「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

七里ガ浜の悲劇は香菜が買えないこと@七里ガ浜自宅厨房

2011-06-30 00:00:47 | 食べ物・飲み物
七里ガ浜の住民にとって最大の不便は香菜が買えないことである、と私は思っている。大きなスーパーなら、今やどこでも売っている香菜。なのに七里ガ浜では入手不可。

香りが強い野菜である。私はこれが大好きだ。



茶太郎母ちゃんもこれが好きらしい。「シャンツァイ」あるいは「パクチー」とよく呼ばれるが、原産地は中国や東南アジアではないらしい。もっと西だ。厳密に言うと微妙に異なるかもしれないが、むしろコリアンダーと呼ぶべきか。

住民の皆さん、どなたかこの街で食材店を作らないか? そして香菜を売らないか? 私は毎日でも買いに行くが。



どんどん刻んじゃおう。これはJR鎌倉駅前の東急ストアで買ったものだ。いくらでも食べられる。

例えば・・・この神戸南京町の益生號特製の腸詰。これと香菜を合わせれば「こんなおいしいものが世の中にあったのかーー!」というくらいになる。



見るからにうまそうでしょ。



ただこうやって薄く切って焼くだけだ。



こうして食べる。たまらんでなもし。



他にも・・・アジア風炒飯。



あれこれ用意しよう。甜面醤、ニンニク、鷹の爪の他にも、ナンプラーや中華ガラ・スープの素や塩やコショウ。



残り物のブラックタイガーの切り身。他には鶏ミンチ。



しかし決め手は香菜。上に載っているだけじゃない。細長いタイ米の奥にもどっさり入潜んでいる。



炊いたばかりのタイ米の香も強いが、それともバッチリの相性だ。誰か七里ガ浜で香菜を売ってくれませんか? 使いこまれた中華鍋が、香菜を売る店が七里にやって来るのを待っている。

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玄関ドアの膨張と収縮

2011-06-28 07:46:43 | 建築外観・構造
我が家の玄関ドアの膨張と収縮が続いている。木製ドアの場合それは避けがたいことだ。短期的には気温や湿度が上昇する季節に膨張しそれらの低下する季節には収縮するというサイクルを繰り返し、一方で長期的にはゆっくり収縮して行く。我が家は2006年暮れに竣工、2007年の梅雨には膨張したドアの開閉が困難になったので、この家を建ててくれたブレイスの丸山さんに調整をしてもらった。そして月日は流れ、膨張と収縮の短期的サイクルを繰り返しながらも長期的にゆっくり収縮していったドアが、今度はスカスカになったので、昨年二度目の調整をしてもらった。



上の画像が昨年の調整直後の状態だ。隙間がかなり大きいとお感じになるかもしれないが、乾燥した時期でもあったし、今年の梅雨にはドアが膨張することに備え、かなり余裕をもって収められたのである。下の画像はそのさらに数週間後に私が塗装を施した段階のものだ。この調整は難しい。乾燥した時期にあまりギリギリに調整してしまうと、その後やって来る湿潤な時期にドアがわずかに膨張しただけで、その開閉が困難になるからだ。



今年も湿度が高まるにつれ・・・来た、来た。キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
徐々に迫って来ました、膨張するドアが。



上下の画像は現在の様子。これ以上ドンドン膨張するようだと困るが、このドアもすでにかなりの年月も経ているわけで、ちょうど良い感じで落ち着くと思う。



八ヶ岳山麓の山荘も同じようなオークのドアを使っているが、冷涼な気候ゆえ膨張と収縮の差が少なく、落ち着くのも早かった。一方鎌倉は大変である。ドアがいつまでも暴れている。
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エスニックいいとこどり  南信州のヤギ肉で西南アジア・北アフリカ的混沌のタジン鍋@七里ガ浜自宅厨房

2011-06-26 13:53:58 | 食べ物・飲み物
私は同じようなモノばかり作る。

しかし今回の料理(↓の画像)は、これまでこのブログに書いて来たエスニック料理のレシピのいいとこどりであり、発展的融合編である。ということは・・・同じようでありながら今まで少しずつ変えて作ってみた様々な要素を、今回融合させることによって、より次元の高い異文化交流にまで昇華させようという秘かな意図のある超メトロポリタン的調理(?)。



