「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

真冬の滞在@八ヶ岳西麓原村(8) 勝手にドイツ祭! ラクレットを入手して山荘にこもって食べる

2009-12-31 01:47:27 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
冬こそ原村、八ケ岳。こもらずして何のための山荘ぞ!
周囲は真っ暗。あちこち出歩いたりせず、食べる。飲む。それが楽しい。



さて、前回紹介した川口マーン惠美さん著の「ドイツ料理万歳!」。今宵はドイツのムードに浸ろう。



だからブラームス♪ 美しいわん。日本人の心にもストレートに浸み入る音楽。



だからワグナー♪ 力強いわん。素敵。映画スターウォーズのテーマ音楽的爆発☆



そうじゃなくって・・・。お食事の話である。川口さんの本をよぉ~く読んでごらんなさい。タイトルの太字に「チーズ好きにはたまらないラクレット」とあるでしょう?ラクレットはスイス・アルプス地方のチーズで、これを高温で溶かして、茹であがったホクホクのジャガイモに掛けて食べる料理が、ドイツではポピュラーらしい。そしてそれがまた堪らないおいしいさらしい。これは、何としても食べなアカン。川口さんは、ラクレットを使ったこの簡単な料理を、誰にでも振る舞うらしい。それだけ美味しいのだろう。さあ、スイス・アルプス地方特産のラクレットを手に入れてジャガイモを食べよう!



しかし茶々之介が言う。「とーちゃん、ラクレットなんてあるわけないがな。ここは長野県諏訪郡でっせ。八ケ岳でっせ。アルプスとちゃいまっせ」 さらに「さあ、ストーブのそばで寝ようっと!」とも。そして彼は寝た。



茶々之介よ、君は間違っている。ここ原村は日本のスイスなのだ! 原村にある農場(八ケ岳中央農業実践大学校)の学生は、「アルプスの少女ハイジ」に出て来る少年ペーターなのだよ! 学生達はラクレットだって作っているのだ。

原村をよぉーく見渡せ。この小さな村の中で・・・八ケ岳紅茶倶楽部DADAは見事にブリティッシュなスコーンを焼き、香しいスリランカ産ウヴァを供してくれる。バイオリンをはじめクラシックな楽器の製作者も多く住む。北欧や欧米の薪ストーブを売る全国でも有数のストーブ店もある。ハーブ農園多数。レタスやセロリ等高原野菜は溢れるばかり。農場はチーズを多種生産し、アルプス特産品のラクレットも作り、売ってくれる。チーズの包装に貼られたシールのオレンジ色の文字をご覧。「ラクレット」の文字が見えるだろ? わずか2800世帯が住み鉄道の駅すらない小さな高原の村で、ラクレットを生産しすぐそこの農場で売っている村が、日本にどれだけあるでしょう。ここ原村はただの田舎ではない。なんとマルチ・ナショナルなカルチャーと気高く味わい深い生活感に満ち満ちた村なのでしょう! 茶々之介よ、とーちゃんはそのあたりを考えに考え抜いて、この原村を選んでいるのだよ。

茶々之介はとーちゃんを無視し、寝ている。



品名は「極道の食い気」ならぬ「牧童の夕餉」というらしい。原村の八ケ岳農場製、正真正銘ラクレットのチーズ。



同じ農場で作られたジャガイモ。品名「デジマ」。長崎県で作出された品種である。エキゾチックな響きのある品名。かなり安い。105円。なんだかもっとお金払わないと悪いみたい。農場さん、いつもお世話になります。



さて、材料は揃ったが、作り方が問題だ。茹でたホクホクのジャガイモに、高熱で溶かしたラクレット・チーズをかけるらしい。しかし川口さんの本によると、ドイツにはラクレットを溶かす専門の卓上の機械があるらしい。大阪の家にタコ焼き器が普通にあるようなもんかいな。

そんな機械はないので、ウチではもう勝手なやり方で作ることにした。まずラクレットを薄く切る。



オリーブオイルでデジマを焼く。



デジマが焼けて来たら上にラクレットを並べる。さらにクレージーソルトも軽く振りかける。独創的だ! スグに出来上がった。さあ、食べよう。なんと簡単で、おいしいのでしょう。まあ、ジャガイモにチーズ。嫌いな人もあまりいないでしょう。どうです、原村は魅力的でしょ?



「ラクレットなんて長野県諏訪郡にない!」と言いきっていた茶々之介も、自分の間違いを認め、「それ、ください」と言う。絶対あげません。乳製品が大好きなヤツだ。



ラクレットの他にもいろいろ食べた。鹿肉。ご存じスズキヤさんの「鹿のジンギス」。安くおいしい鹿肉を食べたいならこれ! 私はスズキヤさんの大ファンなのである。



これ(↓)はスズキヤさんで手配してもらって買った鹿の角。いいでしょう。全長55cm。山荘に飾ってある。



妻の得意料理。煮込みハンバーグ。おいしいんだなぁ。しっかりと肉料理が続く。



キムチの鍋。野菜たっぷり。キムチに加え豆板醤も入るので、食べ終わる頃には汗だく。



これは鍋敷き。鋳鉄製でしっかりしたものだ。



最近得意な和風スパゲティ。



王道炒飯。基本中の基本。チャーシューと玉子と長ネギ。塩と醤油。私って炒飯上手?



