「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

魚三(稲村ガ崎の鮮魚店)

2008-11-30 12:55:06 | 
昨夜はものすごい風だった。自宅の近所では、フェンスが倒れるなど被害もあったようだ。七里ガ浜に朝出てみると、砂浜に風紋が数多くついていて不思議なパターンをを描いていた。



本日朝からちょっと徒歩でお出かけ。目指すは江ノ電稲村ガ崎駅踏み切り横の鮮魚店魚三である。



地元のユニークな鮮魚店である。ご夫婦で経営なさっている。魚は地物が中心であって、なんでも常に数が揃っているというわけではない。今日多かったのはヒラメだ。でも私も妻もヒラメは選ばず、その縁側にした。



今日買ったのは、縁側の他にマグロ、赤貝である。これがランチ。今や冷凍、冷蔵技術や陸運が発達し、どこでもいつでも全国同じようなモノが食べられるが、地元で地物を食べる楽しみは残しておきたい。マグロも赤貝もヒラメの縁側もどこから来たのかは知らないが、この魚三はなかなか良い店である。



刺身でパクパクと食べる。白ワインも冷やしておいた。いつも飲んでるオーストラリア産シャルドネである。南東部にワイナリーがあるダーレンベルグ社のオリーヴ・グローヴ。極めて普通で真っ当なシャルドネだ。私はこれを10年以上飲み続けている。



オーストラリアついでに、食後にTim Tam。昨日西友七里ガ浜店で購入した、チョコ・クリームをビスケットではさんでその上からチョコレートを塗りつけたもの。私は初めて食べたが、妻によればオーストラリアでは大変ポピュラーなお菓子だとか。

おいしいので、食後にまた買って来てしまった。画像がオリジナルのミルクっぽいチョコレートで、他にクラシック・ダーク・チョコ味もある。



魚三
所在地:鎌倉市稲村ガ崎3丁目4-1
電話:0467-22-3248
コメント (8)
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11月も終わりだと言うのに汗をかく散歩と汗をかく食事

2008-11-29 17:44:34 | 
朝からよく晴れ暖かい1日だった。妻と10:00amに七里ガ浜の自宅を出発、散歩とランチと買い物に出かけた。全行程徒歩で移動である。まずは住宅街を南に下って海に出る。七里ガ浜に出たら右折して海岸通り沿いを西へ。下の画像のように江ノ島を見ながら腰越、片瀬方面を目指す。



間もなく12月というのに暑い。長袖シャツにセーターを羽織っていたが、歩いているなら半袖シャツ一枚でも問題なし、という気候だ。海はサーファーがいっぱい。波も適当にあって楽しそうだった。腰越の商店街を抜け、藤沢市片瀬に入ったところで、有名干物店の高清に立ち寄り干物をたくさん買う。残念ながら自分が食べるのではなく、いろいろと世話になっている大阪の人に送った。12月も近いので、お歳暮ということか、高清で買い物する人が多く、順番待ちで時間がかかる。
高清HP: http://www.takasei.com/



歩き疲れたなぁ~と思い始めた11:30am頃に本日のランチを食べるインド料理店パラソルに到着した。
所在地:神奈川県藤沢市片瀬海岸1-11-20 シルフィード湘南1F
電話:0466-27-0447
HP: http://www.parasol.in/
一度七里ガ浜Nさんというご近所の方(と言ってもネット上で会話しているだけでお会いしたことはない)に教えてもらって、訪問して気に入った店だ。しっかりしたマンションの1階にあり、とてもきれいな内装のお店である。今回もオーナーZaid Alli Khanさんがにこやかに迎えてくれた。



前回と同じシッカバブから。あまりに美味かったのでもう一度挑戦だ。スパイスが肉に練り込まれ、顔から火を噴く美味さ。



カレーも食べる。左はエビのカレーでちょっとHOTだ。右はチキンとほうれん草のカレーで滋味深くマイルド。こちらのお店の料理は全般的に、極端な辛さではなく上品な味付けである。



ビールはキング・フィッシャー・プレミアム。インド産でインド料理店にはたいてい置いてある。かなり香りがきつく、大げさに言うとブランデーのような甘みすら感じる味だ。プレミアムは、レギュラーなキング・フィッシャーよりも、香りや甘みが強いと思う。この店に置いてあるのはプレミアムである。カレーをサフラン・ライスやチーズ・ナン、ガーリック・ナンで食べていると、汗が噴出す。夫婦ともども食い意地が張っていて、いつも注文しすぎる傾向がある。腹がいっぱいになってしまった。前回ここで食事した時永久会員になったので、今回から割引が効く。かなりお得である。



