ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2015.8.13 21年越しの夢叶う 北欧三カ国の旅へ出発!

2015-08-14 05:05:17 | 
 私の体調や息子の就職等を考えると、家族3人揃ってこんな遠距離の旅行が出来るのは、これが最後かもしれない・・・というわけで、清水の舞台から飛び降りる勢いで、今年の夏休みは夢にまで見た北欧旅行である。
 21年前に研修で訪れて以来、いつかまた来たい、息子に見せたい、今年こそ、今年こそは・・・と言い続けつつ、再発してからはもう無理かも・・・と、気付けば21年もの歳月が経った。
 病を得、3年経たずして再発して以来、海外旅行はすっかり縁遠いものになった。
 9年前、息子が小学校5年生の時、両親と5人でゴールドコーストに出かけた後すぐに取ったパスポートも、4年前の台湾、3年前のヴェトナムとまだ2回しか使っていない。来年には早くも失効してしまう。

 昨夜は夫の鼾で寝付けず、夜中は何度となく息子の布団かけに追われ、空調の効きも悪くやけに寝苦しく、殆ど眠れないまま朝を迎えた。今朝は足湯だけは済ませ、予定より早く集合時間の30分前に空港に到着した。
 ターミナルは早朝にも拘わらず早くもごった返している。チケットを頂き、スーツケースを預けて添乗員Sさんとご挨拶してスムーズに出国。ラウンジで朝食を摂り、搭乗時間までの2時間ほどをまったりと過ごす。
 
 今日は空路、森と湖の国、フィンランドはヘルシンキへ。機内で和食のランチを愉しんだ後は、新作映画を3本も鑑賞、デザートや軽食も頂き、予定より30分ほど早く到着した。9時間45分という久々の長時間にわたる空の旅だったが、フラットシートで横にもなれて快適だった。

 ヘルシンキ・バンター空港に到着。気温は19度、良いお天気である。ツアーメンバーで一旦集合して手荷物チェックとパスポートコントロール。今回はご夫婦2組、女性お一人様、私達3人の8名と添乗員Sさん合計9名の御一行である。
 空港は、北欧に来たことを実感させるセンスの良いインテリアで溢れている。どこもかしこも見渡す限り背の高い人たちばかりで、普段は上を見て話すこともないという息子もなんとなく圧倒されている模様。ここで時計を6時間遅らせ、カフェでお茶をして2時間弱を過ごす。やはり物価が高いことに驚く。500mlのミネラルウオーターが400円ほど、パックのサンドイッチが1000円、チョコバーも600円。空港値段ということでもなさそうだ。

 続いて乗継便で1時間15分ほどのフライトでノルウェー、オスロ・ガーデモーエン空港にやってきた。ここでまた時計を1時間遅らせる。日本との時差は夏時間で7時間だ。既に18時を過ぎているが、陽射しはまだまだ高く西日がきつく眩しい。真っ青な空で22度あるという。日の入りが21時過ぎで22時くらいまでは明るく、日の出は5時半とのこと。空港からバスに揺られて、ホテルにチェックイン出来たのが20時近く。もう疲労困憊、眠くてヨレヨレのヘロヘロである。とても夕食を摂りに出かける元気はなく、買っておいたパンで済ませることに。ホテルの傍を流れる川沿いに美しい散歩道があるようだが、とてもとても。

 今日はひたすら移動のみ。時差を考えると日本時間では既に14日早朝なので、完全徹夜状態である。今回の旅は夫と息子がツインルーム、私はツインルームのシングルユース。早速2人の部屋では電気トラブルのため、部屋を移る羽目に。せっかく向かいの部屋だったのに遠く離れてしまい、とんだ災難。またしても眠るのが遅くなってしまった。

 とにかく一刻も早く寝て、疲れを持ちこさないようにしなくては・・・。明日からは専用バスで観光開始である。
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