あっさりとそば。



月見そばに。最後の方は全然ドイツじゃなかったねえ。



原村にご縁のある皆さん、原村を楽しみましょう! 牧歌的で欧州的。日本では稀なシャレた村です。 農場にも行きましょう! ラクレットだけじゃない。いろいろなチーズがありますよ!!!

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真冬の滞在@八ヶ岳西麓原村(7) 山荘にこもってCDと本

2009-12-30 12:23:16 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
我が家の場合、山荘に行ったら可能な限り山荘にこもる。これには、我が家特有の理由が2つある。

●山荘は別荘であり、文字通りそれは「別の荘」、つまり鎌倉の自宅に対して「Anotherな家」である。わざわざ遠い八ケ岳西麓の「Anotherな家」まで出向いて行ったのに、そこからまたさらにあちこち出歩くと、それはそれで楽しいことには違いないのだが、その反面「Anotherな家」に滞在する時間は減り、滞在の喜び、価値が減ってしまうのではないか、というケチ心。
●あちこち出歩くとガソリン代が馬鹿にならない、というケチ心。犬の運動をさせるため農場に山荘から行って帰るだけで、走行距離11km。最寄りのガソリンスタンドで15km。もうホームセンターとなると・・・。都会なら大変な距離である。移動コストが大変なのだ。

幸い最寄りなら富士見のA-Coop(アグリモール)に今井書店(CDショップを兼ねる)がある。他にも諏訪地域南部は書店が多い。CDや本を買い込み、山荘にこもろう。



半世紀以上前のライブ録音。気難しいカナダ人ピアニスト、グールドがピアノ、帝王カラヤンが指揮するBPOによるベートーヴェン、ピアノ協奏曲No.3。このジャケットはどう見ても、ヘアサロンに来た近所のおっさん(カラヤン)に若いヘア・デザイナー(グールド)が「どう致しましょう?」と聞くと、おっさんが「角刈りにしてくれ!」と言っている図だ。この後グールドは冴えない気難しいおっさんになって行ったが、帝王はますますカッコ良くなった。そして帝王は音楽を一大ビジネスに仕立て上げ、自らのカッコ良さをよく認識してビデオも売りまくった。



ライブ録音の良い所は協奏曲や交響曲の最終楽章が終わった時にのみ、拍手が鳴ることである。このCDはベートーヴェンのピアノ協奏曲の後、拍手が鳴り、それにシベリウスの交響曲が続く。私の聴き方は「飲酒音楽(飲酒しながら、本でも読みながら聴く音楽。「飲酒運転」を真似た言葉)」のいいかげんなものなので、もしこれがライブ盤でなければ演奏の間に拍手が入らず、私は曲がベートーヴェンからシベリウスに切り替わったことすら気付かないであろう。情けなくなるような音楽鑑賞方法である。

他にもシナトラのクリスマス。アメリカンな雰囲気。スタバでよく使われるらしい。



でも冬はやっぱりコレでしょう! 冬オンナ広瀬香美。彼女自身のヒット曲を録音し直している。これを聴き、山荘の外の残雪を見ていると、景色がスポーツ用品店アルペンのテレビCMに見えて来る。



茶々之介君。「おれ関係ねえ」



山荘にはいくつか本が置いてある。思い出のあるのはこれ。AA(Automobile Association 英国のJAFのような組織)発行の海岸線ドライブガイド。500ページ近い本で、英国の海岸線沿いのドライブ・ポイントが地図と写真と絵で次々と解説される。彼の国は海岸線のほとんど全部が非常に美しいので驚く。ドライブが楽しい国だ。



開いたら、こんな感じ。



今回新たに持ち込んだ本はこの2冊。
●中島義道著「醜い日本の私」新潮文庫
●川口マーン惠美「ドイツ料理万歳!」平凡新書



私はこの中島先生が大好きだ。彼の「うるさい日本の私」を読んで以来の大ファンである。彼はこの「醜い・・・」でも吠える。

「高さの不ぞろいな貧弱な建造物が立ち並び、その表も袖も屋根の上も原色の巨大な看板で埋め尽くされ・・・」と彼は怒る。



こういう記述を見ると、私はいつも我が国の首都の玄関口である東京駅八重洲中央口正面のこの光景を思い浮かべる。中島先生の叙述を正確に反映した景色がある。どうしてこうなんでしょう?



