折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

大連の宿舎・・・中国の思い出

2016年05月29日 | 旅行
大連の宿舎

先日の展覧会がきっかけとなり、夫が中国へ日本語教師として赴任した時の
グループの団長さんと久しぶりで連絡を取りました。
その方は現在、北海道で中国語と水彩画を趣味に悠々自適のお暮らしとか。。

夫の2度目の赴任地は大連でした。中国の方達も憧れる住みやすい街です。
団長さんも大連の別の学校に赴任されていました。

赴任先の宿舎は校内にあり、6階建ての1階101号室が夫の部屋。
重くて頑丈な扉を2枚開けてやっと部屋に入れます。
2LDK結構広いのですが・・・部屋代、光熱費は無料なので仕方ない
とはいえ壁も床も所々はがれて壊れそうなテーブル、傾いたベッド、
浴槽の下からはあまり見かけないゲジゲジの仲間らしいのが顔を出して
・・・はじめはびっくり。
しかし、汚れた壁にカレンダー、坂本冬美の大きなポスターと猫のミーちゃんの
写真(女房の写真はなし)を張ると少しはましに。
住めば都、学習意欲旺盛な学生達に夫は生き生きしていました。

6階にはアメリカ人が2人、トムさんとメアリーさん。なんだか中学の
英語の教科書に出てきそうな名前、明るくて気さくなアメリカ人。
彼等の部屋は見晴らし抜群の最上階の6階、但しエレベーター無し。
「忘れ物をしたら大変!」「毎日 exerciseよ!」と。

わからない言葉と身振りで話しかけてくれる門番さんたち、私の言う事を
何とか理解しようと集まってくれる購買の人達。
楽しかった想い出がいっぱいの大連の宿舎です。

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