完全に食べ過ぎだ。苦しい苦しい、暑い暑いと言いながら苦行のような帰り道が始まる。間もなく藤沢市から鎌倉市へ逆戻りで腰越漁港の横をとおる。



あまりに苦しいので歩き続けたくなくなり、小動神社に立ち寄る。お賽銭を30円納め、年末ジャンボで3億円当たることをかなり真剣に祈願する。当たれば1000万倍のレバレッジ効果で、かのジョージ・ソロスも真っ青だろう。



小動の岬を過ぎるとそこはもう七里ガ浜である。後はまっすぐ東へ向かうだけ・・・と思ったら妻(画像で前を歩いている)が途中のパセリ(古着屋)に寄りたいと言う。いつもは「疲れた疲れた」と騒がしい妻が、妙に熱心に先を歩いていたわけだ。古着のシャツ2着を購入。行合橋で左折して我が住宅街に入り、えっちらおっちら坂を上り、西友で食料品を買いまくって家に帰る。しかしランチを食べ過ぎた。今日は晩御飯は食べられそうにない。

往復6kmくらいか。それ以外に朝夕ワンコの散歩で8km以上歩いているだろうから、今日は運動十分である。
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阿弥陀岳登頂なんちゃって

2008-11-29 00:01:26 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
「八ヶ岳山麓に山荘があるのにどうして登山をしないの?もったいない」と時々言われる。そうだろうか。自宅のある鎌倉七里ヶ浜の住宅街から海はスグだが、住民の大半は釣りをしない。同様に、酒屋の隣に酒を飲まない人が住み、テニスコートの隣にテニスをしない人が住む。それでなんの不思議があろうか。

しかし私も登山をやってみた。山荘からの登山は楽である。山荘自体が標高1600mのところにあるからだ。自宅のある神奈川県では、丹沢地区の山々にヒーヒー言って登る人が多いが、あの山々の頂上のどれよりも我が山荘の方がすでに高い位置にあるわけだから、山荘の中で居眠りしているだけでも私にはものすごい達成感がある・・・ということはないので、取り敢えず山荘に隣接する森の中へ歩いて入り、真東にある阿弥陀岳を目指した。



最近は間伐を進めているようで、切り倒された巨大なカラマツが何百本と転がっている。これを運び出すのは大変そうだ。しかし戦後によくまあこれだけカラマツばかりを広大な山麓に植えたものである。結局今ではカラマツは建材にも家具にも利用されず、せいぜい工事現場の杭くらいだろうか。経済的に森を維持するのが見合わない状況だ。



シラカバはよくこうなっている。白い樹皮が部分的にはがされているのだ。お盆シーズンにシラカバの幹の白い表面部分を使う習慣があるので、それに供されてしまったようだ。表面が一度剥がされると回復はせず、黒っぽくまったく別物の木になったが如き状態となる。



山麓には網の目のように細い道がたくさんあって、適当にそれらをどんどん登ると、途中に「阿弥陀岳へ」の看板を発見した。「このまま行けば阿弥陀岳にたどり着けるのだなぁ・・」と思うと、今度こそ私は十分な達成感を持ってしまった。残念ながらこの時は高度計を持参するのを忘れてしまったが、ここまでで山荘から200m近くは登ったはずだ。だったら、ここからはもう降りようと決心した。お気軽な「なぁ~んちゃって登山」である。自分の能力と体力の限界を知っており、かつ生活における時間の合理的配分を考える私は、登山ばかりに集中していられないのだった。

ちなみに、このあたりの森を歩くには春から秋までは藪も多いのでゴム長靴、真冬は地面が雪に覆われているのでスノーシューが良い。



藪をかきわけ細い道を降りて行くと「← ハイキングコース」の看板を発見。笹を踏みしめながら、細い道を適当に見当つけながら降りると、古い山荘が見えて来た。丸山別荘地に出たのだった。ここは地元資本が開発した古い別荘地で、私の山荘のある原村の八ヶ岳中央高原三井の森別荘地に隣接している。ついでに言うと、阿弥陀岳登山の出発点としては最もポピュラーな美濃戸口周辺に広がる美濃戸別荘地と、丸山別荘地は同じ会社の経営である。



丸山別荘地が開発されたのは古く、ご覧のとおり別荘地内の道路はほとんど舗装されておらず、風景が非常に穏やかで牧歌的だ。隣接の三井の森の道路は側溝つきのアルファルト舗装を完備し幹線は2車線であることから、クルマのある程度の高速走行が容易なのに対し、丸山別荘地はそうでない。