川口マーン惠美さんの本はなかなか面白かった。「アイスバインは代表的ドイツ料理と言われるがあまりドイツでは見かけない」などと書いてある。私はアイスバイン好きなんですが・・・。ソーセージ、ビール、じゃがいも・・・。次々と料理が出て来て、全部試したくなる。その中に私は気になる記述を見つけた。



「ラクレット」とある。「クラレット」じゃない。クラレットはワイン。ラクレットはアルプス地方で生産されるチーズの名だ。そのラクレットを高温で溶かして、熱々の茹でジャガイモにかけて食べるらしい。へぇ~~。うまそうだなぁ~。やってみよう! でもラクレットをどうやって入手するか?ここは長野県諏訪郡である。



しかし!ラクレットは入手出来るのだ。お食事編は次回に。
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真冬の滞在@八ヶ岳西麓原村(6) 寒い日は八ケ岳紅茶倶楽部DADAへ!

2009-12-29 23:02:15 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
寒い日には紅茶を! 暑い日にも紅茶を! 
ジョージ・オーウェルとウィンストン・チャーチルは政治思想の違いを超え、2人でそう唱和したとか(そんな唱和なんかしてません、念のため)。

原村滞在中は毎日のように、我々夫婦は原村の農場で犬に運動をさせる。今回の滞在中も、ある日犬の運動の後に、我々は農場からほど近い八ケ岳紅茶倶楽部DADAを訪問した。



実はその数日前にも我々はDADAさん(同店の店主)に原村の中でお会いしている。毎度のことだが、我々が原村に滞在して村内をあちこち移動していると、店主によく遭遇するのである。時にどこかのお店の中でご挨拶し、時にお互いクルマを運転し交差点ですれ違う。

さて、DADAの玄関口に到着。今回は何を頂きましょう?・・・なぁ~~んて言いながら、頂くものはとっくに決めてある。



妻はチャイ!(下) 寒い日はこれに限りまっせぇ。それもいい。でも私はちょっと違う。



私はTaylors of Harrogateのシングル・エステート・ダージリン(下)を注文した。ストレートで飲む。香しい! 間違いなくおいしい。高品質の茶葉を用いて、プロフェッショナルな店主あるいはプロフェッショナルな奥様が淹れて下さると、こうなる。



紅茶店で紅茶を飲む場合の経済効用的顧客満足度係数仮説というものを英国王立紅茶アカデミー協会が発表している(そんなものは発表されていない、念のため)が、それはより一般的には簡単に「Tea係数」とも呼ばれている(呼ばれていない、念のため)。

A = 「お持ち帰り」として茶葉を100g買った場合のその小売価格
B = お店のプロフェッショナル性(スタッフの能力、お店の雰囲気他諸々)
C = 「店内で飲む」場合、Aと同じ茶葉を使った紅茶一杯に支払う価格
と定義すると・・・ 

Tea係数 = (A + B)÷C となる。

つまり茶葉の小売単価が高く、お店のプロフェッショナル性が高く、その茶葉を使った紅茶一杯(店内で飲む場合)の価格が低いほど、Tea係数は高くなるのである。茶葉の小売価格は千差万別である。100グラムあたりの単価は安いものから高いものまで何倍もの開きがあり、茶葉を買って自宅で紅茶を飲む時は、その小売価格を支払う。一方店内で紅茶を飲む際支払う金額だが、お店はお客に茶葉小売価格に比例した値段を吹っ掛けるわけにも行かず、メニュー上の価格は最高のものが最低のそれのせいぜい1.5~2倍くらいまでである。適当に挙げれば、例えば、Aのレンジは600円≦A≦4800円、Cのレンジは600円≦B≦900円となる。



店の中で顧客の力ではBは変えようがない。顧客に出来るのは A÷Cを最大にすることだ。普通、それはメニューの中の最高価格帯の紅茶を選ぶことである。それによりAはすごく高くなるが、Cはさほど高くならないからだ。ダージリンの茶葉が複数のタイプから選べるのなら、高いものを飲んだ方が支払い金額対比での満足度は高くなるはずなのである。

この日私は自宅で飲むタイプとは異なるいくつかの茶葉をまず選び(さらにDADAさんではダージリンだけでも複数ある)、それらにこのTea係数仮説を適用してなんともいやらしい計算をし、このダージリンを選んだのである。大変美味しいものだ。Aも高いが、ここDADAさんではBがデタラメに高く、Cはさほど上昇しないのだから、(A + B)÷C はmaximumになる。

この仮説は簡単化され過ぎているので注意が必要だ。店によっては選んだ茶葉次第でBがかなりぶれることがある。例えば、安価な茶葉でミルクティーを美味しく淹れることには長けているが、ラプサンスーチョンのような茶葉を淹れた経験のあるスタッフがいないような店もある。そんな店では顧客の茶葉の選択の結果がAやCだけでなくBまでも変化させることになってしまうので、顧客は慎重に茶葉を選ぶ必要がある。尤もこのDADAさんでは、無数の茶葉についてBはまったく一定かつ高水準に留まっているから、心配は無用だ。

また、顧客が激しい運動をした直後であるとか、あまりに気分が落ち込んでいる等の特殊な状況にある場合は、茶葉の価格や風味などとは無関係に、何か特定の飲みモノの効用が著しく高くなることもあろう。あるいは特定の茶葉において価格と品質に負の相関があったりすることも想定出来る。そんな時にはやはりこの仮説は当てはまらない。