これまでの料理。例えば・・・
●複数のスパイスを利かせたミートボールのモロッコ風タジン鍋、ケフタ・ド・タジン。
●様々なハーブを利かせたヤギ肉の欧州風煮込み料理。
●ヨーグルトとカレー粉を浸みこませたインド・タンドーリ的マトン。
●タイ米炊いて、香菜使ってサフランで食べる。
それらから、いろんな要素を引っ張って来たごちゃまぜ料理なのだ。

さて、本日の音楽はこちらで♪



冷凍庫から出して来たスズキヤさんのヤギ肉。南信州や沖縄ではよく食べるらしいが、一般的には大陸的イメージがあるお肉。



出て来た! 「それ下さい」の犬。



うまそうだろう。これが今回使用するヤギ肉だ。



ヨーグルトとカレー粉を混ぜる。



「ますます堪らん!」と目が寄って来る犬。無視しよう。



そこへヤギ肉を漬け込む。ラップして冷蔵庫に1時間ほど放置する。



タマネギ半分とニンニク3~4カケラをみじん切り。他に必要なのはジャガイモ大1個くらい。



先に漬けたヤギ肉を焼いてしまう。そして脇へ置く。



タジン鍋にオリーブオイルを入れそこでニンニクを熱する。そこへタマネギを入れ、炒める。



ホールトマト缶1個を加え、パプリカ、クミン、コリアンダー、カルダモンのパウダー適量を入れ、さらにブイヨンキューブ3個とハリサ(アリッサとも。北アフリカの燻し臭が強い唐辛子ペースト)、塩コショウで味を調える。



ジャガイモはご覧のように細めに切る。皮つきで問題なし。この後15分タジンで蒸すだけだ、ということを考慮して小さめに切ろう。



タジン鍋にすでに焼けている肉と、切っただけのジャガイモを入れる。



以前ご紹介したこの本によれば、アメリカ大陸原産のトマトとジャガイモは「コロンブスの交換」により、初めてヨーロッパに持ち帰られたくらいで、旧世界的には新しい食材である。ましてや日本のものではまったくない。

(注): コロンブスの交換とは・・・
旧大陸から羊等の家畜が新大陸に持ち込まれ、反対に、新大陸から野菜や唐辛子が
旧大陸に持ち込まれたこと、大西洋を挟んだ初めての食材の行き来を指す。



しかもヨーロッパに持ち込まれた当初はトマトもジャガイモもあまり好まれず、むしろその周辺の西アジアや北アフリカにおいてよく食べられたらしい。そんな具合だから、トマトやジャガイモは料理食材的に今も田舎大陸から来た新参者であると言える。



香菜を準備。



タジン鍋調理中。クツクツクツ・・・。弱火で15分。



完成。主にハリサからだと思うが赤味が浮いている。そこへ香菜を載せると、グッと色彩的に引き締まるし、香り的に最高! 炊いたばかりのタイ米とともに食べよう。



別にタイ米でなくても、日本米でも、インドのナンでも、クスクスでも、フランス・パンでもオッケーです。



エスニックいいとこどり。各地食材調味料混ぜこぜ料理、ただしヤギ肉は紛れもなくジャパァ~ン!でした。

ジャパァ~ン♪



億千万♪ オクセンマン♪ Go・go・go・go・goォ~!

スズキヤさんのHPはこちら ⇒ http://www.jingisu.com/
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読めない本を買ってしまう

2011-06-25 00:00:40 | 本/音楽/映画
ワンコの本、アナ・クィンドレン著「グッド ドッグ・ステイ」(集英社)。新聞の書評を読んでいた妻がみつけた本。「面白そうだねぇ」と、JR鎌倉駅東口の松林堂書店に注文。間もなく自宅に届いた。



