「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

スズキヤのとりじん直球勝負!・・・で、誰でも出来るから揚げ@七里ガ浜自宅厨房

2012-02-28 07:15:04 | 食べ物・飲み物
スズキヤとは何か? それは南信州遠山郷の山肉・ジンギスカン肉専門店の名前である。南信州は知る人ぞ知るジンギスカン多食地域。そしてその中でも遠山郷は山深い地域で山肉(鹿、熊、猪等)をよく食べる地域でもある。ジンギスカン肉は下味をつけた状態でよく売られており、スズキヤはそれを同地域で昔からガンガン生産し販売して来たわけだ。



ところで、どうしてから揚げなのか?

スズキヤは様々な肉をジンギスカン風に味付けする技を持つが、鶏肉も同様。その商品名を「とりじん」と言う。もちろんジンギスカン的に焼いて食べればすごくおいしい製品だ。しかしそのジンギスカン風に甘辛く下味のついたとりじんを、片栗粉で揚げてしまうとこれまたとてもおいしいのである。



から揚げサイズ、とあるでしょう。これはぶつ切り。から揚げに最適な大きさに最初からカットされているのだ。



こんなところで作られている。



片栗粉を用意。



いいにおいにつられて登場! 食いしん坊ワンコ。



立山本醸造。私の好きな酒だ。これを飲みながらから揚げをつくり、つくったらそれをつまみながらまた飲む。



これがとりじん。しっとりと甘辛いジンギスカンのタレに浸かり切った状態である。このまま焼いて食べればおいしい。しかし今回はこれをから揚げにするのだ。簡単、簡単。あっという間に終わる。片栗粉つけて揚げる。それだけだ。



片栗粉をつける。つけすぎないように。もったいないから。



ジャーーっと揚げる。



しっかり揚げよう。楽しい時間。おいしいに決まっている、失敗知らずのランチ。不安感なし、必勝の調理。どうです、あなたも?



出来上がり。立山飲みながら、パクパク食べよう。



あわせてトマトも食べよう。クレイジーソルト + エクストラヴァージン・オリーブ・オイル + バジル。あぁ~簡単なランチ。



スズキヤはこちら。通販可能。http://www.jingisu.com/
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そろそろシーズン終了 Barbour Waxed Jacket, Gamefair のRe-waxing 復刻版も登場したらしい

2012-02-26 00:00:11 | モノ・お金
購入してからちょうど16年経ったBarbourのワックスト・ジャケット。モデルはGamefairである。ピカデリー・サーカスのLillywhitesで買ったと記憶する。現在ではLillywhitesでBarbourなど販売していないはずだ。いかにも狩猟を思わせるネーミングがいい。しかしこれはその後生産中止になっている。



年数なりのヨレヨレ感があるが、そこはそれ、このジャケットの良さというもの。このジャケットを買う直前に、ある英国人(当時40歳くらい)と私がした会話は以下のとおり:

私:Barbourのジャケットはどこで買えばいい?
英:どこでも。ハロッズでもセルフリッジズでも。あぁ、ミツコシなんてどうだ。ヒースローなんて手もあるぞ。
私:いくらくらいするだろう?
英:そんなこと知らない。あれは成人した時に買ってその後ずぅ~っと着るんだ。私が買った当時の価格は今よりずっと安い。



16年経ったこのジャケットだが、今も特に問題はない。



しかしこの生地や表面に塗られたワックスの重苦しさと言ったら半端じゃない。前にも書いたが、関東平野の冬のピカーーンと晴れた明るい空には似合わない暗さである。私は、そんな日の昼間、これを絶対着ない。

作りの複雑な部分も、バッチリとメンテナンスしてある。



頑丈なジッパー部分。文字はBarbour、そしてよく見ると我が国が誇るYKK。しかしジッパーってそんなに複雑なものではないので、今じゃどこかよその国の会社が作ってBarbourに納めているかもしれない。



破損すればこのように修繕すればよい。長年酷使して来たことの証であり、誇り。これくらいの傷跡が似合うGarmentである。



で、そろそろこれを着るシーズンも終わる。さて、クロゼットにしまいこむ前に、今年はこれのメンテナンスをするかしないか。まあ、いろいろ書いてあること。やたら多いのがDO NOT。あれするな、これするなと書いてある。



