ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.5.24 日曜日に電車に乗ったのはいつ以来だろう・・・

2020-05-24 19:35:26 | 日記
 今朝ものんびり起きてゆるゆると朝食の支度。夫がなかなか起きてこないので、洗濯機を廻し、食卓が整ったところで起こしに行く。
 今日は、先週、頭痛と腹痛が酷くてドタキャンをしたWさんのマッサージの日。今朝も心配されて「体調はいかがですか?」のLINEが届いた。先週のお詫びと今日は宜しくお願いします、の返信。相変わらずお腹は緩く、食後は下痢。洗濯物を干し、心配なので早めに家を出て、途中でお手洗いに行ける時間を確保した。
 今日はいいお天気だ。気温も上がりそう。風薫る5月も余すところ1週間である。

 緊急事態宣言が出て以来、土日に自分の用事―といっても、リフレクソロジーとマッサージだけなのだけれど-で電車に乗ることは控えていたので、とても久しぶりの外出だ。4月の初めに買ったラベンダー色のニットのツーピースも着ないうちに季節が変わりつつあり、慌てて袖を通した。

 サロンに到着するや、前歯を折ってしまった話で盛り上がる。Wさんも、迷走神経反応の経験者だそうで、倒れそうになってカーテンを握ってビリビリに破いてしまったことがあるとのこと。ガラスに激突しなくて良かったですね、と言い合う。
 首も肩もゴ~リゴリ。そして倒れた時の青あざがあちこちで黄色っぽく変色して残っているのを指摘される。どこをどうやってぶつけたのやら、全くわからないのだけれど・・・。

 うとうとしながら夢見心地の施術が終わると、とろーんとだるくて眠い感じ。お腹に優しいハーブティを頂き、次回の予約をしてサロンを後にした。こちらにお世話になっている母も、先月は大事を取ってキャンセルさせて頂いていたが、明日には緊急事態宣言も解除されそうなので、そろそろ予約を入れると思います、とお願いして。

 夫と合流。ショッピングセンターのHPでレストラン街は時間短縮で営業中であることが分かったが、長く通っている美容院が営業再開しているという記載はなかった。4月下旬に予約していたのが吹っ飛び、さらにGW明けの予約も再キャンセルとなり、いつ営業再開になるかわからないとのことだったので、宣言が解除されるまでは仕方ないと諦めていたのだけれど、先に到着していた夫が「美容院、やっているよ!」とLINEしてきた。

 可能なら今日この後二人でカットしてもらおうとすっかりその気になったのだけれど、残念ながら予約で一杯とのこと。営業時間短縮と三密を避けての予約受付のため、月末までまたしてもお預けになった。すっかりスタイルが整わなくなり、鏡を見るのがストレスなのだけれど、致し方ない。

 レストラン街は全てが開店しているわけではなかったようだが、どこもそれなりの人出。店員さんがマスクと手袋をしていること、一つ置きのテーブルに案内されること以外はこれまで通りだ。中華レストランで食事を済ませる。前歯がまた折れたり欠けたりするのではないか、とどうにも心配。なかなか思い切って食事が摂りにくい。ついつい食べることが億劫になるし、うまく噛めない時はあまり噛まずに飲み込んでしまうようで、何とも宜しくない。今やトーストさえ齧れないので、ナイフで一口大に切って食している有様だ。本当にたかが前歯1本、されど前歯1本である。ああ。

 その後、本屋さんで新刊の文庫を数冊購入。珍しく夫も読みたい本があったようで一緒にお買い上げ。レジの並び間隔を大きく取っているので、最後尾がとんでもなく後方にあって店員さんが看板を持って誘導しているが、実際並んでみるとそれほどでもなかった。

 続いて夫の薄手のシャツを数枚購入。お店に入る時には額に翳す形の体温測定があったり、レジがセルフになっていたり、コロナ後の新しい生活様式がそこかしこに見え隠れしている。
 ひとまず買いに来たものは揃った筈なのに、なんとなく別のお店をウロウロと物色。ああ、私、買い物したかったんだなあ、と苦笑する。結局、夫のシャツを5枚も買ってしまった。百貨店やアウトレットモールが営業再開したら、自分のものも大手を振って買おうという魂胆だ。