この2つの別荘地は上の方でつながっているのだが、道路状況があまりに違うので、丸山別荘地の別荘オーナーが三井の森の道路を使うことを懸念した三井の森側が、別荘地の境をクルマが通り抜けられないように塞いでしまっている。画像は三井の森側から撮ったもの。季節的にカラマツの落ち葉が多くてわかりにくいが、手前の三井の森側はかっちりしたアスファルト舗装で、境界から向こうは砂利道だ。ここから徒歩で我が山荘まではアスファルト道で20分くらい。標高では100mくらい上がることになる。

以上。我が山荘に隣接した森を山荘から標高で200mほど上がって、すぐ300mほど降りると原村の別荘地に戻る。丸山別荘地とそれに接する三井の森別荘地の中を標高で再び100mほど上がれば山荘に戻る。200mアップ→300mダウン→100mアップで「なぁ~んちゃって登山」は終了だ。のろのろ歩きで全行程100分程度。これでも標高1500m~1800mの森の中をさまよい歩いているわけで、私には十分である。
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不思議な魅力のカナディアン・ファーム(原村)

2008-11-27 22:33:53 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし


原村の農場近くの穏やかな森の中に、なんとも不思議で楽しいレストランがある。名前をカナディアン・ファームという。ここを偶然訪問した人が、出されたものをただ食べてそのまま帰るのであれば、おそらくその印象は「変わったレストランだなぁ」ということにとどまるだろう。しかしそれではもったいない。型破りなオーナー、ハセヤン(長谷川豊さん)が、これまでの実生活で積んだ経験すべてを体現した場所がカナディアン・ファームであり、それはとても「レストラン」などという小さなカテゴリーには収まりきれないものだからだ。



とても全部は紹介しきれない、不思議な建物群が森の奥へと広がっている。多くは廃材から出来ている。部材は形や大きさもばらばらだ。食事の前後の時間ですべて見て歩くと良い。ハセヤンとその仲間や居候達は、自分達で家を建てて一緒に住み、作物を植えて収穫し、それを調理したり保存食にする。一体いつ作られたのかよくわからないハムが軒からぶら下がっていたりする。可能な限り自立した生活を目指す不思議で逞しい集団である。ここを訪れた観光客は、彼らの生活の一端に触れ、ここでの食事のひと時を楽しむことが出来る。



NHKの子供向けテレビ番組「天才てれび君」が、ここで撮影されたことがある。子供達が田舎生活を楽しみ、小屋をつくるといった内容だった。もう7年くらい前のことではないだろうか。ここを訪問する方は、本、雑誌あるいはウェブサイトなどで、ハセヤンとその集団の歴史や活動を事前にある程度理解されることをお勧めする。そうした方が訪問がより楽しくなるからだ。





上の画像は、私がこの日食べた料理。牛肉のビール煮込みケベック風だ。ボロボロになった肉がうまい。これを食べながらのビールがまたうまい。ランチセットとしてスープ、サラダ等といっしょに出て来るのが、下の画像にあるパン。通称「ハセパン」と呼ばれている。外見は爆弾か泥の塊のようだ。質感は意外とモチモチしていて、このパンのファンは多い。食事をせずにこれだけ買って帰ることも出来る。これにメープルシロップとハーブを溶かし込んだバターを塗って食べるのである。



中にはショップもある。売る気があるのかないのかわからない売り方だが、アクセサリー類が置いてある。下の鉄製フライパンは、7~8年前に買ったもので、今は売っていない。山荘の壁にかけてある。荒っぽいイメージのインテリア用品である。




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アンコール・エヴァーバーンを「普通に」楽しむ

2008-11-25 21:42:37 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
古いドイツ製ストーブに代わり、今年から我が山荘に設置されたのが、米国のヴァーモント・キャスティング(VC)社製薪ストーブである。商品名はアンコール・エヴァバーン(触媒なし)だ。すでにこちらで紹介したように、いろいろとこのストーブで料理を作って楽しんではいるが、この23日(日)は朝から晩までただ火を焚き眺めて「普通に」楽しんだ。

まずは最初の画像。我が山荘の屋内は薄暗い。ところが昼前に南の窓から太陽光が差し込み、アンコール・エヴァーバーンの側面に当たった。鋳物の鉄で作られたストーブに「アンコール」とのみ記されている。「エヴァバーン」という文字はない。どうも「エヴァバーン」とは米国よりも日本で広く使われている名称のようだ。というのは米国のVC社のウェブサイトでは、触媒付きのストーブ「アンコール」と区別するのに、触媒なしのモデルは単に「アンコールNC(NC=non-catalytic 「触媒なし」の意)」と記されていることが多いからだ。よく見るとウェブサイトにも「Everburn」という文字が現れる箇所はあるが。

それはともかく、たかが側面だがなかなか端正なデザインでしょう?