かわいい画像でスタート。



しかし文章になると、いきなり目に飛び込んで来た文字が「安楽死の遂行」。

知らなかった。。。そういう本なの? それは大事な問題ではあるけれど、この種の本は苦手である。ワンコの安楽死という問題のみを考えるのならいいのだけれど、筆者の感情が入った特定のワンコが登場し、それが最期を迎えて行くストーリーを読むことはつらい。それ自体悲しいし、我が家に今いる愛犬に置き換えてしまうし。以前我が家にいたワンコの最期も思い出すし。



そういうわけで、この本は放置されている。書評をちゃんと読めばよかった。しかしそれではちょっともったいないので、注意深くページをめくって読みづらいところは飛ばしながら、読んでみようと思っている。

因みにテレビ番組「志村どうぶつ園」に出て来る「犬と会話出来るハイジ」のコーナーも、私は涙だらけになるので見ることが出来ない。
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欧州大陸的に武骨なマトン・シチュー!赤ワインでパワフルなマトン塊に挑む長期戦@七里ガ浜自宅厨房

2011-06-23 00:00:00 | 食べ物・飲み物
欧州大陸の料理店で出るような、武骨だが素材を煮込み抜いたようなシチューって手作り出来ないものか。



そうした料理にも耐えるシッカリしたマトン。「パワー・ブロック」と呼ぼう。南信州ジンギスカン肉・山肉専門店スズキヤさんから入手した。見るからに「塊」。これで試してみよう。



「ボクが試してあげましょうか?」・・・あなたには無理です。



タマネギ1個、大根1/6本、セロリ半分、ニンジン小1本、ニンニク丸々1個の半分を適当にみじん切りしておく。どうぜ、全部溶けてしまうものだ。



本日使うのはお安いワイン。スペイン・バレンシア産テンプラニーリョ種、西友七里ガ浜店で580円♪ あのリオハによくある種である。料理に使うには十分でしょ。



しかし、これ、強そう。脂の部分なんて、包丁を入れるとかなりの固さだ。こういうのって、作り甲斐があって楽しい。



「なんでしたら、ボクが食べましょうか?」・・・あげませんってば。



350gくらいのブロックを4つに切る。大きめに。



塩、コショウ、小麦粉をハタハタ。



ジャン! またもやSTAUB登場。



鍋にバターを入れ熱して、肉の表面をこがす。ポワレだ。おーー香りがたまらん。これだけでもはや食事可能。



そこに先ほど刻んだ野菜類を入れ、バターを入れて、炒める。



フタをして蒸しながら、時々かきまわして炒める。



中はこんな感じ。10分ほど。重い鉄ぶたのSTAUBの真骨頂。



赤ワインをボトル半分注ぐ。そしてふたをせずに煮る。ワインをどんどん煮詰め、蒸発させる。



15分もふたを開けたまま煮込んだら、そこにとんかつソースぶちゅっと、ケチャップぶちゅっと、トマトジュース300cc、ローリエ2枚、水1000cc、塩少々を入れる。そしてふたして弱火で煮る。ここから90分煮込む。



野菜が控える。



STAUBらしく煮る。蒸気をほとんどもらさず、弱火でも強く煮てくれる。



時々かき回す。



今日はおいしいカンパーニュもある。七里ガ浜のご近所、リュミーエル・ドゥ・ベーの力作。



長丁場。煮ること90分。あぁ~退屈。



STAUBのレシピ本にあったビーフのレシピを、真似して適当にやってみたのであぁ~る。



しかし蒸気がほとんどもれないのに、中はすごい音。



おまけにかなりの弱火だし。



90分煮込んだら、ニンジンを大きく切ったものを入れる。さらに煮込む。10分後タマネギをいれる。さらに10分後ジャガイモを入れる。そこから30分ほどまた煮る。



途中で味みする。うまいっ! さらに煮込む。



恐る恐る、味つけ。塩&コショウ&マーマレードで微調整してまたしばらく煮る。



おぉ~、煮えて来ましたぞぉ。もう最終段階。



しかし長時間のプロセスだ。待ちきれません。



「ボクはあきらめた」



完成! トロトロですっ!!



