工事が始まり平成30年に完成(天井絵の模写は継続中)




二之丸広場



公開され始めた頃は、まだ工事中だったこともあり参観者も多くて舞台装置の中をぞろぞろ歩いているだけのようであまり良い印象ではありませんでした。それからも御殿で日本刺繍の展覧会が開かれた時にも行きましたが、展覧会だけ見て帰って来た気がします。
それが最近知人から「ずいぶん広くなって変わったよ」と聞いて今回行ってみるとたしかにいくつもの建物が完成して、御殿らしくなっていました。

入る前にビデオで注意事項を聞き、靴を脱いで上がります。厚手の靴下以外はスリッパに履き替えます。私は年中木綿のソックスなのでそのままで。出来上がった当初はスリッパ無し、養生シートも無しで若い方は素足の方も多くて白木の床をペタペタ歩いていたそうです。それを見た檜専門の材木屋だった姉はビックリ。白木の床を素足で歩けば脂で汚れます。その時は畳にシートを掛けていたとかで「畳は張り替えられるけど、床板は張り替えられないでしょう。職員は分かってない」と、早速市に要望書を出すと市の対応も早くスリッパ500足を用意したとすぐ報告があったとは、姉の自慢話の一つです。そして今回私が気になったのは三代将軍家光公の上洛に合わせて増設されたという御成御殿の廊下のキズ、その一部に養生シートが施されておらずいくつもの丸い凹みがあるのです。「あらまぁ」と見ていると杖を突いたシニアさんが来られます。杖・・・この方の杖の先には土が付いたままで先端に滑り止めのゴムもないし、カバーをしなくてもいいのかしら。このままだとしたら全体の養生シートを外したらその下にはポコポコ凹みがあるのかも、などとちょっと心配な目で見てました。
自分でお城や市に要望書を出す勇気はないので姉に電話です。「うん、わかった。それはいかんねぇ。」この後はどうなるか・・・杖を使用する方にも建物の保護も両立できる方法で改善されるとよいのですが。


見てきた本丸御殿は立派でした。ここまで出来るなら天守閣も木造での再建は夢ではないのかもしれないと思えます。模写された絵は襖にはめられると出来た当初のきらびやかさを見せてくれますし、欄間の彫刻や襖絵の豪華さは実際に見て見ると迫力があります。なかでも柱や襖の金具の豪華さに惹かれました。「すごーい!」としか言葉が出て来ないのが残念です。
復元・・・にせもの、といった気持ちも少しはありましたが、こうした所で伝統の技法が使われ技術が伝わることも必要な事なのだろうと思いました。

上御膳所では「こんなきれいな所で火を焚いて、何を煮炊きしたんだろうか?」などと想像しながら楽しく見物して帰りました。




再建された天守閣と本丸御殿・天守閣は取り壊される予定



焼失前の写真


上洛殿


襖の釘隠し


柱の釘隠し


襖の引手


武将隊 加藤清正も足軽もマスク

名古屋城見物・東南隅櫓

2020年11月07日 | 名古屋城


隅櫓の下から




名古屋城二之丸広場で開かれていた菊花大会を見てから、人も少ないし時間もあったので久し振りに再建された御殿を見て見ようと思いました。
表二之門をくぐると右手に東南隅櫓があり普段は見学できないのですが年に何日かは開放されています。解放された日は行列が出来ていていつも私は通過していたのにコロナのせいか今回は並ぶ人が数人、で、並びました。見学を終えた人数だけ入れてもらえます。目的の本丸御殿へ行く前にちょっと寄り道、予定変更して寄り道はいつもの事。

東南隅櫓と西北隅櫓は戦災にあわず昔のまま残っているとだけしか知らず「いっぺん見てみよう」くらいの軽い気持ちでした。が、いざ入れるとなると櫓までの石段の急で高い事にちょっと不安を覚えながら一段ごとにドッコイショでした。櫓の中は薄暗く二階への階段には手すりは無くて急勾配なうえに踏板は狭い。心の中では「帰りはどうなるの」と心配しながら両手をついて登りました。二階をひと回りすると三階へこの階段には太くてツルツルの手すりがあって先ずヤレヤレ。太い柱に触れて昔の侍の気持ちを想像するつもりが階段を降ることばかり気になっていました。「バッグ持ちましょうか」と階段脇の係の人に言われて「大丈夫です」とは言ったもののはたから見ても不安な格好だったのでしょう。
何とか壁を伝って降り切るともうヤレヤレ。この階段をお侍さんは鎧を付けて駆け上がったのだろうと振り返っていると「次の方どうぞ」の声に階段の写真を撮るのも忘れて外に出ました。
「矢印の方向に行かれれば南西隅櫓も公開していますよ」と声を掛けていただけましたが、もうもうパスさせていただきました。そういえば数年前に松本城の天守閣の階段を途中で棄権したことがあったことを思い出しました。昔仕様の階段は私には無理なようです。
重要文化財でもありいろいろな工夫を凝らされた箇所もあるのに、階段が怖かったことばかり印象に残った隅櫓でした。