 それにしても気温が上がった中でのマスクの息苦しさと言ったらない。ついつい咳き込んでしまい、止めようと思うとますます止まらない。何人かの方から露骨に後ずさりされて、結構落ち込んだ。
 ということで、夫と最寄り駅以外で衣料品の買い物をしたのは3か月ぶりくらいのこと。日差しが強く久しぶりに外出したので、ちょっと草臥れて帰宅した。

 今週末には2か月ご無沙汰している実家を訪ねようかと連絡したら、来てもらうよりも一緒にお墓参りに行きたいと言うので、では、と約束した。思えば先月の月命日には私たちが代行で墓参したが、今月の命日は私がもう少しの我慢だから、と行きたいと言う母を諫め、さらには私も前歯を折って歯医者さん探しに忙しかったため、動くことも出来ず。どうにもこうにも気になっていた模様だ。
 
 帰宅後はカラリと乾いた洗濯物を取り込み、後回しにしていた掃除をざっと済ませた。その間夫はシャツの買い物ばかりに気を取られて、すっかり買い忘れた土や肥料、鉢などを買いに出かけ、ベランダで小さな鉢に押し込められて苦しそうにしていた紫陽花やガジュマルなどの植え替えを頑張ってくれた。

 かくして、珍しく活動的な土日になった。いよいよ明日は全国で緊急事態宣言が解除されるという。気を緩めずに、そして長続きするように肩の力を抜きながら、ウィズコロナの日々を過ごしていきたいと思う。
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2020.5.23 Zoomミーティング三昧で充実の土曜日

2020-05-23 22:23:07 | 日記
 昨夜は夕食後、息子からZoomミーティングのご招待(!)があり、リビングでお喋りに参加すること2時間。夫と私が別々のアカウントで参加する(3人以上のミーティング)と、40分で自動的に切れてしまう(無料版の定めである。)けれど、こちらが1つのアカウントで入室すれば時間制限がないからそのようにせよ、との指示があった。

 夕食を摂っているあたりから、いまいち調子が悪くなり、喋ると咳き込みが止まらなくなっていた。そのため、私はリビングのソファに横になりながら、時々ぼそりと喋る程度でほぼ聞き役に徹した。一方、息子は相変わらずのハイテンションでよく喋ること喋ること。最後は息子と夫の会話を聞くだけでもぐったりしてリタイアさせてもらった。

 これまではSkypeでのやりとりだったけれど、なるほどZoomは会議用のツールだけあって情報共有等をするにはとても便利なものだとしみじみ。
 息子の住む関西では緊急事態宣言が解除された。残る一都道三県もこのまま減少すれば週明け25日には解除の判断があるようだ。

 土曜日。今日も曇天の予報。
 土曜日の贅沢、ベッドで朝の連続テレビ小説のおさらいを見てから、のろのろ起きる。今週は学生時代からこれまで、どれだけ歌ってきたかわからないほど慣れ親しんだ応援歌“紺碧の空”の産みの苦しみの週だったので、結構楽しんで視られた。まあ紺碧の空どころか日照時間ゼロの週だったのがなんとも皮肉なことだったけれど。
 夫が用意してくれた朝食を有り難く頂いた後は、WOWOWで録画した邦画を1本観た。天気予報は、嬉しく外れ、昼前からは太陽が少し顔を出して気温も上がってきた。
 夫がご馳走してくれるという(給料日後の週末で気前がいい。なんと言っても緊急事態宣言中、一切飲み会がないので、お小遣いを使わないらしい。)ので、ランチと買い物に出かけた。青空を見たのは6日ぶりのこと。久しぶりにレストランでデザートまで美味しく頂いた。遅い時間だったけれど、ぽつぽつとお客さんが途切れずに入ってきていた。とはいえ、いつもは数人いるアルバイト嬢の姿は見えず、店長一人でサーブして十分間に合うくらいだったので、まだまだ空いているといえよう。

 ここ数日お腹を酷く壊すことはなく落ち着いてはいた。けれど、調子に乗って頂くと痛い目に遭うのは分かっているので、控えめにして夫に大分渡した。にもかかわらず、食後はまたお腹を壊してしまった。
 知らないうちに1軒レストランがオープンしていた。オープンのチラシが入ったかどうかもわからなかったが、緊急事態宣言中のオープンではなかなか大変だったことだろう。
 食料品等を最低限買い、2時間ほどで帰宅した。やはり人出は大分増え始めているようだ。