話がやたら長くなってしまった。次の画像はスコーン。

お店によってスコーンはずいぶん見た目や食べた感じが違うのだ。DADAさんのスコーンは大変本格的である。画像に見られるが如く、「中心部を横にギザギザが入ったひび割れ状態」でスコーンを供してくれる店は、国内では稀だ。彼の国で「ワニの口」とも呼ばれるひび割れ状態である。

【訂正: 私が「ワニの口」と書いたら、kite100さんから「オオカミの口とも言いますね」とコメント欄で教えて頂いた。そうだ!ワニは誤りである。オオカミに訂正すべきである。どっちも怖いが、まだオオカミの方がかわいい。kite100さんのご指摘に感謝】

適度なシットリ感もあり、そこにたっぷりついて来るクロテッド・クリームやベリーのジャムをドチャッと付けて食べる。ええがな、ええがな。

紅茶もお菓子もどうにでも自分勝手に飲んで食べればいいのだけれど、もしいろいろなことを知りたいと思うのなら、こういう店に行かねばならない。



これは何?(↓)



鼻輪?(↓)



お店のご近所に、門松を作ることを仕事としている方がおられるそうで、これはその方の作品だ。今なら店内に飾ってあるはず。かなり造作が細かいところもあり、大作である。

八ケ岳紅茶倶楽部DADAの情報は、そのHPからどうぞ:
 http://www.lcv.ne.jp/~dadaclub/
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真冬の滞在@八ヶ岳西麓原村(5) 退屈していた犬も農場に行くと興奮する

2009-12-29 02:24:30 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
茶々之介: とーちゃん、かーちゃん、ちょっと言いたいことがあるんだけど。ボクね、退屈なんだわ。
とーちゃん: だから何?
茶々之介: もーー、これだから嫌なのさ。何、その反応。犬の気持ちがわかってないなぁ。のっぱらひろしさんのブログ見てみなよ。いい本紹介しているよ。
とーちゃん:私だって普通の犬の気持ちはわかるけど、普通じゃない犬に同調する気がないだけだ。
茶々之介: これは正に、非情な飼い主にもらわれたお利口でかわいいワンコの悲劇だ。


茶々之介: おーーやっと話が通じたみたいだ。何だかんだ言いながら、ボクのことがかわいいくせに。自分に正直にならなきゃ、ダメよ。人に嫌われるよ。さあさあ早くエンジンかけなよ。ダハダハ~♪ 真っ直ぐ坂を降りて、右。そしてまっすぐ行ったら、左。また坂を下って、停車。これで5kmちょっと。途中に信号はなし。早いねえ。アッと言う間だ。毎日10回くらい来ようよ。


茶々之介: ヒャッホォ~♪ また来ちゃったなぁーーーっ!もう参っちゃうなぁーーーっ!うれしいぃっ! 農場(原村の八ケ岳中央農業実践大学校)ってめっちゃ良くねぇ? なんで誰もいないの? あっ、遠くに美人のボーダー・コリーちゃんがいるけど。


茶々之介: 右へ左へ、テッテケテェ~♪ 超ロング・リードが少し邪魔なんだけど、なんとかならない?


茶々之介: 気持ちはどんどんエスカレート! もう得意なエビ・ポーズしちゃう。どぉ? ボクってエビみたい? ピヨンッ!


茶々之介: どんどん走っちゃうぞ! かーちゃん追い抜いてテッテケテェ~♪


かーちゃん: (いきなり)待て!
茶々之介: おい!かーちゃん、どこ行くの?


茶々之介: おい! かーちゃん、どこ行くのってば??
かーちゃん: 待て! 待て!
茶々之介: 待てって、何がですか・・・。もうちょっときちんとした日本語しゃべれないんですか?? 
かーちゃん: さあ、ボール取って来い!(かーちゃんはいきなり遠方へボールを投げる)


茶々之介: ヒャッホォ~~イ! 速いだろ? ボール捕るぞ!とーちゃん、シャッター押すの遅いよぉ~。ダハダハダハハァ~♪


茶々之介: ボクって速いよぉ~ん。とーちゃん、シャッター遅いってばぁ。ヒヤッ!冷たいな。日陰には残雪が・・・。


かーちゃん: (いきなり)伏せ!待て!
茶々之介: あれれ。


かーちゃん: 待て!ずぅーーーっと、待て!(ボールを持って林へ去る)
茶々之介: おい! かーちゃん、今度はどこ行くんだい??
かーちゃん: 待て!