メンテナンスはこんな作業だ。しかしこのYoutube、どう見ても聴いても北米である。撮影はBritsh Columbia州らしい。



Barbour Care。このワックスをジャケット表面に塗り込む必要がある。もしやるとしたら、エアコンをガンガンかけて室内の気温を高めにしてからやるのが望ましい。そうでないとワックスが固くなり、塗り込みにくい。



Barbour純正ワックスである。ここにも使い方についてうるさいくらいいろいろ説明してある。昔は「この純正ワックス以外を使うな、さもないとジャケットを傷める可能性がある」との記載があった。



それは本当かもしれないが、そうでないかもしれない。私はここ何年もオーストラリア製の安いものを使っている。こちらの方が塗りやすいからだ。それで何の問題も感じない。



数あるBarbourのワックスト・ジャケットの中で、Gamefairが良いのはその適度な長さと全体的な余裕、そして使われているコットンに重さ(厚み)があるからである。本来このジャケットはOutdoorの利用が主目的であり、長さと全体の余裕と頑丈さが必要だ。ところが世の中の一般のスーツやコートはその反対の方向に変化して来ていて、細く、薄く、短くなってしまっている。Barbourのワックスト・ジャケットも売れ筋はBeaufortとBedaleだ。乗馬用のBedaleは問題外としてもBeaufortでさえ短くなっていて、スーツの上に着るとスーツの裾がはみ出しそうである。おまけに細いので何だかパツパツだ。



しかし英国ではGamefairの復刻版が生産されている。これで安心だ!・・・と思ったがそうでもないようだ。サイズがこれしかないのだ(下の画像)。S、M、L、XL、XXL。



つまり単にこれは復刻版に過ぎず、本気ではないということだ。

例えば、Gamefair以上にヘビーデューティーなNorthumbria(いい響きだ!)は、今も健在であり、販売はこのように行われている(下の画像)。36から52まで2インチ刻みでばっちりである。本気で売るならこうでないと。本来はこうなのだ。因みに私のサイズは42である。もし次に買うとしたらNorthumbriaかな。かなり丈の長いモデルだ。


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鎌倉ジビエ協会推薦(?)猟師風ぼたん鍋(イノシシ肉)@七里ガ浜自宅厨房 + Beethoven's No.6 

2012-02-24 12:48:43 | 食べ物・飲み物
今年の冬は気温が低い日が続いた。空気も地面もカラッカラ。庭のカエデも寒々しい。



そんな日は和風ジビエな猟師鍋。山肉(イノシシ、クマ、シカ等)の肉で暖まろう。本日はイノシシ。
肉の旨さとは何であるか、ということを考えたい。酔っ払いながら。



事前準備10分、煮込み時間は約1時間。テーブルに座るのはまだまだだ。



幸せな気分に浸れる音楽の代表格。キッチンでベートーベンの6番を聴きましょう。ドイツの森や田舎を連想させる風景画のような音楽。

第6番、つまりデンエン。
我が家のCDプレーヤーはデンオン・・・。(←全然面白くなーーーーい)

DENONと書いたら「外国人がデノンとしか読まないだろが。。。」と思っていたが、いつの間にかデンオンでなく、本当にデノンと呼ぶことになってしまったという外圧に弱い(?)会社だ。



どうぞ、ドイツの音楽を♪ 数多くの弦が奏でる弾むようで華やかな、でも田舎的メロディーを、ゆっくりのんびり聴きましょう。急いではいけません。今日は和風のジビエな鍋。弱火でゆっくり煮込むだけ。

タッ・タッ・タッ・タァ~ラララッタ♪ ゴマ油とイノシシ肉の香りにヘルベルトもうっとり♪して、このお顔。ずっと目をつぶっている。いや、彼はいつもそうだった。



午前遅めのキッチンで新聞の立ち読み。大好きな時間である。
大西洋や地中海に面して規律が守れない国々GIIPSが順番に爆発する。いや、アイルランドをここに入れたらかわいそうか。一方融通が効かずちょっと暗くて優等生なドイツ、そして周辺の秀才小国。全部を括ったユーロはいばらの道を歩んでいる。



本題、シシ肉300g。適度に脂のある、うまい肉だ。南信州の山肉&ジンギスカン肉専門店スズキヤさんで購入した。



スズキヤさんには、毎年このようなイノシシが、南信州の一流の猟師さんからどんどん持ち込まれる。



大きいのから小さいのまでサイズはいろいろ。1頭買いなんてことも、スズキヤさんに個別に相談すると出来るぞ! どうです、まとめて購入。オトナの贅沢、イノシシ丸ごと1頭オトナ買い!!!



