折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

菖蒲 アヤメ

2017年05月16日 | 日記

  「アヤメ」


アヤメは我が家にはないし、花屋さんに切り花として見かけることもあまりない。

先日の同好会でいただいてきたアヤメは翌日つぼみがスッキリ咲きました。
花菖蒲ほどの華やかさも杜若のきりりとした気品も少ないけれど親しみやすい気がします。

まだ10代の頃、学校近くのお宅の塀際にアヤメが沢山咲いていました。
あまりきれいなので私は断りもなく道端に座り込んでスケッチしていました。
しばらくしてその家の方が出てこられ何をお話したか覚えていないのですが玄関の内で
お茶をご馳走になりました。

今ではすっかり様子が変わりそのあたりの道を通ってももうアヤメの家は見つかりません。
あの頃からずっと描き続けていたら・・・いえいえ、まだ、これから・・・と、思いましょ。


今日から「第17回彩青展」が始まります。
昨日は出品者全員と額縁屋さんのGAROさんに手伝っていただいて2時間ほどワイワイと
飾りつけ、持ち寄ったお花も飾って準備OK! 
お客様をお待ちするばかりになりました。


  
「第1回彩青展を開催した蔵のギャラリー」  あら、16年前のこの日は私の誕生日だった

ヒトツバタゴの並木

2017年05月15日 | 日記
  「ヒトツバタゴの並木」

名古屋の中心を名古屋駅から東に走る桜通り、駅近くは銀杏の並木。
そこからしばらく東へ行くとヒトツバタゴの並木が続き、今真っ盛り。
雪が積もったように真っ白な花をモコモコつけて遠くから見ると何の木だろうと思います。
だから別名「なんじゃもんじゃ」なのでしょうか。

並木のある歩道を行くと風に舞いながら白い花がそれこそ雪のように散りかかり
とても爽やかな風景です。

木曽川流域と長崎県対馬だけに自生し自生地は天然記念物に指定されています。
随分離れた所に自生したのは小鳥の仕事? 自然の不思議。

ヒトツバトゴ、卯の花、ヤマボウシ、コデマリなど 初夏には白い花がステキです。
この爽やかな花を白い紙に描くのはチョット苦手・・・。


今日は展覧会搬入の日、どんなふうに飾りつけができるか楽しみです。
みんなでワイワイ2時間、最後に集合写真を撮って搬入終了の予定です。

  「エゴ」

おかあさんとおばあちゃん

2017年05月14日 | 日記
「飾るけーき」

 

母の日を前に娘一家が来て早めのプレゼントをもらいました。
孫のKちゃんが取り合わせて作ったほんとのスポンジに造花や本物そっくりに絞り出した
生クリームなどで飾ったケーキです。
「食べちゃダメ。差したシナモンの棒だけは本物だから時々匂いかいでね」
食べたくなるほどよくできていて、色々な新しいものがあるものと感心します。
他にはガラスのネックレスも。



「ネックレス」


Kちゃんは少し前まで私と娘の関係が理解できずに
「お母さんは おばあちゃんのことお母さんて言うの 変だよね」と言ってました。
おばあちゃんだって昔からおばあちゃんだった訳ではないわ・・・
「お母さんが大きくなったらおばあちゃんになって おばあちゃんは大きくなると何になるの?」
「・・・おおお~ばぁ~ちゃんかしらねぇ・・・」

ほんと なにになるのかしらね・・・当分はおばあちゃんのつもりですが。









展覧会が近づいて

2017年05月13日 | 彩青展
「百合」 


毎年のことなのに展覧会が近づくとなんだか落ち着かない。
何か準備することで忘れていないか・・・心配で仕方がないのです。
チェック表を作ってチェックを入れれば心配ないでしょうと言われるけれど
チェック表に不備がありそうで、また心配。

会場で貼るポスターや、目録の原稿、会からの案内状書きなどはお仲間の方が手伝ってくださるし、
他の作業もそれぞれ手伝っていただいて・・・でも、なんか忘れていそう。
会場でお配りする目録は原稿をメールで受けっとって私が家でプリントしています。
不足分を様子を見ながら追加印刷できるので無駄がなく便利なのです。
ところが先日からプリンターの調子が悪く、私には手に負えなくなってお客様相談室へ電話すると
「正規のインクと用紙を使用されないと故障がでやすいです」とのこと。
はい、それはよく分かってはいますが、正規品のインクの価格が高すぎます!
ネットで格安品を購入している私は、メンテナンスの手順だけはしっかり聞いて一晩かかってやり直し
なんとか印刷できるようになりました。
ヤレヤレ、とりあえず500枚完成!あとは様子見ながら・・・と。

また、私たちがお借りする会場をちょっと見に行って・・・ここにこう・・・どうかな・・・などと。
ほんとは心配しなくてもお仲間の協力でいつだってちゃんとできているのです。