もうねぇ、ウマ過ぎてのけぞります。



どうですか? この眺め。



あぁ~うまい。溶け込んだ野菜類がなんとも言えない甘みを醸し出す。



軽く焼いたカンパーニュとともに。



パワフルで味の濃いマトンのご用命はこちら ⇒ スズキヤのHP http://www.jingisu.com/
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カエルのいない2011年@七里ガ浜の小さな庭ワンダーランド

2011-06-21 12:00:37 | 
ゲロゲロ。この日は朝から雨。



朝一番「散歩だぁ!」と思って喜んで外に出た茶々之介さんは玄関前で絶句。「これだけが楽しみなのにぃ・・・」

7歳になった男は、雨が強い場合、もはや散歩に行きたいとはあまり思わないらしい。「ボクは大人だ」



そそくさと庭でオシッコをして、そそくさと玄関の前に戻る(玄関の前は濡れないスペースになっている)。そしてうらみがましく庭に向かってガン飛ばす。



絶好の季節なのに、今年はカエルが庭にいない。

下の3枚の画像は去年のものだ。早い年なら2月の終わり、普通は3月になると、この住宅街のあちこち(特に中央のプロムナード周辺)のお宅や道路に現われるカエル達。夏の終わりまではよくみかけるはず。それが今年はいない。



毎年たくさん出没する我が庭も、今年はゼロ。例年なら我が家の周囲の家の庭からも「ゲロゲロ」って声が聞こえるが、今年はなし。



クルマに轢かれてぺちゃんこになっているカエル(動きがのろすぎて、運が悪いと轢かれる)もまったく見ない。一度だけ、4月だったか、プロムナードの植栽のところで見ただけだ。最近は声も姿もない。



地震って関係ある?



今年は寂しい。
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マトンのスジ肉でどて焼き風@七里ガ浜自宅厨房

2011-06-19 21:45:48 | 食べ物・飲み物
関西人の私が生まれて初めて食べるどて焼き。大阪名物の食べ物ですねん。どて焼き言うても、普通の場合、作り方は鍋で煮込むだけでっせ。



外は朝からしっかり雨。自宅で時間をかけ、静かにゆっくり煮物。いいですねん。



どて焼きと言ったら、普通想像する材料は牛スジ。でも違うんだなぁ~、ウチは。マトンのスジ肉。南信州遠山郷のジンギスカン肉・山肉専門店スズキヤさんがお安く供給している、マトンのスジ肉450g。

・・・なんと、驚異の550円!!!



使わわずに済まへんがな。こんな安うて、買わんでどうすんねや。

ではさっそく。まず軽く煮こぼしましょう。アクが多少でる。



で、後は圧力鍋で強力に加圧。約40分。強靭なスジ肉をテロテロ・ダラダラにやっつける。その間に材料を処理。
ニンジン小1本、ダイコン1/5本、長ネギ1本。それぞれ適当に切る。こんにゃく1枚も適当にぶっちぎり、アクを抜く。ニンニク少々、ショウガ少々をみじん切り。焼き豆腐も切る。



それでもヒマなので酒を飲む。



七里ガ浜の酒店「高山商店」のオリジナル、本醸造「七里ガ浜」。



圧力をかけられフラフラになったスジ肉。



鍋に酒200cc、みりん100cc、水1,000ccを入れ煮たてる。そこに焼き豆腐以外の具材を全部入れる。



ふたして煮る。



調味料は適当だが、だいたいのところ、味噌60cc、砂糖60cc、醤油少し、豆板醤少し、和風だし少しを入れてさらに煮る。



どんどん煮詰める。



焼き豆腐が控える。



最後に焼き豆腐を入れ、煮込む。かなり煮詰まっている。



煮詰めるにつれどんどん味は濃くなるので、調味料は控えめに味をみながら加えよう。

1時間ほど煮込み、さあ、出来た。



マトンのスジ肉がびろろろろぉ~~~ん♪



大阪名物どて焼きや。ただし、マトンのスジ肉なところがオリジナリティ。加えてかなりの具だくさん。焼き豆腐もええけど、凍み豆腐もええかも・・・と後で思うたわ。

格安のマトンのスジ肉が欲しい人はここで買いはなれや♪ ⇒ スズキヤのHP http://www.jingisu.com/
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KEYUCAでシャツを買うことも出来る