イノシシ1頭♪ うれしい響き。

根菜が合う、和風ジビエ。カブにゴボウ。



見よ! うまそうでしょ。 おいしいものは美しい。シシ肉自体からおいしいダシが出る。



ゴマ油を使いましょう。これまた山肉やゴボウに合う。



ゴボウ、ニンジン、カブ(冬っぽい!)、シメジ、長ネギを適度に切る。



たっぷりのゴマ油で肉、根菜類を炒める。シメジやネギはまだしばらく放ったらかし。鍋料理の出来上がり直前に入れれば十分だからだ。



鍋調理はヒマである。することがない。だから栄川(福島県)がなくなり、桃川(青森県)へ。東北のリレー。



時々、開けてかきまぜるが・・・



基本は弱火でフタを閉めてコトコトコトコト。生姜とニンニクをたっぷり擦って、ここらで入れておこう。インフルエンザ予防にもなる。

調味料は、みりん、酒、昆布だしめんつゆ、和風のだしの素、味噌、砂糖。それぞれ少しずつ、少しずつ控えめにいろいろ入れながら、味としての調和を徐々に整えて行くのだ。ちょっとずつね・・・。

ベルリン・フィルの如き鍋の中の調味料と具材の見事な調和。様々な味と香りと食感がうまく溶けあった時にうまいと感じる。



非常に弱い火で、コトコトコト。



お椀を用意。



こういう汁モノは大きな木のお椀で食べることにしている。信州産のヒノキで作った分厚いお椀だ。



シメジやネギは最後で十分。



カブがかなり柔らかくなって来たら、シメジやナがネギを入れてしまおう。



カブはかなり溶け込む。トロトロだ。肉をつまむ。う~~む、うまい。さすが和風ジビエ。イノシシの肉のほのかな甘みを感じる。本当だ。先日も書いたけれど、これに馴れると、日本で高級とされる霜降りの甘い牛肉がしつこ過ぎると感じられ、おいしくなくなってしまう。



オレも何かもらえるかなぁ・・・。



ほら、出来た。どうです? このプルプル感は。山肉は人の体を温める。甘みも自然で控えめで、噛むとそのおいしさが滲みだす。



同じく信州・・・と言っても北信であるが・・・善光寺さん門前の七味店八幡屋礒五郎をかけて、食べましょう。



さあさあ、ズズズッと食べましょう。暖まるなぁ。



さらにオマケのお楽しみ。



煮込みましょう。



なんか落ちてない?



ねえ、なんか落としてくれない?



熱々のうどん。こちらも七味をかけて。



さて、これを見てイノシシの肉が欲しくなった人は、こちらへ。スズキヤさんのHPだ。南信州のジビエなお肉はこちらから。イノシシのスライス肉1パックから、まとめて1頭オトナ買いまで可能だ。調べてみよう。
http://www.jingisu.com/
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大型犬の側面反対側をトリミングするのに苦労している方に、こんなのどぉ? 茶々之介君の妙技!

2012-02-22 19:03:04 | ペット
掲題のとおり。

ワンコが一旦横になり側面をブラッシングして、次に側面の反対側をブラッシングしたいと思うが、それは難しい。

小型犬ならサッと持ち上げてひっくり返せばいいだろうが、大型犬ではそうはゆかない。

ワンコにとっても人にとっても楽な方法は、「クルリンポォ~ン・ハンタイッ!」と声をかけること。



どうぞお試し下さい。
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自己流四川風辛味馬臓肉炒@七里ガ浜自宅厨房

2012-02-21 00:22:57 | 食べ物・飲み物
我調理本日昼食。



台湾FTV的四川料理調理風景。我憧四川。我憧台湾。



我購入馬内臓肉。日本南信州遠山郷精肉店鈴木家乃商品馬肉。



日本東北地方秋田純米酒栄川良配合旨味酸味。



調理途中飲酒大量。是妻嫁入道具湯呑、我以是不飲茶、我唯飲酒。



鈴木家馬内臓肉。



超高速調理、刻野菜肉厚揚、擦生姜大蒜。我包丁叩俎板百弐十四回/秒。



炒馬内臓肉。



炒全部。



醤油、豆板醤、牡蠣油投入。絡片栗粉、本格中華料理風。辛味最高。



出来上々、家人感激、美味昼食、家庭平和。



中国料理高度技術、我尽力昼食作成当番。中国誇四千年歴史、然其調理瞬間速攻終了。昼食調理最適。辛味与我元気。

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嫌な季節を予感させる日光 / Glass Mountain Cabernet Sauvignion@七里ガ浜の小さな庭ワンダーランド