茶々之介: おい!
かーちゃん:(無言)


茶々之介: おい!ってばぁ??? またそれか!
 (かあちゃんは林の中にボールを隠した。ボール探しゲームだ。)


とーちゃん: 行け!
茶々之介: よっしゃぁぁぁぁ~~~! ここか?ボールないじゃん。


とーちゃんの解説: 茶々之介の顔に焦りや興奮の表情が。かなり必死なのがわかかる。最初はものすごいスピードで藪の周りを走り、この段階では嗅覚だけでボールを探す。ボールのかすかなニオイを捉えたら、今度は視覚も並行して使い徐々にエリアを狭めて行き、ボールの隠し場所を特定して行く。

茶々之介: ないないない。あーーないない。焦るなあぁ、困ったなぁ。


とーちゃんの解説: 犬にとってはかなり知的なゲームで、本能も使い、頭も肉体も疲れるゲームである。これでボールを見つけた瞬間にボールをくわえず、飼い主に向かって吠えて合図するようにしつけたら、それは正しく救助犬の訓練として完成だ。しかしそれは却ってやっかいなので、我が家ではそうはしない。アイリッシュ・セター種では稀らしいが、我が家の子はなぜかこのゲームが好きだ。運動不足解消と脳の活性化には最適な遊びだ。人間も素早く移動しながらやるので、体も暖まる。

茶々之介: 焦るなぁ~~、ないなぁ~~・・・あったぁ~~あったどぉ===取ったどぉ===!


茶々之介: かーちゃん、取って来たよ!
かーちゃん: 良かったねーー、すごいねーーー(真剣に大げさに喜ぶ)
茶々之介: だろだろ?スゴイだろ?ボクって偉いぃ? かーちゃんもBarbourのジャケット似合ってるよ(と、犬だって興奮するとお世辞のひとつも言う)。


茶々之介: めちゃ楽しいやんけ。家帰って一緒に水飲まへんか! 原村はたまらんのぉ。


茶々之介: あーーー、かーちゃんにつかまった、これ嫌い。ブラッシングは止めてぇーーー。
かーちゃん: なんだかいっぱいくっついてからんでますよ。じっとしなさい!


農場で買ったアイスクリーム。右が昔からあるヴァニラ。左がチョコレート味。他にも抹茶味がある。人間も大好き、茶々之介もカップを最後に舐める。

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真冬の滞在@八ヶ岳西麓原村(4) 寒さを楽しもう! XCも!・・・ってVOLVOじゃないよ

2009-12-28 11:18:36 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
甲州側の南麓は日照時間が長いので、信州側の西麓、東麓と比較すれば一旦降った雪が溶けやすい。下の画像でご覧のとおりだ。これは西麓側の原村と富士見町の境界線付近、標高1000m前後で撮影した画像だ。画像中央に見えるのは八ヶ岳西麓ではあるがその南端に近く、そこから南麓(右方向)にかけては山頂近くまで雪なんてほとんど残っていない。同じ日時に西麓の標高1600mに位置する我が山荘の周辺では、場所によっては雪が多く残っていたのと大違いだ。

これをもって八ヶ岳山麓の別荘地に詳しい人も「南麓(甲州側)の別荘地は暖かいが、西麓や東麓(信州側)のそれは寒い」としばしば言う。しかしその表現は正確ではない。



なぜなら多くの場合、両者は標高が異なるからである。そもそも別物なのだ。仮に同じところでもそこから垂直に700m上昇したら、気候は確実に違うだろう。南麓には私のところのような標高1600mなんて別荘地は存在しない。南麓小淵沢の標高900mのポイントとは差が700mあるわけだ。これは東京都23区内と芦ノ湖(箱根)の標高差にほぼ匹敵する。気候が違って当たり前である。

西麓や東麓では標高1800mあたりまで別荘地がある。信州側では別荘地の最低区画面積(分筆不可。場所、時代により1000~1200平米程度)、建築基準(建物の高さ、建蔽率、容積率、色彩等)、道路基準についてかなり強い法律的規制の網をかぶせた。しかしその代わりに大規模開発に限り、別荘地を相当標高の高いところまで許したのである。



南麓(甲州側)の別荘地の多くは開発や土地取引を自然発生的に少しずつ重ねたものが中心となる。標高で1000mあるいはそれ以下のところも多い。標高1000mと言えば、西麓の我が原村なら森も別荘地もない地帯だ。村役場と集落とA-Coopが集まる払沢交差点よりまだ少し下である。森林がないくらいだから夏の昼間はかなり暑く、飲食店なら夏はエアコンを常用し、冬に降雪があっても木陰もないのですぐ溶けてしまうと言ったレベル感だ。

しかしながら昔は極寒と私には思えた八ケ岳山麓ですら、だんだん暖かくなっている。私が20年前に初めて山荘を持った場所は八ヶ岳山麓ではなかった。ところがその山荘を建ててくれたのが、八ヶ岳南麓のログ・ビルダーで、そこから私の八ヶ岳山麓通いが始まったのだ。思い起こせば、20年前の八ヶ岳山麓は今よりもっと雪をかぶる期間が長く、それが溶けるのに時間がかかった。また、夏はずいぶん寒かった。今の原村の山荘を建てた土地を入手したのは12年前だが、その時ですら「八ヶ岳山麓でもずいぶん気候が変わって来たなぁ」と感じたものだ。そして今その思いはさらに強くなっている。



これから土地を手に入れ山麓生活を楽しもうという人は要注意だ。10年~20年というスパンで山麓生活を考えるなら、自分の気候的な好みや今後のそれの変化の両方を考慮して土地を選べば良いだろう。しかし今後の変化がどれほどのものか、私には予想がつかない。小学生の子供に洋服を買い与えるような感じだ。これくらいで良いかなぁと思ったサイズの服を買い与えると、やがて小さくなってしまうかもしれない。私なら、冬も雪が長く残るところがいいなぁ・・・。なにせ鎌倉との気候のギャップを楽しむのだから。夏は寒く、冬はデタラメに寒い土地。

だってそうでないとこんなこと(↓)が出来ないでしょう? この反り具合、何だか知ってますか?