全体のデザイン(下の画像)は、なんともよくバランスが取れている、というか中庸な感じだ。最近北欧製のストーブに多い直線的で飾り気の少ないモダンなデザインとは違う。またコテコテの古典的なデザインとも違う。オプションも多いので、それを併せて購入すればお手軽に薪ストーブ生活が楽しめる仕組みだ。ストーブ両袖についた棚はオプションである。ストーブの上に鍋を置くと熱で鍋料理が煮えたぎってしまう場合に使う。鍋をちょっと脇にずらしてこの棚の上に置いておくと、鍋料理が煮えたぎらず冷めもせず大変都合が良いという便利な機能である。その棚を支える支柱(さらに下の画像)があり、それはドラゴン(ちょっとタツノオトシゴ風)をかたどっていて、なかなか洒落ている。

デザイン的に最大公約数的中庸、オプションも豊富で便利、使い勝手もかなり良くて炎の調整も自由自在、マニュアルも立派、輸入総代理店が営業をよくがんばっていて日本国内のユーザーも多い。よく出来た工業製品、営業戦略である。VC社のストーブはどこかトヨタ車的なのだ。





下の画像は、このストーブの輸入総代理店であるファイヤー・サイド社(長野県駒ヶ根市)が作っている着火剤。蝋燭のようなものである。点火するにはなるべくケミカルな物を使わないのが良い。新聞やダンボールも、インクや接着剤等不純物が混じるので出来れば使わない方が良いと言われるのだが、当家ではあまり気にせず、点火に便利なものはガンガン使っている。この着火剤は冷え切ったストーブ内でも長く火が持続する。ストーブ内の炎に熱とやる気が十分出て来る前、まだストーブ内が冷えている助走期間に、炎を励ます役目を負ってくれる。使い勝手は良い。





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ブレイス(7) 今も変わらぬ評価

2008-11-24 17:40:24 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
以上で特集「ブレイス」は終わりだ。以下が5年前には存在した私のHPの文章。若干修正したいところもあるが、そのままコピペする。以下そのコピペ:



八ヶ岳山麓に別荘あるいは自宅を建てようとしている人なら、誰もがぶち当たる問題。それは誰に建物を建ててもらうのか、ということ。基礎は基礎屋さんに、電気工事は電気屋さんにお願いするけれど、そういう特別なモノ以外はほとんど建物全部を自分で作ってしまおうという人も多い。マシンカットのログ・ハウスなど、仲間の手助けがあれば、壁を積み上げることくらい誰だって自分で出来る・・・らしい(私はやろうと思わない。それほど器用でもないし、時間がないし、体力も根気もないからだ)。でも、たいていの場合、誰か専門家に建ててもらうということになる。

私も別荘を建てるにあたり、そうした。結果が良かったから、両親の家もその人に建ててもらった。どちらの建物も、今八ヶ岳西麓の森の中にかわいらしく、ひっそりと建っている。建物は、恵まれた環境にあることを喜び、春夏秋冬の季節の大きな変化に耐え、元気に過ごしている・・・ように私には見える。この二つの建物を建ててくれた人は丸山さんという。丸山さんはブレイスというビルダー集団を運営している。因みにブレイスとはティンバー・フレーム構法によく用いられる構造部材である。柱や梁に跨る形でそれらを補強し、筋交い同様に建物の耐震性を増す役割を果たす。緩い曲線を描き、これまた美しい。直線の多い建築の内装に、優しい変化を与えてくれる。

「ブレイス」を名称にしていることからも、このビルダー集団がティンバー・フレーム構法をひとつの売り物にしていることが感じとれる。私が丸山さんに別荘の建築を依頼することになったのも、ティンバー・フレーム構法を希望しそれを請け負う施工者を探している時にたまたま見た雑誌に、ティンバー・フレームの写真を見かけた(それがブレイスの広告だった)ことをきっかけとする。ティンバー・フレーム構法を手がけるビルダーは数が少ないのだ。しかしながら、その構造の基本はポスト・アンド・ビームや在来軸組の木造建築のそれとほぼ同様であり、ログ・ハウスも含めてブレイスのビルダー達はあらゆる構法に習熟しているのである。ビルダー集団ブレイスの特徴は以下の通り:



①組織の形態
ブレイスは会社組織の形態を取らない。「ブレイス」という名称は近所の酒屋さんが名乗る「三河屋」同様、屋号である。したがってブレイスで働く人達は会社員ではない。個人としての丸山さんに雇われているだけだ。よく働く人達である。まあよく動くこと。仕事も非常にカッチリとしている。

