この日の天気は曇り時々雨。
傘を持って西友七里ヶ浜店に行く。
傘をスーパー店頭に置いて買い物している間にそれを盗まれないで済ませる極意。
それはやたらデカくて、やたら目立つデザインの傘を選ぶこと。
西友でジョンソンヴィルのソーセージを買いましょう。
日本ではプリマハムが取り扱っている。そして西友七里ヶ浜店はそれをずっと618円(税抜き)で売っていた。この物価上昇期にありがたい。今となっては安くさえ感じる。しかしこの撮影後すぐにちょっと上がって632円(同)になった。
さてそれは安いのか高いのか。本家本元米国と比べてみましょう。
なんでも安い西友の元親会社であり、今も株主でもある米国スーパーのウォルマートも、何でも安く売っていることで有名だ。日本の消費税にあたるものは米国にはない。米国には売上税(Sales Tax)があるが、それは州ごとに率が異なる。ゼロ%の州だってある。だから比較するのはそれぞれの税抜き価格でやりましょう。
こちらがウォルマートのウェブサイトだ。ジョンソンヴィルのソーセージは基本的な6本入りが3.96ドルだ。
ってことは、1ドルが159.60円以上にならない限り(そんなことはもう何十年もない)は、日本の西友より米国のウォルマートの方がジョンソンヴィルが安いってことね。
今じゃなんでも安い日本。外国人が「ワオ! 安いやん!!」と言ってモノを買いまくる日本。貧乏国になった日本だが、さすがにこれはまだ米国の方が安いのね。かろうじて日本の方が高いものがみつかって良かったわ。
本日の問題は、またもや余ったキャベツをどうするかってこと。
買うと必ず余るキャベツをどう食べ切るかという世紀の大問題。
今回はこれを蒸す。
ジョンソンヴィルのソーセージとともに食べる。
それでもまだキャベツは少し余るが。
とにかく余ったニンジンやシメジやキャベツを食べ切るための努力をする。
レッドキドニーやかぼちゃも食べようね。
かぼちゃは種を取り、皮をとって、レンジでチンしてから蒸す。
これだけのキャベツも蒸せば軽く食べられちゃうよ。
ジョンソンヴィルの袋は固い。ここを裂け「TEAR HERE⇒」
動詞(裂く)の場合の読みは「テア」ね。同じつづりでも、名詞(涙)は「ティア」。
「動詞はtear(現在形) tore(過去形) torn(過去分詞)と変化しますよ」と私が学校で学んだ頃、メアリー・マクレガーという歌手がTorn Between Two Loversというとても意味的にヘンで自分勝手な(笑)曲をヒットさせたので、動詞tearの過去分子がtornであることを、私はその後忘れないで済んだ(^^;
Torn Between Two Lovers♪
この密閉(↓)がなかなかよく出来ている。
ジョンソンヴィルをフライパンで焼く。
タジン鍋にめいっぱい盛る。どうせぺちゃんこになるのだ。
味付けはコンソメだけ。
問題は使用するコンソメの量だ。
「小さじ2杯でスープ2人分」と書いてある(↓)が、それってスープの場合であって、野菜を詰め込んだだけで無水調理するタジン鍋の場合、いったいどれだけのコンソメを使えばいいのか?
でもまあ適当にふりかける。
ドガティ君は二階に上がった妻が心配らしい。
タジン鍋を蓋して中火で加熱し、クツクツ言い始めたら弱火で12分。
これぞ無水調理のよさ。
野菜を詰め込んでそれを密閉して蒸して、そこから上がった水蒸気がとんがった蓋の中の上の方で冷たくなり水となってまた落ちるの繰り返し。味が締まるんだなあ。
すぐ出来上がる。
ドガティ君が見に来るよ。
ジョンソンヴィルを焼いているからねえ。
彼はこの匂いに敏感だ。
そろそろ出来上がりかな。
蒸し上った。味もちょうどいいね。
盛り付け終了。
バゲットと一緒に食べましょう。
適当なキャベツ問題の解決法のひとつだが、かなりおいしいよ。
上からかけたのは、これまた余っていたパクチー。
これで冷蔵庫の中のいろんなものが一気に胃袋に収まった。
ジョンソンヴィルの価格の国際比較も出来たことだし、良かったわー。
価格の国際比較に便利なことで有名なのは。マクドナルドのビッグマック・ハンバーガーだが、ジョンソンヴィルのソーセージもまた有効なのだ。