XCスキー! 誰でも出来る歩くタイプ。細くて長く、先が反り返っている。KARHUはフィンランドのメーカーだ。 ややバブル経済的、環境破壊的なダウンヒル・スキー人口が激減したから、このXCをする人が増えるかと思ったら、多少テレマーク・スキーが流行ったくらいで、これをする人も減っているようだ。



金具はSALOMON。



シューズも同様。踵が上がり、雪を蹴って歩ける。原村の自然文化園内やペンションビレッジ付近の林道は、積雪があれば、またそれが若干溶けて固まると尚のこと、格好のXCスキーコースとなる。

でも私を「一緒にXCスキーしましょうよ」などと決して誘わないでほしい。だってこれを最後に履いたのは・・・んん~~、7年前かなぁ。これを撮影した当日も、鉢巻道路から下の原村の農場やペンションビレッジ周辺に雪はなかったくらいだ。



「とーちゃん、私は南麓がいいです。雪が無い方が散歩しやすいから。こんな暗くて寒い山荘は楽しくありません」とは茶々之介の弁。好みはそれぞれ。

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真冬の滞在@八ヶ岳西麓原村(3) 諏訪的生活( II ) ハルピンラーメンと真澄

2009-12-28 00:12:19 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
諏訪に来ないと経験出来ないモノを何かひとつ挙げよ!と言われたら・・・コレかなぁ。ハルピン・ラーメン。ちょっと俗っぽ過ぎかしら。



この清いメニューを見よ!ちょっと前まで「寝かせにんにく玉子入り」も「豚飯・子豚飯」もなかったくらいで、とてもシンプルだ。ラーメン3種から選ぶだけ。チャーシュー麺にしたり大盛りにするのは可能。でもビールや酒は出ない。全席禁煙。座席はカウンターのみ。メニュー左横の「年越しハルピン」が気になる人もいるかもしれない。最近このお店はいろいろと新たな展開を見せている。

昼なら半ライスは無料サービスだし、子豚飯は50円下がって100円。私もその特典を利用してランチ時間に子豚飯をオーダーした。



子豚飯はいつも先に出て来る。かなりあっさり味。何杯でもサラサラ行けそうだ。必ず長ネギの小口切りが載せられて出て来る。

そしていよいよ私のmost favouriteなラーメン「ニンダイ」がやって来た。ニンダイとは「ニンニク・ラーメン大盛り」の略称。私の場合、店名となっているハルピン・ラーメンでなく、いつもこの「ニンダイ」を注文する。ニンダイの麺とスープを口に少しふくむと、秘伝の甘辛いタレが即座に爆発して口中で特異なラーメン・ワールドが展開する。伝統的で典型的な醤油/味噌/塩ラーメン等とは異なるし、また最近新たに続々登場するラーメン店のファッショナブルなラーメンとも異なる。このお店はまったくオリジナルなテイストを誇っているのだ。



重いスープだから、かき混ぜながら食べよう。スープの表層は赤茶色いのだが、全体をかき混ぜると、丼の底から旨味の濃いタレの沈殿物が浮き上がり、スープの色を黒く見せる。「ほぉ・・・」っと、それをただぼーっと見ていてはいけない。沈殿物がまた沈殿してしまって終わりだ。そうなる前に、次の行動に移行しなければならないのだ。

左手に持ったレンゲで丼の底からスープをかき混ぜ沈殿物を浮かせながら、同時にそこへ、右手に持った箸でつまんだ細めで縮れた黄色い麺を突っ込み、からませたと思いきや、麺とスープと沈殿物を全部一緒にずずずずずぅ~~~っとすする。その間ザッと0.00028秒。そうしないと麺とスープとその沈殿物の調和をmaximumに堪能出来ない。このラーメン・ワールドは複雑極まる味覚嗅覚のシンフォニー(ただし瞬間技)なのである。うまいぃ~!オリジナルな味だ。



厨房の中はメンバーが時々変わっているが、常に4人の体制だ。従業員の皆さんはリズムよく動いている。お客はほとんどが地元リピーターだ。お昼は11:00am開店だが、たいていすぐに満席になる。厨房は非常に清潔。

八ヶ岳山麓周辺にもフレンチやイタリアンのレストランがあるが、お金を出してもなかなか「立派!」と言えるものに出会えない。申し訳ないが、それらは東京、横浜あるいは鎌倉ででも食べた方が良いモノに出会いやすい。その点このハルピン・ラーメンは立派だ。ラーメンの味だから個人の好き嫌いもあろうが、ここでは他店では食べられないラーメンを食べさせてくれる。もしそうでなければ、独立系の古い店が長年地元のリピーターで一杯になったりはしないだろう。