②工程を自分達で処理
かなりの範囲を自分達で施工する。大手住宅メーカーに施工を依頼すると、ほとんどの仕事が下請けに回る。ブレイスでは可能な部分はそこで働く人達によって仕上げられる。例えばログ・ハウスの場合は、原木の皮むきからブレイスにより仕上げられる。その辺りは、海外のビルダーと提携して海外で加工させログ・シェルごとコンテナで輸入して、日本ではそれを組み立てるだけという別荘建築メーカーとは異なる。天井や床や建具の塗装なんてモノまで、ほとんど彼ら自身の手により行われる。

③あらゆる構法に対応
どんな構法でもお手の物である。在来構法、ツーバイフォー構法、ティンバー・フレーム構法、ハンドカット&マシンカットのログ・ハウス。丸山さんはこの道四半世紀のベテランである。ログ・ハウス建築からこのに世界入っているが、彼の頭には八ヶ岳山麓の高冷地での建築のノウハウが詰まっている。構法に拘わらず、様々な対応が可能である。

④フルにカスタム・メイド
何か定められた基本プランやスタンダード仕様みたいなモノがあるわけではない。間取りから始まって構法、構造材、内外装材、デザイン、設備もすべて施主の希望と相談の上決まる。したがって可能性、組み合わせは無限大だ。施主も気が抜けない。建築は真剣勝負である。施主だって素人とは言え素人なりに勉強し、自分の希望をドンドン述べた方が良い。そうでないとプランニングにやたらと時間がかかるし、施主も後で後悔することになりかねないし、受ける方(ビルダー側)だって大変だ。中古住宅や建売住宅やマンションを買うのとは、ちょっと違う。最近テレビでリフォームの番組を見かける。リフォーム工事を施す前後で家がまったく別物になるのを見て視聴者は驚くわけだが、あれに近いと思えば良い。あのような見事な仕上り状態をひとつひとつ相談の上、決めて行くのである。タイル、レンガ、モルタルなどの部分を除くと、材料は可能な限り木である。床材だってケヤキ、ナラ、スギ、カバ、ヒノキ、サクラ、レッドシダー、ダグラスファー、パイン、オーク・・・。内壁だってクロスも可能だが、それを選ぶ人は少数派で、それ以外の選択肢も何だってありなのだ。板壁、ペイント、珪藻土・・・。サッシや建具や外壁材だって皆同様だ。

⑤コスト面で有利な形態
したがってモデルハウスなどはない。会社組織でないことと同様、モデルハウスなどないことは、ビルダーとして余計なコストがかかりにくい構造になっていると言える。会社組織ではないことも、仮にそうであったとしたらかかるコストが不要となり、施主にとっては有難い。ブレイスのビルダー達自身が、多くの作業工程を自分達で処理してしまえることも同様にコスト面でプラスに働いているだろう。施主は丸山さん個人と契約する。施工プロセスに従って、その段階までにかかったお金を、施主は丸山さんに順番に払って行くことになる。仮に(あくまで「仮に」だ)丸山さんが途中で建築を止めてしまっても、そこから後のプロセスを誰か他の人に頼み、残りのお金をその人に払えば良い。それでも建物は出来上がる。



⑥契約に係わるディスクロージャー
これは非常にオープンに行われる。工事の請負契約をする時に、ビルダーの中には、建物それぞれの部分の工事や部材、設備の調達にかかったコストをあれこれ合わせて「ぶっ込み」の明細書しか出してくれないところがある。彼らは絶対いろんな細かな計算を積み上げて施主に請求しているわけだから(そうでなければビジネスとして成り立たない)、本来細かな明細書が出せないわけはない。ブレイスの場合、非常にわかりやすい明細書がもらえる。プランを決める段階で資金的にきついと思った施主は、例えば「この168,000円のオークのドアは止めて、カタログにある半額以下のヘムロックのにしたいわ」とか、「この部分に貼る予定のテラコッタ調タイルの工事費って平米あたり何千円もするのねぇ。だったらコンクリートの打ちっ放しでいいわ。そのかわり表面はザラザラって感じで仕上げてね。その場合工事費はいくらになるのかしら?」などと会話が出来るのである。

⑦丸山さん(仕事以外の面)
丸山さんは1958年生まれ。お酒はあまり飲まない。むしろ甘いもの(例:あんこの入った饅頭)が大好きである。またスナック類が好きで、目新しいスナック菓子を見つけると買ってしまうらしい。オフィスには常に何かしらスナック菓子がある。誠実かつ丁寧な方だ。施主も安心してお付き合い出来る。