こんなことも全部含めて展覧会を楽しんでいるのかなとも思います。


  「カトレア」 

再掲載 「彩青展」のお知らせ

2017年05月10日 | 彩青展


4月1日に早々とお知らせした展覧会がもう来週になりました。
再度お知らせです。

私と22名のお仲間の1年1度の展覧会。

水彩、墨、ペンなど自由に描いています。
はがき絵と小さな作品ですが、それぞれのあふれる気持ちを込めて描いています。
お近くの方は是非お出かけくださいませ。


2001年の第1回展覧会は連日雨でした。
小さなお蔵のギャラリーでしたが沢山の方に来ていただけて嬉しくて、もう17回目になりました。
さて、今年のお天気は・・・。

どうぞよろしくお願い致します。


中国旅行の思い出 青島(3)

2017年05月09日 | 中国の想い出
市内の洋風建築


青島旅行 4日目
大連へ帰る日。
朝食は近くの店で「小豆粥、ゆでたまご、揚げパン 2人分で5元」
安くておいしい。宿で食べるものより、外で普通の中国人の朝食と同じものが楽しい。

帰るために青島駅前の満席になったら発車という時間の定まらないバス(流水発車)に乗る。
来た時と同じ煙台へ向かう。
道はリンゴ畑の丘やトウモロコシ畑の道を走って走って4時間過ぎてやっと煙台へ。
なぜだか時間がかかり途中で乗客の激しい要望でトイレ休憩1回、要望しないと止まらないのか?
そう言えば上海から夫の住む蕪湖迄高速バスで行った時も5時間半から6時間、休憩は1回か
多くても小休止1回と食事休憩1回、食事休憩ない時もあり皆さん我慢強かった。


煙台で大連行きの高速船の切符を買おうとしたら「今日の分は売り切れ」と。
仕方がないので少し高い豪華船の2等船室にする。
1部屋に二段ベットが2つ、トイレとシャワー付き。
同室者は中国人の若い夫婦と7歳の女の子、若い父親は私達に気をつかってベッドのセットや
シャワーの使い方、案内放送等も英語で説明してくれる。
女の子はベッドに腰掛けてピアノの演奏の真似ごと。両親はとてもうれしそうに私たちを見るので
「ピアノ習っているの? それはすごいね!」とちょこっと中国語で褒めるとほんとに満足そう。
当時の中国ではピアノを習うのは凄い事だったのです。
もっともシャワー付きの豪華船に乗れるのだからゆとりのある方達だったのでしょう。
一人270元位?当時、師範学校を出て見習い教員さんの給料は1ヶ月1000元ほどでした。

煙台から大連へ渤海海峡





いつだったかお世話になった学校の幹部の一人を宿舎の部屋にお招きした時も奥さんと8歳の娘さんを
伴って来て私達の前で「今日はピアノ練習したか?」と聞くのです。
私達は「まぁ ピアノ習っているの? ピアノを持っているの!」と驚いて見せたことがありました。
私はお酒が好きだと聞いた幹部の男性お1人をお酒でもご一緒にのつもりでしたが、3人でいらして
びっくり!家に招待すると言う事は家族で、という事なのですね。知らなくて・・・おろおろ。
でも、ま、中国流に料理は沢山あまるように用意していたのでなんとかなりました。
ちらし寿司、ひじきの五目煮、胡麻和え、天ぷら、大連産のカニなどでした。
漆塗りの木のお椀をとても珍しがって「レンジは使えますか?」なんて聞いてらした。



7時間ほどの船旅は二段ベッドでウトウトするうちに夜遅い大連港につき タクシーで宿舎へ。
3泊4日の青島ミステリーツアーが終わり宿舎のギシギシいうベットにホッとしました。

中国旅行の思い出 青島(2)

2017年05月08日 | 中国の想い出
  「花石楼から」

青島の3日目 市内見物へ。
青島は日清戦争後にドイツ艦隊の母港となり、ドイツの植民地モデルとして整えられました。
今も西洋風の建築物や青島ビールなどドイツの影響が残っています。

街中の天主教堂、黄海につき出した桟橋、屋上の展望がよかった蒋介石の別荘「花石楼」など
色々見て回りました。人が多く、人人人の黒山の人だかりといった感じの場所が多かった。
海辺に行くと渚で大はしゃぎの人々…海のない地域から来てるのかな。
「地球の歩き方」片手にテクテク歩いて見て回ったけれど、覚えているのはこれくらい。

昼、街中の食堂で食べた焼きそば大盛がとても美味しかったこと。
夜、ニンニクいっぱいの焼肉と青島ビールで乾杯したこと。

記憶は食べたことばかりです。

「桟橋にて」

中国旅行の思い出 青島(1)