帰りに見上げれば白い壁が陽に映えて櫓はとてもきれいでした。




櫓までの石段 若いお二人ばっかり・・・


二階・太い柱と板の間


三階の高い天井


西北隅櫓

本丸御殿は次回に。

花咲ジジさん

2020年11月06日 | 名古屋城



左へ曲がれば名古屋城東門へ




今年も名古屋城菊花大会が10月25日から11月23日まで開かれています。5日の午前中に審査があるので毎年出品している兄の菊の結果はどうかと午後になって見に行きました。
ところが少し早すぎたようで審査結果がまだ張り出されておらず分からないまま、多分これだろうと思いながら見てきました。
よしずで囲われた展示場には紫の幕に朱い房を垂らして台の上に並ぶ赤白黄色の菊の花、お城に良く似合う風景だと思います。少し気になるのは広い展示場所の割には年々出品者が少なくなって花の数も減っていること。ここも若い方の参加が少ないからのようです。
兄にしても大きな鉢を移動する体力がなくなったので小さく育てる「だるまづくり」が中心ですが、それでも3鉢セット、6鉢セットとなるとそれはそれで大変らしい。




細い花弁の三色組


撮影中でゆっくり見られず・・・


平日のせいか晴天なのに人が少ないですね



家に帰って兄に電話をすると「今年は2種目で最優秀賞が貰えたぞ」と弾んだ声。その声の後ろから兄嫁さんが「まだ家にいいのがあるから見に来て欲しいのよ」と、さっそく徒歩5分の実家へ行っていっぱい褒めてきました。
「今夜は祝杯ね」「ちょっとよぉけ飲ましてもらえるかなぁ」お医者さんから晩酌の量を控えるように言われているのです。「今夜は特別でしょう」と私。「まぁ・・・ねぇ・・・」とは兄嫁さん。
熱田神宮の参道や菩提寺、フラワープラザへと貸し出しもして名古屋城での頒布会の出展用も用意して、花咲ジジさん86歳まだまだ花を咲かせています。

帰りに「これお前が好きな花だろう。持ってけ」と二鉢選んでくれたので借りてきました。
毎年借りては玄関前に置いておくと時々通りかかって「ええ具合いに咲いとる」と見て通るらしいので、私はとにかく枯らさないように水だけは忘れずにやることにしています。

お城をひと回り

2020年09月15日 | 名古屋城

「お堀沿いの松並木」ペンだけでスケッチ、家で色付け




体力維持のために散歩を始めてからコースを変えては季節の移り変わりを楽しんできました。
その中で静かで緑が多く歩きやすいのは何と言っても名古屋城の周囲です。自信がついたらお城の外周をひと回りするのが目標でした。距離にすれば最短3キロ、体力がつけば大回りの4キロコースも歩きたい。
 
15日の朝は自転車で出かけると予想以上に涼しくて、動いても身体が軽い。5時少し前の街角の温度表示は20℃。これなら念願のお城の外周を歩けそうな気がしました。

市役所駅横の駐輪場に自転車を置いてそこから散歩の始まりです。
空堀を左手に坂をダラダラ下って名城公園へ、公園内の道は一面のドングリで踏みつけながらガシャガシャ歩く。
そこから左手に天守を見ながら水を湛えたお堀沿いに西に進むと石垣の上に昔のまま残る隅櫓が曙色を残す堀の水にくっきり姿を映していて思わず立ち止まってしまいました。隅櫓の向こうに競ううように堀に姿を映すのはホテルナゴヤキャッスルです。1969年開業の天守閣を間近に見られる名門ホテルですが、今月30日で建て替えのため営業終了とか。再開は2024年予定。名門ホテルなんてまるでご縁の無い私、昔々アルバイトで家具に蒔絵を描いていた頃ここで開かれた婚礼家具の展示会に私のかかわったものも展示されて、並べていただいたことは嬉しかったのですが、プロの作家さんの絵付けされた家具と並ぶとどう見てもお粗末で安物っぽくて恥ずかしさもありました。もっとも値段も5分の1以下でしたけれど。あんなアルバイトは無理・・・私も雇って下さった工房の方も若かったからできたこと・・・。

ホテルの前からお堀に沿って坂を登り正門に着く頃には樹々の向こうに明るい太陽が覗いて、爽やかな青空です。
近くでちょっとだけスケッチ。



右がホテルナゴヤキャッスル 5:33


ホテル近くから堀の向こうに天守閣 5:38




すっかり夜が明けて散歩やジョギングの人が多くなったころ出発した市役所駅に着きました。
やった~!2・9キロ 5265歩・・・意外に少ない!
まずは足も大丈夫そうなのでこのコースが楽々歩けるようになったら、次の目標はもう少し大回りコース。
涼しくなってくれば楽しく歩けそうです。 