⑧ビルダーとしての信頼感
これが大事。信頼感。大手メーカーだって、個人だって同じこと。ひどいのはひどい。あくまで施主としての立場に過ぎないけれど、6軒の建物の工事に係わったこのおちゃが申し上げる。施主がしっかりしてないと、いい加減な仕事をするビルダーもいるのだ。施主は建築についての基本的な勉強と、工事プロセスの管理をある程度はするべきだろう。その点丸山さんはとっても誠実な工事をしてくれる。建物に関し施主は工事途中、そして完成後もビルダーに様々な相談をする必要が生じるものだ。工業製品とは異なり、ひとつひとつ個性のある木造建築であるからして、施主の疑問、要望に可能な範囲で誠実に対応してくれる人達がビルダーでないと困る。私など、未だに何かと丸山さんに相談することが多い。自然に近い材料を使えば使うほど、建物は時間が経つほど味の出るものとなるし、それに応じていろいろと自分で手をかけたくなるものなのだ。

⑨ブレイスの事務所
事務所・・・これがちょっと問題だ。普通誰でも八ヶ岳山麓の別荘建築を請け負うビルダーと言えば、その事務所はシャレたものをイメージする。またカッコいい4WD車に乗ってビルダーが建築現場に颯爽と現れることを期待する。ブレイスの場合はどちらもハズレ。だいたい、そんなのは都会人の勝手な幻想。初めての人は驚かないで欲しい。気持ちはわかるが、事務所外観を見ただけで帰ってしまってはいけない。事務所は古い(それもかなり古い)スナックの建物をそのまま利用したもの。勇気をふり絞って入ってみよう。以前はスナックのカウンターやメニューの黒板までそのまま残っていた。「アタリメ 300円」などと書いてあったのだ。丸山さんのクルマも想像とは異なるタイプ。白のセダン。さてアクセス。中央高速道小淵沢インターチェンジを出ると、道路としては八ヶ岳山麓をまっすぐ上るかまっすぐ下るしか選択がない。ブレイスの事務所に行くには下れば良い。国道20号に向かってまっすぐ下って行くと、やがて右手に右上画像の看板が見えてくる。バックには八ヶ岳。ご覧の場所は彼らの加工場だ。木材はここで切られ、刻まれ、磨かれる。

⑩第三者の評価
八ヶ岳山麓に住むことに憧れる方ならたいていはご存知であろう、かの荒川じんぺいさん(装丁家、エッセイスト、八ヶ岳山麓を中心にしたアウトドア活動で有名)も、ブレイスのファンだ。彼は90年代半ばからブレイスの活動を見つめ、応援しているそうだ。じんぺいさんを知らない人は・・・じんぺいさんのホームページへどうぞ!

さあ、どうだろう?もしあなたが八ヶ岳山麓に建物を新たに建てることを計画していて、ビルダーを探しておられるのなら、一度ブレイスにご連絡を。ここまで読んでもまだ丸山さんに会いたいと思わない人は、試しにブレイスの概要や活動内容をネットで調べてみてはどうだろう。ブレイスのホームページにアクセスをどうぞ。私とメールしていて、ブレイスに施工を頼んでしまった人もいる。


↑この人が丸山さん

所在地:山梨県北杜市小渕沢町5868
電話: 0551-36-5744
HP: http://www.brace.jp/



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ブレイス(6) お金の問題その2

2008-11-24 16:00:08 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
施主となる人はしばしば言う。「相当な額のお金を託すこととなる建物の建築工事だから、信用出来る住宅メーカーにまかせないと怖い」と。確かにそうであろう。しかし最近の金融市場の混乱が示すように、大きなハウス・メーカーだったら安心かというと、そうではないのである。世界最大の自動車メーカーがおかしくなり、世界でも最高ランクの保険会社が政府に救済され、世界でも有数の金融機関が倒産するのである。結局は施主も自分でものを考え、判断するしかない。

最初に私がブレイスの代表、丸山さんと契約した時、丸山さんが私に言った。「経営が立ち行かなくなって私、丸山がトンズラしても、あなたはそんなに困らないだろう。私との契約は、施工段階に応じて順番にお金を払ってもらうシステムになっていて、途中で私の工事が止まったとしても、それから私と同じような施工者をあなたが見つけたらなら、工事は続行できるはず」



10年以上前のこと、丸山さんと今の八ヶ岳西麓の山荘について建築請負契約を交わす時、その契約書に定められた何段階かあるうちの最後の支払いの目処が、私は立っていなかった。その前から所有していた私の山荘が売却出来たなら資金繰りには困らないが、それが売却されない限り最後の支払いは滞るというなんとも心もとない状態のまま、私は丸山さんと契約を締結した。

私も無謀かもしれないが、丸山さんもなかなかの太っ腹である。一般に、施主は建築業者を見てその継続性や信用力を云々しがちだが、建築業者はもっと厳しい目で施主を見ている。普通の施主が一生のうち出会うことになる建築業者の数より、遥かに多くの施主と建築業者はミーティングを重ねている。見る目が肥えているからして、そしてそれがビジネスであるからして、「この施主は困難」と思った建築業者は積極的にはその施主に近づかないだろう。