2017年05月07日 | 中国の想い出
  「青島市内の天主教堂」


古い話です。
2001年 中国大連に赴任中の夫と大連から青島(チンタオ)へ3泊4日の観光に出かけました。
大連港から高速船で山東半島の煙台へ、駅前を探し歩いてやっとマイクロバスに乗れました・・・1人30元。
ポプラやプラタナスの並木が美しいまっすぐな丘陵地を3時間半ほど走って 青島到着。
途中トイレ休憩はあるけれど、ここは中国の田舎我慢したほうがマシ。
ネットで探しておいた青島飯店について・・・ヤレヤレ1日終わり。

2日目は宿のお勧めの宿の前から出る1日ツアーバスに乗りました。
夫は中国語はほんの少し、後は英語が頼りなのですが地元のツアーでは英語は通じない。
地元の中国語は私はもちろん夫もよく分からない。
それでも料金を払ったのだからどこかには行けそうだと呑気に外を楽しんでいると車掌さんが
お金を集め始めました。ツアー代金は前払いしてあるので集金の理由が分からない。
一人25元、二人なので50元、理由の分からないお金は出せないと押し問答しても埒があかず
どうしたものかと思っていたら前の席の男性が振り向いて「山に入るための入山料が必要ですよ」と
日本語で説明してくれました。そういえば以前訪れた廬山でもそうだったと思い出しました。
「日本語上手ですね」
「僕、日本人ですから」
「中国に住まわれているのですか」
「仕事で上海に住んでます。今日は休暇で・・・」
そこまでは良かったのですが、夫が余計なことを聞きました。
隣にぴったり寄り添っている若い連れの女性のことを「奥さんですか」と。
「いえ・・・」それ以来振り向いてもくれませんでした。
でも、途中で下車する時は「ここで自由昼食です。2時30分までにバスに戻ること」と
教えてくれました。
何もわからず乗っていた私たちは大助かりでこの際二人の関係は関係なしです。

食堂で困ったときのはずれのないメニュー「茄子の炒め物、ご飯、トマトと卵のスープ」を注文。
周りの中国人が見つめていました。「外人は何食べるのだろう?」って感じです。


着いたのは青島の東90キロほどにある「ラオ山」
太清宮口からどんどん登って見晴らし台まで歩くと眼下には黄海と岸辺にはレンガ色の家並みが広がり
素晴らしい眺め。
気がつくとロープウエイが近くにあって…乗りたかったな・・・と。
とにかく教えられた2時半に間に合うよう山を降りるとバスの添乗員からチケットを渡されて
船に乗れと言う。
みんなが乗るからいいだろうと観光船に乗る…船に乗るなんて宿では聞いていなかったけど。
バスの説明も船の説明も何もわからないけれど、船からのラオシャンの眺めは素晴らしかった。
海に向かって岩山が幾重にも重なり荒々しい風景が続きました。
私達には行き先も予定もよく分から無いミステリーツアーでしたが、それはそれで思い出が沢山残りました。




乗船中に通り雨があり 太陽に暈がかかり神秘的でした。

スマホと補聴器

2017年05月06日 | 日記


この頃聴こえの悪さに困ることがしばしばで補聴器を買い替えました。
お試しで借りた機種の調子があまりに良かったので、かなり高価だけれど便利さには代えられないと
思い切って決めました。
補聴器は5年で買い替えといわれます。私はあと何回買い替えるのかしら,80,85,90・・・?
そう思えば高価でもぜいたく品ではないしと、思えます。
科学技術の進歩でドイツ製の補聴器にも日本語を聞き取りやすくする機能がつきました。
おかげで今は仲間の集まりでも7割くらいは聞こえている気がします。
あと5年後に買い替える時か、もっと聴こえが悪くなった頃には技術が一段と進んでいるはずと
希望が持てます。


テレビなどの機械音、人の会話の音とスイッチで切り替えると聞きやすくなります。
ただ、音の強弱の切り替えも小さなつまみなので「あれっ今どうなってるの」と
思う事があります。お店で聞くと「スマホがあればスマホで見ながら切り替えられますよ」と。
私はまだガラケーでした。
お店を出てから携帯屋さんを覗くとお客さんは誰もいないのでちょっと聞いてみることに。
そして買いしました。いつかはスマホに買い替えようと思っていましたが、新しいものを
覚えなければいけないことが億劫で先延ばしにしていたのです。

ざっと説明受けて「あとわからないことは」と言われても・・・?分からないことが??
それから絵のお仲間の家に押しかけて、とりあえず使えるようにしてもらい今はなんとか
最低限は使えます・・・どう かな?
スマホと補聴器がどうつながるのか不思議ですがともかく画面見ながら切り替えられるのです。


友人から「スマホ便利でしょう~!」とメールが来ると「悩みが増えた~」と返信。

そんなことで携帯がスマホに補聴器も新しくなりました。


「金蓮花・ナスタチューム」

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