ハルピン・ラーメン
所在地: 長野県諏訪市大字四賀飯島2336−2
電話: 0266-53-1557



次は真澄。真澄は諏訪地区最大シェアの酒蔵であり、数多くの酒を製造、販売しているが、これは特選。私がいつも飲むのはコレだ。「本醸造」などと言われる類のもので、値段的には下から数えた方が早い製品だ。



一升瓶の裏には解説がある。「食中酒の傑作」とある。そのとおり。醸造アルコールが入ったくらいのお酒が、私は好きだ。高価な日本酒に私はあまり縁がない。普段から飲み慣れていないからか、「純米大吟醸」と銘打ったような高価なお酒を私は美味しいと思えないのである。



冬の山荘にこもり、昼間からこれを飲んでいると・・・



あらあら一升瓶が空に。2本目に突入! 軽い軽い。



日本の醸造酒だけでなく、外国の蒸留酒も飲まないとバランスがとれない(?)。スコットランドのアイラ島から来たクレオソート臭のあるお酒と米国テネシー州から来た芳しいお酒。どちらも最高。おっとっと。でたらめに酔える。楽しいなあ。



ついでに・・・と言っては失礼だが、最後に山の幸で食べたきつねうどん。山の幸とは原村と富士見町の境界近くの原村側にある日本料理店。定食や麺類が食べられる。普通の価格で普通の食事が出来る店として原村ではとても貴重な店なのである。ところが食事の質とは無関係なポイントだが、残念なことにほとんどの座席が座敷なのだ。苦手な座敷。

山の幸
所在地: 長野県諏訪郡原村中新田18673
TEL: 0266-79-6211
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真冬の滞在@八ヶ岳西麓原村(2) 諏訪的生活( I ) 諏訪大社

2009-12-27 20:56:16 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
山荘滞在中の私の活動範囲は、行政区分的に言うと、原村に諏訪市、茅野市、富士見町を加えた合計4市町村である。下諏訪と岡谷が加われば諏訪地域としてパーフェクトになるのだが、そこへはあまり行く機会がない。それ以外の地域になるとまず訪問することがない。「諏訪限定型」滞在なのだ。



上の画像は愛車のFM選局タッチパネル。「76.9」の数字に注目。そう、ここに来たらLCVFM769を聴かねばならない。周波数は76.9Mhだ。受信地域は諏訪の6市町村。山荘でもクルマの中でも聴くのはこれだ。

延々と古い歌謡曲(それも思いっきり古い)が流されるかと思うと、地元小学生の合奏コンクールの様子が聴こえて来たり、平安堂(長野県を本拠地とする本、CDショップ)の担当者がゲストで出演して同社店舗での「売れ筋」の書籍の紹介があったり。ローカルな放送を楽しもう。



次の画像は法被。そもそも御柱祭は上社と下社で別物だし、さらにそれぞれの地域で法被も違うが、これは2004年の御柱祭の際の諏訪統一デザイン法被。いいでしょ? 山荘の吹き抜けに高々と掲げてあるのだ。あれからもう少しで6年か・・・。さあ、間もなく次の御柱祭がやって来るぞぉ!



アッ!諏訪大社下社の封筒の中から「御柱祭の御奉賛のお願い」が。一口5,000円から。あなたもいかがですか?



原村の農場(八ヶ岳中央農業実践大学校)横が諏訪大社上社の御柱出発の地。農場付近の御柱街道沿いにはこののぼりがすでに林立している。



諏訪大社上社本宮に到着。お賽銭、そして二拝、二拍、1拝。
「年末ジャンボ当たりますように、アパートに善良な入居者さんが入りますように、滞納がありませんように、とにかく何でもいいからお金が儲かりますように・・・」と祈る。鎌倉に住みながらも、諏訪大社上社一筋にこうやってお願いを続けている私のような人は珍しいだろうから、きっと願いはかなうはず。



本物の御柱。本宮一の柱だ。



1年前のお守り。愛車に装着してあったものだ。これをお返しした。



これが頂いたばかりのニューお守り。これでまたしばらく事故から無縁でいられる。



以前このブログでも登場したが、私はこれが大好きだ。料理ではないが「和・洋・中」のカテゴリーで分ければ和よりは中あるいは洋的に見えて仕方がない。これが石材で作られて多少デフォルメされれば、ノートル・ダム寺院の壁、地上50mのところについていても不思議はないように思うのだが。

毎年暮れは諏訪大社上社にお参りするのである。諏訪的生活。
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真冬の滞在@八ヶ岳西麓原村(1) 冬至に現地へ 寒波は去って気温は上昇、それでもなお寒いが・・・

2009-12-27 13:41:40 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
冬至(23 Dec)の朝、我々(夫婦 + ヘンな犬1頭)は鎌倉七里ガ浜の自宅を出発、八ヶ岳西麓は標高1600mにある山荘へ向かった。その直前に日本列島を襲った寒波が、ちょうど去って行くタイミングだった。私は「ラッキーだ!」などと言いつつ、内心は「つまらない」と思っているのだった。

