折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

また来年、再来年・・・

2020年09月30日 | 
アカマンマ




先日の同好会で年に1回の展覧会は中止と決まりました。11月25日から開催の予定でした。開催するなら案内葉書を作成するギリギリの時期。ですがコロナの不安を感じながらの展覧会では案内葉書を出してよいのかどうか。今年32回目となるはずだった「彩林展」私が参加するようになって20年以上のうち開催しなかった年は会場が確保できなかった時くらいだと思います。そんなに続いたのに新型コロナには勝てませんでした。
先生がいらしたときは20人近くもいたお仲間、亡くなられて同好会となり16年、現在は4名。
また来年、再来年、これからもずっと続けよう!と決めました。

会場で発表する作品を描かなくてもよいと決まったら、気持ちが楽になりました。そんなに重荷になっていたつもりはないのですが、私なりに無理していたようです。当分気楽なスケッチができる気がします。夏の間中出しっぱなしだった大きめの作品用の道具もしばらくは片づけて気楽にいこうと思います。

「普段描いている中でいいものを出品するべきで展覧会のために描くのでは本当ではない」と言われたことがあります。それはそうだとは、思いました。そう忠告してくれた彼女は常に完成度の高い作品を数多く描き続けて何年か前にプッツリと絵を止めました。「もう描くだけ描いたから」と。見事な方向転換でした。凄いなぁと思うものの私はやり切ったと言えるほどのこともしていないし次に向かう目標もない。完成したつもりの作品に手を入れてしばしばダメにする私。これからも迷いながら続けるでしょう。迷った時には先生がいらしたらと、まだそんなことを思っています。

展覧会が中止になってがっかりしてホッとして・・・それでもやはりがっかりしています。



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