 帰宅後はZoom三連ちゃん。1つ目はヨガスタジオ主催の30分クラス。美バストクラスということで、大胸筋や肋骨周りのマッサージがメイン。立ちポーズはなく、ゆったり。胸部を入念に解してすっきりした。大胸筋周りは傷口もあるし、痛いので普段はあまり積極的に解せないのだけれど、ここが解れると呼吸がとても楽になる。

 そして2つ目のミーティングはキャンサー・ソリューションズ(株)さん主催の「転移性乳がん患者さんのための新型コロナウィルス感染症Zoomセミナー」。
 “新型コロナウィルス感染症の拡がる中、転移性乳がん患者さんは不安な気持ちを抱えながら治療を続けています。通院、治療の中で、どのようなことに注意をしたらよいのか、国立国際医療研究センター 乳腺・腫瘍内科 下村昭彦先生にお聞きします。”というご案内を10日ほど前に頂き、申し込んだもの。40分ほどの時間だったが、50人近い参加者があった。

 予め参加者から集まった質問をファシリテーターの桜井さんがまとめつつ先生に質問し、それに先生が答えてくださる形での進行。これはABC( Advanced Breast Cancerの頭文字をとったもので、転移性乳がんを意味している。) Project/ミニセミナー④で、転移性乳がん患者さん、家族を応援するための教育・啓発プロジェクトの一環だ。そのため対象が絞られており、本当に聞きたいことが具体的に聞けて、有意義な時間だった。

 若干の休憩時間を挟み、3つ目は同じくABCミニセミナーで、「ABC5報告会」。3月末に第1回があり、毎回シンポジウムに参加されている桜井さんから概要や目的についての報告だった。一昨年訪れたリスボンの街の懐かしい風景や美味しかったエッグタルトの話題も出て、楽しめた。
 今回はその2回目。“2019年11月からポルトガルのリスボンで開催された国際シンポジウムの概要や目的、そこでのセッションの様子などを2回に分けて報告します。2回目の今回は、セッション終了後に開催された、ワークショップについて報告、皆さんと一緒に世界のABCを考えてみたいと思います。”という触れ込み。

 こちらも40名を超す参加者だった。新しい試みとしてブレークアウトセッション(小グループでのディスカッション)があり、私は6名の再発グループに振り分けられた。Zoomのこんな機能もすごいな、と思う。スタッフのFさんがファシリテーターを勤められ、各々が自己紹介をした後、シンポジウムと同じ10つの課題のうち各人が今後目指したい3項目を選び、グループごとにまとめて発表するという職場の研修さながらのドキドキの時間を過ごした。

 私は、QOLの向上、チーム医療、啓発活動を選んだ。看護師、医師、企業、混合(色々な立場の方たちの参加)チームそれぞれの発表を聞くのもとても興味深かった。私たちのグループは全員が首都圏在住だったが、日本全国からの参加があり、お話を聞きながら気づくことも多く、満足の行く1時間。瞬く間に時間は過ぎ、まとめの後はアンケートにお答えし、いったんここでお開き。
 その後も情報交換ということでミーティングは続き、30分ほど延長して最後まで出席した。7月には瞑想ヨーガのミニセミナーで講師を担当させて頂くこととなっており、ご紹介に預かり、身が引き締まる思いだった。

 昨日の在宅勤務はいつものように1歩も外に出ずじまいだったが、今日は打って変わって活動的。映画を観、外の空気を吸い、太陽の光を浴びた後はちょっぴりヨガをし、2つのセミナーで学び、てんこ盛りの充実した土曜日だった。
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2020.5.22 オンラインヨーガで心は穏やか

2020-05-22 19:44:26 | ヨガ

 昨夜は帰宅後、インテンシヴコースでお世話になったM先生のオンラインヨーガクラスに参加した。
 GW中、瞑想ヨーガの師であるSさんのクラスには抽選に外れてしまったけれど、今回は先着順。お支払いにちょっと手間取ったけれど、無事申し込みが出来て参加が叶った。
 既にオンラインクラスをスタートさせておられるのは知っていたのだけれど、多忙で気持ちに余裕がなかったこと、体調もイマイチな日が続いていたこともあり、なかなか参加に踏み切れないでいた。迷ったらやってみる!これぞ大切なのだということを分かっていながら、なのだけれど。
 軽やかに準備をしながら、ここぞというタイミングが来たらふわりと飛び立つ感じが上手くないのがもどかしい。