八ヶ岳西麓には、気分を切り替え鎌倉とのギャップを楽しみにわざわざ行くのだ。現地が寒ければ寒いほど楽しいではないか・・・などと考えながら中央高速をぶっ飛ばし、すばやく現地に到着。



計器類を2つ紹介。「紹介」と言ったって、このブログにすでに何度も登場しているが。ドイツのエッシェンバッハ社製の高度計。信頼度は高い。山荘の1600mで調整して、1800mの地点に移動すれば、正確に1800mを指し示す。当り前か。



L.L.Bean社製の気温計によれば、外気温はマイナス7度ほど。これは確か10:00am頃の状態である。せめてマイナス2桁になってくれないと、何だかつまらない。ところが今回の滞在中の期間に限って言うと、これがほぼ最低気温だったのだ。



山荘の屋根には雪が。空は真っ青。



これが山荘前の道路。アスファルト2車線で道路幅は8メートル(と説明書にあったが、ホントか?)。降雪があれば除雪サービスは頻繁。なのにここを通るクルマの数は限りなくゼロに近い。来訪者は少なく静かな冬至。



当日朝、山荘に辿り着くまでの行程は、スタッドレスタイヤがほとんど不要と言えるに近い状態だった。道路上もご覧のとおりで、こうしてわずかの雪が残るのも、最後の数百メートルの距離だけだ。敷地内は多少雪が残る。深さ数cm。



クルマの中の低温注意ランプ(上の画像で矢印が指し示すオレンジ色のライト)は滞在中点灯しっぱなし。



この季節、もはや水が吸えない木々。山荘前のカラマツ林はカラカラ。



我が敷地内のシラカバもパキパキ。



玄関前に昔植えたカエデは芽を硬く閉じてがんばっている。これもカリカリだ。



山荘、及び敷地内はこんな感じの雪の残り方。「山荘」というより「小屋」ですなあ。幅8mちょっとの建物。
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もんちゃんママへ バスルーム@七里ガ浜自宅

2009-12-26 13:51:30 | 建築外観・構造
バスルームが見たい!ともんちゃんママからのリクエストがあった。掲載しながら申し訳ないが、我が家のバスルームってあまり面白くないと思う。あまりに普通なユニットバスなのだ。家を新築あるいはリフォームする時、お風呂についていろいろと趣向を凝らす方もおられるが、我が家はそれに関心がない。

またユニットバスを嫌う方も多い。実は私もそうだ。しかしきちんと工事された木造住宅で、タイルあるい石材で仕上げた立派なバスルームの下あるいはその周囲の木部が腐った例をいくつか知っており、自宅建築時はユニットバス以外の選択肢を私は最初から除外していた。選んだのはINAX社製で最低価格帯のモデルだ。

<バスタブに湯がたまりつつあるところ>


どぉ? つまらないでしょぉ?

<天井>


狭いバスルーム内では、全体を撮影しにくい。下を写せば上が写らず。逆もまた同様。毎年新製品が出るのだろうが、INAX社の現在の最低価格帯ユニットバス製品はこちらだ→http://www.inax.co.jp/products/bathroom/systembath/labath/spec/ いっそ、同社のホームページで確認された方が良いかもしれない。

<お湯のスイッチ類>


置いてあるのはワンコ用シャンプー。米国Newways社の製品。

<サーモフロア>


これがTOTOの「からり床(だったかな?)」に対抗してINAXが出したサーモフロア。サッと乾いて、なかなかの発明品。

<シャワーヘッド>


追加費用を支払い、唯一オプションでつけたシャワーヘッドとその支柱。つけて良かった。使い心地は抜群。これ以外のオプションとしては、逆に、ミラーの装着を避けてもらった。ユニットバスにはたいていミラーが付いている。しかしあれを使わない我が家の場合、汚れが目立つだけだという妻の意見を取り入れたのだ。

優れモノのサーモフロアの詳細については以前書いた投稿をご参照ください→http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/90f6f69cb5e59e5e4a3295e94c0b8b9d

以上、もんちゃんママ、こんな感じですわ。
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寒い日は茶々之介@七里ガ浜

2009-12-24 12:10:18 | ペット
寒い日はヒーターのそばで昼寝。

赤毛のアンだ。


これも。


これ何?


キツネ。


やっぱりキツネ。


違うわ。犬だ。


眠い犬。目が開かない。


どざえもん的かーちゃんに密着して寝る犬。お互い寄生関係にある動物2頭。かーちゃんと茶々之介。マナティとその背についたコケを食べる魚みたいな。


目が覚めたよ、とーちゃん。ボクの写真撮ったでしょ。


かーちゃん、のどかいて。


寒い日は茶々之介が便利。くっついて昼寝すると大きいので暖まり甲斐がある。本人もそれを喜んでいるようだ。寝ながらやたら動き回るという難点はあるが。

メリー・クリスマス!・・・って、どうでもいいけど。

コメント (14)
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