お城正門近くの桜並木 見出しのスケッチはこの先を右に曲がった所 5:44

ポカポカの日・名古屋城

2020年03月10日 | 名古屋城
 「二之丸広場の白モクレン」   



今日は雨、昨日9日は春真っ盛りのようなポッカポカの一日でした。
自転車で名古屋城へ行きました。歩けば20分、気楽に歩けるようになれば・・・まだです。

名古屋城は市内在住の高齢者は入場料100円、いろいろ問題があってまだ解体されない天守閣を見上げて二之丸庭園を歩きました。ここは大河ドラマにも登場する那古野(なごや)城跡、今川氏が城を築き織田氏が奪った後に一時は信長が城主となったこともある場所です。いつもはイベントが開かれたり武将隊の演舞があったりするのですが今は何も無く、人もかなり少なかった。少ないと言っても本当はこれくらいが丁度いいのではないかしら。来場者が多ければいいと言うものでもないと思います。たまに人が通り過ぎるだけの広々した芝生広場、一本だけ満開のオオカンザクラをのんびり楽しみました。


左に天守閣があるのですが…
  


青空に映える白モクレンをスケッチしてから行った梅林は紅梅が少し残るだけでもう終わりがけ。
テントを張った椿展を覗いて、行きつ戻りつして迷って悩んで「藪椿・ヤブツバキ」の苗を買いました。植える所などないのに欲しかったヤブツバキ、理想の姿とは少し違いますが理想の姿に出会うのはいつの事かと思って買ってしまいました。

コロナ騒ぎで遠出はできないけれど近くても出かければ発見も出会いもある。穴籠りばかりでは心まで弱って来そうです。雨が上がったらまた出かけよう!



  「梅林」


三の丸庭園

2019年12月14日 | 名古屋城
   「三の丸庭園入口」


郵便局まで出たついでに官庁街の紅葉を見に行きました。
名古屋城外堀の内側一帯に市役所、県庁、各省庁や病院があります。その一番東のはずれに愛知県公館、知事公舎、名古屋市公館が並びよく手入れされた木々や凝った敷石の歩道の雰囲気がよくて散歩に好きな道です。知事公舎の前からテレビ塔を見ながらスケッチを始めると歩道の掃除が始まってしまい早々に退散。



   「知事公舎前から」




少し先にある名古屋市公館に隣接する三の丸庭園入り口でもう一枚。
ここは外堀に面して築かれた土塁に茂る林を借景にして枯山水が造られています。門から入って見たかったのですが庭を見下ろすように建つ公館で催しものがあるようなので門からのぞいただけで遠慮しました。
近づくとこの門がかなり傷んでいます。外からのお客様をお迎えする場所なのに河村市長さん何とかしてくだいませんか。


ここから南へ外堀を渡って堀に沿ってゆくと名残の紅葉がきれいでした。
空堀から高い土塁までの間に木が悠々と茂っていい感じ。以前は堀の底を電車が走っていたなんて思えないくらい自然です。私の手には負えない風景でただ眺めただけになりました。




  「名古屋城外堀・空堀」

兄と姉と私

2019年11月07日 | 名古屋城



私は5人兄弟。上の2人はすでになく兄と姉と私の3人が残りました。
コツコツ形の兄、何事にも活発な姉、私は・・・自分のことはよく分からない。
85歳の兄は花作りに夢中、今年も「名古屋城菊花大会」に出品しています。
5日が審査と言う事なので結果が表示される6日に見に行ってきました。
出品した菊は最高賞こそ逃しましたが「6鉢1組 大菊だるま作り」は優秀賞に、他にも受賞したり
入選したりしているので早速電話すると「うん、まぁまぁかな~」と嬉しそう。
夏の暑い盛りにも庭にかがんで手入れに夢中でした。これが元気の素なのだと思います。




 「6鉢1組 だるま作り」






家で新聞を見ていると投書の欄に姉の名前発見!また投書したとは聞いていましたがあれからだいぶ
経ったので今回は採用されなかったのだろうと思っていたところでした。
内容は地区のマスターズ水泳大会に出て50m泳いだこと。結果は1位だったのにそれは書いてなかった。
50m平泳ぎの80代出場者が1人しかいなかったからって、1位は1位ですよ。
今の私は50mプールに飛び込んだら向こうまでたどり着ける自信はないですから。
早速メール「見たよ~!」と。いつも忙しい姉からすぐ「ありがとね」と返信メールが来ました。

趣味は違っていても来年の大会を目指している兄と姉、妹なのだから私も老け込んではいられない。
負けずにまた展覧会を目指してスケッチを続けなくちゃ!




「本丸表二之丸門」ここを通ると御殿と天守閣

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