 チャットで受け付けてくださる質問タイムからスタートして、ヨーガについての心に沁みるお話などもたっぷり。どんなに過酷な状況にあってもどんなに忙しくても、私たちの中には穏やかさ、静かさが変わらずあり続けている。そして、いつもそこに触れることが出来る。そうなのだ・・・と思い出すと、いつのまにか顔が微笑んでくる。

 実際に身体を動かしたのは30分ほどだったけれど、久しぶりに心も身体もとても満ち足りた気分になった。 ビギナーの方、久しぶりに参加する方、普段からレッスンを続けている方まで、オールレベルの顔の見えない沢山の方を相手にクラスを進めるのは大変なことだろうと推察するが、さすがM先生!柔らかな話術に瞬く間に引き込まれ、くつろいだ気分の中、マイペースで身体を動かすことが出来た。
 最後のシャヴァーサナでは身体とマットの境目も感じないほどリラックス。そして「息をしていないかも・・・」と錯覚するような静かな時間が流れた。これは初めての体験。こういうことがあるということをお話しには聞いていたのだけれど、本当なのだ、と実感してこれもまた嬉しかった。

 終了後もぼーっと幸せなオーラで包まれた感じのまま、締めくくりのアンケートに答えた。PC越しではあったけれど、久しぶりにお目にかかれてお声を聴けたのがとても嬉しかったので、M先生に直接お礼の連絡もした。実にいい時間だった。

 ということで夕食後はゆっくりと入浴し、ぐっすり眠れ、自然に目覚めた週末の朝。
 お天気は相変わらずの曇天。今週の日照時間はまだゼロ時間だという。梅雨の時期だってそんなことはなかなかないようだ。
 とはいえ、溜まってしまった洗濯物を見ないふりには出来ない。予約で洗い上がった洗濯物を干して、元気になった夫(今日の昼食後は薬を飲むのも忘れたらしい。)を送り出し、在宅勤務の一日が始まった。

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2020.5.21 復活!今日は元気だ、ご飯が美味い

2020-05-21 20:29:49 | 日記

 昨夕は夫の体調が心配だったので、残業もせず、そそくさと帰宅した。ぽつりぽつりと雨が落ちていた。肌寒い。季節が足踏みどころか後戻りした感じ。
 玄関に生協のお届け物がそのまま積まれていたらまだ具合が悪いということだな、と覚悟していたが、すっかり片付いて取り入れてあったので、ほっとして鍵を開けた。

 リビングで好きな音楽を流しながら普通にしていたので、無事復活したのがわかった。良かった、良かった。
夕飯はお粥でいいというので、ちゃちゃっと土鍋にお粥だけ用意してメインディッシュはなし。私も10日前に折れてしまった前歯がイマイチ気になるので、柔らか目のものがいいな、と鍋焼きうどんにした。

 夫はいつもお世話になっているクリニックで、吐き気止めやら抗生剤やら胃薬から消炎鎮痛剤まで実に8種類の薬を処方して頂いてきたが、ごくごく普通に元気。
 「あんなにお腹を空っぽにしたんだから体重もきっと減っているよ。」と言うが、実際計ってみたら全然変わっていなかったそうな。いったい朝のあの酷い眩暈と嘔吐は何だったんだろう、と本人の弁。いわゆる鬼の霍乱だったのだろうか。いずれにせよ美味しいと言いながらペロリと完食してくれたので、気持ちよいほどだった。

 とはいうものの、朝は見る影もなくヘロヘロヨレヨレだったので、洗い物もお風呂洗いもその他もろもろ全て引き受け、ぱっぱと片づけて少しでも早く寝てもらおうと思ったのだけれど、そもそも翌日が在宅ということでなんとなくのんびりしている。

