ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2023.2.1 如月初日の過ごし方

2023-02-01 23:09:32 | 日記

 昨夜はジムから帰ってきた夫と、なんだかこそばゆい恋愛モノドラマを視ながらお茶。入浴した後はコロンと眠った。このところ、明け方にお手洗いに目が覚めてそのまま二度寝が出来ないという中途半端なパターが続いていたが、寝る前のお茶が効いたのか丑三つ時に起きる羽目になり、その後は無事眠りにつけた。

 そして今朝。一月往ぬるの通り、今日から二月。本当に早い。
 洗濯機を廻しながら朝の瞑想ヨーガを終え、夫を送り出す。朝食を摂り、洗濯物をベランダに干す。今日は昨日より気温が上がるというが、朝の冷え込みは身体に沁みる。
 ネットのニュースに目を見張る。昨年11月末、勤務していた大学での刺傷事件の容疑者が死亡していたという。公開捜査に切り替えて数日後のことだというから、捕まらなかったわけである。それにしてもなんという後味の悪さだろう。

 今日は母がWさんサロンでマッサージの日。その後はいつもWさんとランチをご一緒して頂いているそうで、今日はそれに私が加わることになった。エキナカのイタリアンレストランがこのところのお気に入りだそうで、ランチタイムはとても混んでおり、毎回結構待つというので、少し早めに行って場所取りの役目である。
 すんなり4人席に通してもらい、LINEでWさんに連絡。その後どんどん混んで来て、なるほど満席になった。2人が現れたのは私が到着してから15分ほどしてからのこと。

 それぞれ好きなメニューを選んで頂く。私は冬限定のブイヤベースのスープパスタをチョイス。今のご時世、なかなかお誘いするのも気が退けて、Wさんとランチをするのは初めて。Wさんはまた午後の予約があるので、食後のお茶を飲み終わり、1時間ほどでサロンに戻られた。
 母と私はWさんを見送ってからデザートのティラミスを追加して、1時間ほどあれこれお喋り。先日の浅草のお土産やネットで買った洋服等を渡す。父が生きていた頃は毎月浅草寺等を梯子するのが常だったようで、やけに詳しい。数年ぶりの老舗和菓子に目を輝かせていた。

 母が帰りのバスに乗るのを見届けてから、私も最寄り駅に戻って、ヨガスタジオへ。水曜日の午後はF先生のビューティヨガのクラスだ。先月は月初めの1回しか参加出来なかったので4週間ぶりだ。今日の参加者は22,3人ほど。いつものように呼吸観察からスタートして座りポーズ、四つん這い、バランスポーズを経て、お尻の大きな筋肉をじっくりゆっくり解したら、たっぷりと汗をかいてスッキリした。

 シャワーを浴びてさっぱりして帰宅。冬至から1か月半近くが過ぎ、随分日が長くなった。玄関前に積みあがった生協のお届け物を取り入れて収納し、洗濯物を取り込んで畳み、あれこれ片付けているうちにあっという間に真っ暗になった。
 夫が会社帰りに美容院でカットの予約をしているので、今日は夕飯も不要のラッキーデー。普段は質素なレンチンランチの日々だが、昨日、今日と充実したランチタイムを送っている。母にMeet通話をしてからレンチンカレーとインスタントスープにサラダだけ足して一人の簡単夕食を終えた。

 夫が帰宅した後、息子とLINEでミーティング。引っ越しについての最終意向確認をしたところ、やはり狭くて不自由なことはあれど、実家に戻って来たいとのこと。賃貸ショップに情報提供してもらった部屋については明朝断りを入れることになった。
 方針が決まったので、土曜日からの夫の派遣である程度の準備は出来るだろう。
 
 ということで、如月スタートもあれやこれや。
 明日2月2日は18年前に初発手術のために入院した日である。その前日も遅くまで残業だったので、新しいパジャマの替えすら買いに行く暇がなく、翌日朝一番で病院入りだった。その後は、院外に出てはいけないと言われ、夫に駅前のショッピングセンターでパジャマを買ってきてもらったと記憶している。

 18年と一口で言うけれど、生まれた赤ん坊が成人するまでの期間である。息子にとっては人生27年のうち母が健康だったのは僅か9年、あとはずっと病院通いというのだから、なんとも申し訳ないことだ。
 けれど、当時から、こと再発してから考えれば、思いもかけずこうして長く生かされているのだから、まだまだしぶとくやっていかなければ・・・と改めて思う如月初日の夜である。
 
コメント
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