2012-02-19 00:29:29 | 
私は真冬が好きである。寒過ぎるのはかなわないが、それでも蒸し暑い季節を考えれば、寒さなど何でもないというか、はるかにマシだと言える。どんどん芝生や雑草が伸びる5月以降9月末までが恐ろしい。毎週のように炎天下、芝刈りを実施しなければいけないからだ。雑草抜きも必要だ。

枯れた芝生が大好きだ。冬は芝刈りがないので楽だ。冬は良いことばかりなのだ。しかし、すでに雑草が生え始めている。



まだ冬だというのに、2月ともなると昼間の日光がキラキラと眩しい。茶々之介も光り輝いている。この後に来る嫌な季節を予感させる、不吉な明るさである。私は春なんて待ち遠しくないのである。



憎たらしい、雑草。3月になったらこれを抜き、そのあと芝の根切りをして、さらに土を抜く。そして芝用の肥料をやって春に備え、そしてやがて芝刈りを繰り返す季節となる。憂鬱だ。



七里ガ浜唯一の酒店、高山商店からやって来た袋。中には6本のワイン。



グラス・マウンテンのカベルネ・ソーヴィニヨン。メルシャンが資本を出しているマーカム社(カリフォルニア)の廉価シリーズである。今もよく覚えているが、初めて飲んだのは1997年のこと。初めて飲んだ時、価格からすると、よく出来ていると思った。以前はラベルがかなり個性的だったが、現在は非常にスッキリしたものになっている。



持ち帰りましょう。



棚に収納。さて、いつ飲もうかなぁ。。。。

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バリーズ(Barry's)の紅茶、Classical Blendが到着@七里ガ浜

2012-02-17 06:34:11 | 食べ物・飲み物
ご覧のような包装紙にくるまれて、お荷物が到着。箱の大きさのわりには妙に軽い荷物だ。



送り主は茶商Barry's Tea。先日このブログで書いたばかり。気取らず楽しい会社である。



左の赤い毛のお姉さんなんて、おかしいくらい、すごいまつげ。先日このブログにYoutubeを貼ったきゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」で共演させたいくらいだ。

一番上の画像にある包装紙の柄はこのマグカップ側面のそれと同じである。このカップもBarry'sが販売している。



安価でおいしい庶民的な茶葉を生産販売するアイルランドの茶商。所在地はコーク。



私はものすごい憧れがあるが、いまだにアイルランドに行ったことがない。だからこの本ばかり見ている。コークがどんな所かも知らない。



緑したたる国。Country ColourはGreen。



コークという街はThe Capital Of The Southらしい。「へえー、そうなんだ」と私。



こんな街らしい。行ってみたいものだ。ここに庶民的なBarry'sはあるのか・・・。



この箱に入れられて来た。私の注文したのはティー・バッグではなく、リーフだけど。



さっそく開ける。



6箱と1缶。箱は印刷のとおり、Classic Blend。典型的な濃いアイリッシュ・ティーで、CTC製法のガッツリ飲むタイプ。ミルクティーならお手の物。チャイもアイスも可。私が欲しかったのはこれなのだ。缶にはまた別の茶葉が入っている。



紅茶の箱の後に写っている緑の葉は茶葉ではない(当たり前)。

実は妻の作品。



先生が「山を登っている時に見える風景のように」と言うので、そのつもりで作ったらジュラシック・パーク風というか熱川バナナワニ園風になったらしい。最近のフラワーアレンジメントはオアシスに切り花を刺すだけでなく、球根を使うこともオシャレなポイントらしい。



カエルが置いてあるのがワンポイント。

で、この缶の茶葉だけがゴールド・ブレンドである。Barry'sを代表するリーフ・ティーだ。しかしネスカフェみたいな名前である。ネスレとバリーズの間で、問題は起こらなかったのだろうか?