 その後、私は動画で30分間ストレスリリースのヨガをして身体の凝りを解した。「お茶でも飲む?」と聞くと、頷く夫。いつもは1:3の割合でお茶菓子の取り分が多い夫だけれど、「今日は一つでやめておいたら?」と小さなお萩を一つ出したら、なんだか物足りなかった様子。おやつを物色していた。これでこそ、”今日も元気だ、ご飯が(おやつも)美味い”の夫である。

 ということで、ご心配をおかけしましたが、もう元気です。なんだったのでしょうねぇ。
 
 結局、私の方が早く休んだのだが、その後息子とLINEでお喋りしていた模様。息子は息子で、Zoom飲み会ですっかり羽目を外して飲み過ぎた挙句、眩暈と嘔吐に見舞われたそうだ。親子揃ってトホホなことである。

 相変わらずパッとしないお天気が続いており、胸痛も空咳も気になる私だが、ひとまず夫の心配がなくなったので、今日は通常通り出勤。
 大分慣れたweb会議を複数行ったり来たりしつつ1日が終わった。
 明日は在宅勤務。来週は造影CT撮影も控えているので、まああまり心配しすぎずにゆったり過ごせればと思う。
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2020.5.20 今日は元気じゃない、ご飯も要らない!?

2020-05-20 20:10:41 | 日記

 昨日は在宅勤務。あいにくの雨降りで肌寒い一日だった。
 新型コロナウィルス感染拡大防止という外圧により、否応なく始まった在宅勤務日なるものは、私にとってほぼ一日PCを見ながら靴を履かずに済む日、夕方階下までポストを覗きに行くだけの日、と化している。
 動かないからお昼になってもそれほどお腹がすかない。喉も乾かないから昼食時以外水分も摂らないし、間食も一切なし。一方、運動量はほぼゼロに等しいのに、なぜか普段より疲れやすく眠くてたまらない。代謝が下がっているせいだろうか。

 一方、夫は昨日が出勤日。週2日在宅、週3日出勤になってからかなり忙しいというが、昨夜は予約したライナーで定時にきちんと帰宅し、しっかり食事を摂り、好きなテレビ番組を見て笑い、いつもと変わらず元気な様子だった。
 私はなぜか眠くてだるくて、普段より2時間も早く眠りに落ちた。そして今朝まで途中一度も目覚めることなく、間もなく目覚ましが鳴るという時間に自然に目覚めた。

 朝、起きてリビングに行くと、夫が「具合が悪い、眩暈が酷くて何度も吐いた。」という。
 ???“今日も元気だ、ご飯が美味い”がキャッチフレーズの夫が、眩暈と嘔吐のダブル攻撃?
 大体夫が眩暈だなんて聞いたことがないし、飲み過ぎで吐いたと聞いたのもずいぶん昔のこと。最近はすっかりそんなこととはご無沙汰だった。びっくりしていると私がお手洗いに行く暇もなく、お手洗いに駆け込む姿を見てこれは大変だと思った。

 当然仕事は休むというので、今日のライナーはキャンセル。「朝食は要らない、クリニックに行く。」とリビングでぐったり横になった。私が朝食を摂っていると寝息が聞こえ始めたので、ミネラルウオーターだけおいて、水分補給だけはしてね、と出勤した。

 かかりつけのクリニックで診て頂いたところ、“お腹の風邪”との診断だった模様。本人は脳梗塞か食中毒(昨夜の夕飯は同じものを食べているので、ここに原因はないと思うが、私が寝た後、何か別におやつを食べたのであればその可能性もある。)を心配したようだが、お昼にはLINEで「素麺でも茹でようかな」という返事が返ってきたのでひとまず安堵した。
 こちらは自席でお昼を頂いた後、気分転換に学内を散歩して池まで行ったところ、蓮の花がとても綺麗だったので、お見舞いに写真を送った。

 コロナ禍による長引く巣ごもり生活で、皆の活動範囲が、めっきり狭まっている。動かなければ疲れないかといえば決してそうではない。
 適度に活動して、きちんと疲れてお腹を空かせて食事を美味しく頂き、お風呂で温まってぐっすり眠る-その生活のリズムが乱れてきているのは我が家だけではあるまい。

 いつも夫の“今日も元気だ、ご飯が美味い”を揶揄してきたけれど、”今日は元気じゃない、ご飯も要らない“となると、これは心配・・・ということを改めて思う週の半ばの夜である。
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