ところがやや無謀な計画にもかかわらず、丸山さんは私の計画に応じてくれ、両者で契約に至る。最後の支払いの段階で、まだ古い山荘が売却されていない場合は、簡素化された建築工事の直後にキッチンその他の部分を追加工事とすることで、住宅ローン専門会社の建築ローンを部分的に借りることにして契約したが、結局はそれは使わない。幸いなことに途中で古い山荘は売却が決まり、私は余裕で丸山さんへの支払いをこなせたのである。

施主も業者もそれらが締結する契約に至るプロセスにおいては、ビジネスとしての厳しい対等な関係にある。とりわけ施主にとっては「自分が住む家」であるのだから、施主もがんばる、業者もがんばるという、関係が重要だ。お互い「がんばる」「ロジカルに誠実につきあう」「わけわからんことを要求しない、言い訳しない」等の関係を築けるかどうか、ということが建築のプロセスをより楽しめるかどうかということにとって大事である。
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ブレイス(5) お金の問題その1

2008-11-24 14:23:52 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
土地の価格同様、建物にもお買い得はほとんど存在しない。手抜きや妙に割高な物件はあろうが、それ以外はたいてい「それなり」の価格がついているはずだ。高くつく部材で高くつくつくりにすれば高いし、逆なら安いのである。安いから悪いわけではない。

ブレイスが建てる建物も同じことだ。高くも安くもなろう。しかし少なくとも言えるのは「ブレイスが建てる建物は、他の多くの工務店やメーカーの建物と比べ、余分なコストはかかっていない」ということである。



ブレイスは会社形態をとらない。丸山さん個人の経営である。ビルダー集団であるブレイスで働く人達は皆独立したプロフェッショナルな職人で、彼ら自身が自営業なのである。それぞれ個人として丸山さんと契約をし、プライドを持って働いている。彼らが家作りの作業のほとんどの部分を黙々と作業してこなして行くのだ。

会社を経営したり、あるいは雇われであってもマネージした経験のある人ならわかるだろうが、会社というのは人を維持するのにやたらと金がかかるところである。普段の給料以外にも、失業保険、厚生年金、健康保険、退職金などから始まり、大企業では保養所、食堂、社員旅行、福利厚生イベント等、様々なコストがかかってくるのである。ブレイスではそれらのコストがすべて不要になる。

仕事で大ハウス・メーカーに行ってみたことがあるが、そこでは「家づくり」に直接関わらない従業員達が何万人も働いている。営業マンを大量に維持し、総務、財務、人事労務、企画なんて名前の部署に、家作りと関係ない人々がわんさか働いているわけだ。また全国の住宅展示場にモデル・ハウスを何百軒も維持しているし、工場も巨大だ。下請けの企業も膨大な数にのぼる。大量注文のメリットも多少はあるのかもしれないし、均一な質も期待できるかもしれないが、様々なコストがあちこちにかかってそれは全部施主の支払うお金から賄われているわけだ。私が施主なら自分の家以外の目に見えないところにはなるべく金を支出したくないと考える。
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ブレイス(4) プランニング

2008-11-24 11:30:49 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
もしあなたがブレイスに惚れこみ、「予算はいくらで間取りはこんなで、あとはすべてブレイスにおまかせ!」というなら別だが、普通はもうちょっと具体的で様々な要望事項があろう。施主と建築業者が打ちあわせながら行うプランニングのプロセスは冗長なものになりがちだが、もし施主が細部にわたる要望を事前に明確に持っているなら、このプロセスはかなり簡略になる。



私の場合、平面図と外観の立面図は鉛筆で手書きしたものを自分で作った。窓やドアの形状、内外壁や天井材や床の素材、キッチン部材等、種類や塗装の色具合などをおおよそ指定した。そうしたら、ブレイス代表の丸山さんがものすごい勢いで、構造計算を行ってその図面を作り上げ(構造計算自体は設計士が行う)てくれた。さらにその後各部分の価格を調べ、それを積み上げて見積り計算書を出して来てくれた。全行程があっという間に終了した。

その見積りと購入予定の土地の資料をつけて銀行に提出し、後は銀行ローンの審査終了の知らせを待てばよい。八ヶ岳西麓原村の山荘、同じく西麓の両親の家、私の鎌倉七里ガ浜の自宅、すべての場合について資金がなかったので銀行からローンを借りた。このような場合、時間の節約はとても大事である。土地と建物をセットで銀行ローンで入手する場合、建物のプランニングにやたら時間がかかっていては、良い土地があってもそれを他の人に先に買われてしまう。ブレイスなら、後でも建物のプランの微調整を検討してもらえるのだから、とにかく土地の入手をさっさと済まさねばならない。そのためには銀行ローンの審査をせねばならず、そのためには建物の図面と契約書を早くつくってもらわないとならないのである。