アイルランド系のコリン・ジョイス。彼の著書は日本社会、米国社会についてのものが先行して出版され、その次がこれだ。これを読んでいると、彼がバリーズの紅茶を褒めている箇所に遭遇した。



紅茶には関心のない寒がりワンコ。彼の興味は肉とバター。



先ほどの本で、これもまた夜のコークの街。



目ざとい私は上の写真の中央やや左よりに大変なものを発見してしまった。



これはBewley'sの看板。Bewley'sとは、同じくアイルランドの首都、ダブリンの名門紅茶商。Barry'sにとっては競合相手である。Bewley'sの方が古い会社で、プライスはちょっとお高い感じ。こちらもいいですよ。
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クスクス・ラブ ジビエな鹿肉のスパイス煮込みと伴に@七里ガ浜自宅厨房(2) 煮込んで食べる

2012-02-16 00:01:29 | 食べ物・飲み物
後半戦だ。出来上がり具合はこんなのだ。カレーライスじゃないよ。



このCD聴きながら、ゆっくり作った。ただ煮込んで行くだけだ。



タマネギみじん切りを手間暇かけて炒め続ける。あるいは蒸らし煮をする。ニンジンの大きく切ったものも後で加えて同様に調理。



私はめんどくさがりなので、蓋をして蒸らし煮にした。



さて、前日ヨーグルトに漬け冷蔵庫に入れた鹿肉を取り出して来る。



ヨーグルトと一緒に全部を鍋に入れる。塩を加えて煮る。



蓋をして、30分くらい時々かきまぜて弱火で煮る。



すごいニオイだ・・・。



ここから微調整が始まる。スパイスを各種加える。

●スパイス界の王者(そう書いてある)カルダモン、
●ターメリック
●ガラムマサラ
●クミン
●パプリカ
●コリアンダー
●チリペッパーの各パウダー



さらに・・・カレー粉少々。カレー粉は便利な総合スパイスだから使うとお得。でも気をつけよう。カレー粉を多く使っていると、他のスパイスが持つ香りがわからなくなり、最終的にただのカレーライスになってしまう。カレー粉はちょっとだけ。そして自分の好きなスパイスをぶち込む。

2大調味料。甘さと辛さのコンビ。マーマレードとアリッサ。これもたくさん入れる。



真っ赤なアリッサは強烈。ニオイがこれまたいい。

加えてみりん・酒・醤油・水各少量(みな和風)とブイヨン・キューブである。



フタして弱火で、また煮る。



その後はフタを開け、さらにスパイス類を調整して、どんどん煮詰めて行く。色も濃く、味も濃くなって行く。

そろそろ・・・・クスクスをふかす時間!



ほら、仕上がった。バターをたっぷり用いて調理してある。もう、ほっこほこ。



はふはふして、汗かいて食べよう。うまいね。クスクスに満足する本日のランチだ。鹿肉がゴロゴロ。鹿肉はたっぷりとヨーグルトに浸かって、その後じっくり煮込まれて、とても美味しいジビエとなった。



狩猟の鹿肉前脚ブロックの調理は少しだけ手ごわい相手だが、それを食べ慣れてしまうと、日本風の上等の霜降りの牛肉などしつこくて苦痛に感じてしまう。先日も都内下町の有名な牛肉店でこんな肉をたっぷり食べる羽目に陥ったが、最初のひとくちで満足してしまった。



鹿の前脚ブロックが欲しい方は、スズキヤの通販をどうぞ:http://www.jingisu.com/
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クスクス・ラブ ジビエな鹿肉のスパイス煮込みと伴に@七里ガ浜自宅厨房(1) 「クスクスの謎」を読む

2012-02-14 06:47:47 | 食べ物・飲み物
クスクス・ラブ。



皆さん、クスクスはお好きですか? 水だけで戻すことが可能で非常食にもなり、地中海周辺の国々からアフリカ大陸の北部内陸まで諸国に広く普及する食べ物。食べ方は様々。

 ●蒸して、淡い味つけで食べることが可能。
 ●スープと一緒に煮込んでお粥的に食べることも可能。
 ●サラダ等の付け合わせとして軽い利用も可能。
 ●カレーや肉の煮込みようなシッカリした味つけの食べ物のお伴としても可能。

オールマイティ・クスクス! 