2011-06-19 00:00:32 | モノ・お金
KEYUCA(ケユカ)って知ってますか? 全国に40店舗くらいあるので、見かけたことがある人は多いだろう。



二トリやIKEAに比べたら、KEYUCAに置いてあるものはお高い。失礼ながら、今時これで売れるのだろうか?と思ってしまう。テイストも独特である。「ニトリやIKEAに比べたら・・・」などと言うと、IKEAフリークは「ニトリとは違う」と怒るらしいが、価格帯的にどちらも驚きな商品が多いという意味では少なくとも似ている。そしてKEYUCAは対照的で、それらよりは少々高めのプライシングだ。



このお店(↑ KEYUCA日本橋店)で、シャツを買った。そもそもKEYUCAって、インテリア用品やキッチン・ウェアの販売が中心ではあるものの、レストランやバーを併設している店もあるし、そこで扱われている商品群になんとなく焦点が定まらない感じがある。

その印象はさらに拡大して、日本橋店内にはついにシャツ・コーナーが誕生しているではないか。KEYUCAでシャツ!? 触ってみると、なんだかシッカリしていそうなので、ひとつ購入。



最近はモノの値段があってないようなもので、安いものと高いものの差がものすごい。KEYUCAのシャツは国産生地で4,900円、ヨーロッパからの輸入生地で6,900円。

不思議なコンセプトのお店である。



皆さんも買ってみませんか? KEYUCAでシャツ。でも今のところ取扱は日本橋店のみで、かつ紳士物だけみたいだ。これ、かなりシッカリした生地ですよ。袖や襟の部分なんて分厚いです。



しかし店内に、男性客ってほとんど見ないんだなぁ・・・。
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長生きする食・南信州産ヤギ肉のハーブ煮込み@七里ガ浜自宅厨房

2011-06-17 00:00:06 | 食べ物・飲み物
高田明和著「長生きする食 早死にする食」(新潮文庫)。高田先生はこの著書で最近のヘンな粗食ブームやダイエット・ブームによる弊害を訴えておられる。野菜や炭水化物ばかり食べて、サプリメントを摂り続ける生活に警鐘を鳴らす。肉類や糖分や塩分が体に与える影響を冷静に解説し、それらによる認知症、うつ病、成人病へのプラスの効用を説く。もう少したんぱく質をとっても良い人がいるのではないかと。



昔のように「人生50年!」で死ぬなら(私もすでに死んでいることだろう)多少の認知症等の病気も軽度でいいが、90歳で元気ピンピン!なんてことがよくある時代、昔ならあり得なかった状態で生きながらえざるをえない。さあ、皆さん、もっとバランス良く肉も適度に食べましょう。わかめ蕎麦さえ食べてたら健康だ、なんて思ってませんか? 

何でも食べよう。ハチもコイもイナゴもシカも・・・。信州人はいろんなものを食べる。南信州ではヤギもよく食べるそうな。今日はこれを食べましょう。ご存じ南信州スズキヤさんの品。このお店はジンギスカンや山肉だけじゃない。ヤギもあるのだ。



ヤギつながりで、The Lonely Goatherd♪ ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の中の名曲。家庭教師を務める修道女役のジュリー・アンドリュースのヨーデルがステキ。



タマネギ、ニンジン、ニンニク、ジャガイモをご覧のように。



ホールトマト缶。



あとはSTAUBがあれば。弱火でコトコトと延々やるだけ。



キレイですねん♪



肉を。これがヤギ肉のスライス。



いつの間にかキッチンに入り込んでいる茶色いワンコ、茶々之介。「それ下さい!」・・・あげません。



これもまたヤギつながりなのだ。茶々之介はミミナガヤギに似ているという有力な説がある。そうか、茶々之介君はヤギだったのか! しかしどーしてミミナガヤギってこんなに目が離れているのでしょ?