銀行のOKが出たら、後は施主もブレイスと一体になり施工のプロセスを楽しめば良い。家の工事なんていつもそうであるが、完成までには、どうせ小さな問題が後から生じることだろう。私が初めて施主となった家なんて大変だった。途中で「これ、どうしよう?」と悩むことになるのだ。そんな時は施主も建築業者と一緒になってその問題を解決して行くわけである。

私も今まで7軒の家を建てて来た。その間には、いろいろな建築業者との出会いがあった。こちらにその気があっても、建築業者側にその気がないケースもあった。最終的にいつも家を建ててもらうこととなる建築業者は、ブレイスを含めいつも熱心でクイックなレスポンスのある方々で、仕事もリーズナブルな進め方をする人達だった。

基本プランやデザインなどないので、木造建築なら施主の言うがままであるが、もちろん何も予備知識やイメージがない人には、代表の丸山さんが気長につきあってくれるだろう。「どんなのがいいですか?」と言いながら、あれこれ写真を見せてくれて、施主のイメージづくりに協力してくれることだろう。施主にとって、家はプランニングしている時が一番楽しい。それをいい加減に終わらせたくないし、出来るだけあれこれ悩み、楽しみたいものである。
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ブレイス(3) スタイル

2008-11-19 20:05:28 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
ブレイスが建ててくれる家に決まったスタイルはない。「ブレイス」と名前をつけているくらいだから、前回お伝えしたティンバー・フレーム構法専門かと言うと、そうではない。そもそもティンバー・フレーム構法は法的には在来の木造軸組構法と変わらない。ポスト&ビームも同様であり、結局皆同じようなものなのである。違うのは日本では少数派の建築に属する鉄骨の住宅、鉄筋コンクリート住宅、横倒しの木材を積み上げるだけのログ・ハウス、あるいはツーバイフォーくらいであろうか。しかしちなみにログハウスや、ツーバイフォーもブレイスは建てることが出来る。つまり木造建築ならほぼ何でもOKだ。



そもそもいろいろな建築家、工務店があって良いはずだ。少数の大ハウス・メーカーがかなりのマーケット・シェアを握り、それらが家をどんどん建替え同じような概観の家を国中に造っているという状態は珍しく、世界を見渡してもこうした国はまずない。全国で見かけるようなモデルハウスを見て基本デザインを選ぶとか、決まったいくつかのプランから選ぶというのは、日本でも40~50年前にはなかったことと想像する。

ブレイス代表の丸山さんは様々な概観、内装の木造の家を建てている。先日丸山さんにお会いした時、彼が私に言った。「ウチのホームページhttp://www.brace.jp/ にある施工例の写真を見た人は、ウチのことを『何とポリシーのない集団だ』と思うだろうなぁ・・」 しかしながら私は、丸山さんほど顧客のリクエストに真摯に応えている建築家も少ないと、逆に感心するのである。建築という分野に「これしかダメ!」と主張する大メーカーや気位の高い建築家がいても構わない。そのスタイルを偶然好きになった施主が彼らに施工を依頼すれば良いことだ。私の場合、それは必要ないことと思っている。

上の画像の建物は何か。これがブレイスの事務所である。小淵沢のはずれ、畑と林が広がる風景の中に建つ、元はスナックだった建物。今でこそ無くなったが、昔はスナック時代のメニューの黒板が屋内の壁に残っていた。「あたりめ300円・冷奴250円・・・」などと書いてあったのだ。建築業を営む集団の事務所にしては、建築の美的イメージやデザイン性で注目を集める、という感じではない外観である。

後日解説する予定だが、ブレイスは顧客にとってのコストの抑制を心がける集団だ。それは、ブレイスがこの建物をそのまま事務所として使用しているところにもよく表れている。施主の頭の中は、これから建てる予定の建物に期待する美的イメージや空想でいっぱいだ。もしあなたが施主で、自分の将来の建物に抱く美しいイメージや空想から、この事務所の外観の記憶を意図的に遠ざけ遮断することが出来るだけの合理性を持つ人ならば、あなたはブレイスの「コスト抑制」精神の結果としてのこの事務所外観を好感することであろう。そしてバリバリ自分の夢実現に突き進むことが出来よう。でもあなたがその強い精神力を持たない場合は、ちょっと「これはキツイなぁ」と感じるかもかも・・・。

参考:
ブレイスのホームページにある、代表の丸山さんのコラム「引かないで」http://www.brace.jp/knge.html
私の記憶では、このコラムは6~7年前に掲げられたものである。丸山さんのキ・モ・チがにじみ出ている。
コメント (4)
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