最近平凡社新書でにむらじゅんこさんの書いた「クスクスの謎」が出た。クスクスの歴史、各国クスクス事情、クスクスの作り方、レシピなど、クスクスを体系的に扱った稀有な本だ。



我が家にも常備。



私のクスクスとの衝撃的な出会いは1986年、ルクセンブルクの街中の出来ごとだった。私が食べたのは野菜や肉片と一緒に煮込んだピリ辛味のお粥状のものだった。それは世界にあまたあるクスクスの一種を使った調理方法のひとつに過ぎないものだったが、その後何度か同じ店で同じ料理を食べて、当時の私はそれが世界唯一のクスクスという料理だと誤解していた。



「クスクスの謎」の著者にむらさんは1990年、パリで初めてクスクスと出会う。私と異なり聡明なにむらさんは、それ以来かクスクスについて各国を調べ歩いたらしい。クスクス好きな方は是非、読んでもらいたい本である。



読んでいて(まだ途中なのだ)、私もクスクスが食べたくなり、冷凍庫から鹿肉前脚ブロックを取り出してきて、解凍した。いつものように南信州の山肉・ジンギスカン肉専門店スズキヤさんで買った安い肉だ。値段的にはスーパーで売っている豚肉のロースくらい。



狩猟による肉なので、個体差がある。前肢ブロックの場合は少々手ごわいのでたいていはちょっと煮こぼすか、圧力鍋で一気に脱力させてやるか、酒に漬けるといった方法をとってから、調理にかかることが多い。



今回はまず小さく切って、塩コショウした。まるで宝石のような輝き。



そしてタマネギ、ショウガ、ニンニクをすりつぶし、ヨーグルト、パプリカ・パウダー、カレー粉、ケチャップに混ぜて漬けて、ラップして冷蔵庫へ!



半日~1日寝かしましょう。続きはまた次回。
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ユーカヌバ I アシスト残渣ケア、原産国はオランダ  お腹の弱いワンコ用

2012-02-13 12:57:07 | ペット
最近我が家が愛用するドッグ・フードの商品名とパッケージと量が変わった。新しい商品の名前は記事のタイトルのとおり。アレルギーがある我が家の茶々之介は体がどんな物質に反応するかわからず、体が受け付けないものを食べると、微量でも即座に反応して体内からそれを出そうとする。上からあるいは下から出してしまう。そういうワンコは下痢になりやすい傾向があり、余計な食べ物を与えると、下痢が続いて激やせする。潜在的にそうしたワンコは多いはずで、ひどい場合はウチの子のように体重が標準から25%減なんてこともありうる。



だから、我が家ではそれ専門のフードしか与えていない。それ以外では、リンゴやナシなどの果物は大丈夫なようだ。困るのは、気をつけていても散歩中に茶々之介がよそのワンコの糞を食べてしまうことだ。残念ながら七里ガ浜住宅街はそういうものがいろいろと落ちている。浄水場の広場などひどい状態だ。あそこでワンコを放ったらかしている人達、なんとかしてくれーー。よそのワンコの糞を食べたあとの茶々之介はよく下痢をする。



以前は長い間アイムスの腸管アシスト(上の画像)を与えていて、それなら安心だった。確かオーストラリア製だったと思う。ところが販売会社であるプロクター・ギャンブル社から突然、生産中止と製品回収のお知らせがあった。何か不適切なモノが混入していたのだろう。

仕方がなく、別の会社であるロイヤル・キャナン(おフランス)の類似種のフードに変更。ところがそれは、人間的には結構ニオイが強かった。



その後、腸管アシストがオランダの生産に切り替わり、パッケージも変わって「ユーカヌバ」のブランド・ネームで登場したのでそれに戻した。



さらに同じ商品は掲題の商品名をつけて、パッケージや重量も変えて登場した。これがほんの2年間ほどの間の変化だ。おそらくメーカー内ではいろいろと議論があり、商品開発や営業の組織がグローバルに再編され社員ひとりひとりの悲喜こもごもがあったりしたのだろうなあ、と想像してしまう。



以前から「ペットフード・メーカーはなぜやらないか?」と不思議に思っていたことが、今回実現した。



チャックがついたのである。



茶々之介君、完食。今回のフードに限らず、彼はなんでもよく食べる。



これを食べたあとの糞の量は、ドッグフードとしてはかなり少なめである。余計なものを極力省き、腸にも負担が少ないようになっているのだろう。当然ながらドッグフードとしては高価だが、ワンコが激やせするよりはよかろう。

お腹が弱いワンコの下痢にお悩みの方は、是非獣医師に食事の相談を。
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