バターでグリル。少々焦げ目が付くくらいに焼く。焼けたら放置。



たくさんクローブと月桂樹の葉4枚。



ニンニクと一緒にオリーブオイルで加熱。まもなくニオイが立ち上る。



タマネギを炒める。しっかりと。



ヤギ肉も加え、炒める。



「何か落ちてないか????」 かなりしつこいヤギ・・・もとい、犬。



ホールトマト缶を開けて、炒める。



眩しい昼間。



こんな日にラフマニノフのピアノ協奏曲(左)を聴いていたら「天候とマッチしていない」と妻に言われ、モーツアルトを美人のソプラノ(右)を華やかに聴くことになった。ダニエル・ド・ニーズちゃん。



煮込む。酒150ccに水200ccを加え、ブイヨン・キューブを4個入れ、ブラックペパーもガリガリする。あとは煮込みながら、味を見て、コンソメで塩分調整。



重い鋳鉄製のふたをするので密閉度は抜群。



弱火で十分。熱は漏れず、分厚い鋳鉄の熱伝導はすごく良い。



コポコポコポコポ・・・・。最弱の火なのにすごい音がする。一口大に切ったニンジン(1本分)を加え、煮込む。さらに20分後、ジャガイモ2個を一口大に切ったものを入れる。



ジャガイモが柔らかくなったら完成だ。塩気が足りなければ、コンソメをちょっと増量。



STAUBのふたは、しっかり。正にキャンプで使うダッチオーブンのそれと同じつくり。湯気が付着し、水滴になり、突起の周辺を垂れてまた料理に戻る。弱火で煮込めば、中の食材がクタクタに。重いふたが蒸気の漏れを防ぐ。水分の蒸発はあまりないので煮詰まってしまうこともない。とにかくコトコト煮る。



ご覧のとおりのハーブ類をぜんぶ入れてかき混ぜる。そうしたら完成だ!



出来上がりの図。私がよく作る、唐辛子的辛さや、インド的スパイスの香りはない。あるとすればクローブくらいか。ほのかに優しく柔らかく、ハーブが香る煮込みだ。



近くのパン屋さんKondoで買った「無糖パン」。



以上。楽しいヤギ肉料理のキッチン。



ヤギ肉の御注文はスズキヤへ http://www.jingisu.com/
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初夏の七里ヶ浜♪ 雨の合間に芝刈り、至福の水撒き、シラス丼@湘南 + 茶太郎母ちゃんの塩麹豆腐って何?

2011-06-15 00:00:03 | 
Beach BoysでKokomo♪



Aruba, Jamaica ooo I wanna take ya
Bermuda, Bahama come on pretty mama
Key Largo, Montego baby why don't we go
いいなぁ~、このけだるいムード。

芝刈りは芝がカラカラに乾いてないと出来ない。梅雨の時期はそういうことが少ない。たまの休日が雨降りとぶつかると、芝刈りは出来ない。だから晴れた日は一気に芝刈り。そして芝刈りを断行した日の夕方の庭は気持ちいい。



刈ったばかりの芝が香る。
オレンジ色の西日が庭にあたる。



いいかげん暑い季節になって来ると、水撒き作業は至福の時間となる。楽な作業でありながら、「何か重要なことをしている」という気分にさせてくれるし、冷たい水を触ることが快感になる季節だ。

カラカラの土に水を浸みこませよう。ついでに花に肥料をやろう。



シットリとレンガもいい感じに。



芝もシットリと。



明るいうちから、早目の夕ご飯。ぐっと和風に行きましょう。

どーーん! これ、化石? いえいえ、塩麹豆腐というのだそうだ。

最初「しおこうじ」と聞いて「塩小路」という字を思い浮かべた。京都駅近くの地名だ。でもそれは間違い。「小路」じゃなくって「麹」である。



これ、なんと茶太郎母ちゃんhttp://chatapu.blog93.fc2.com/ の自作。すごいねえ。日本酒のつまみに最高。我が街七里ガ浜唯一の酒店、高山商店のオリジナル「七里ガ浜」を飲みながら、食べる茶太郎母ちゃんの塩麹豆腐。濃厚なお味です。ウチでも真似して作ろう!・・・ってどうやればいいの??



湘南名物だぁ! 単純に豪快に行きましょう。釜あげシラス丼。シソとミョウガをたくさん載せて、醤油をかけるだけ。



小さな目がいっぱい。シラスの栄養をぜんぶ吸収する。



いただきます!
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