「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳南麓ブレイスの丸山さんが登場し足場ができて駆除業者さんも登場する@鎌倉七里ガ浜

2021-12-23 17:00:35 | 外構
鎌倉の自宅も八ヶ岳山麓の山荘も建ててくれたブレイスの丸山さんが、七里ガ浜東に登場だ。

しかも足場の業者さんを伴っている。

わざわざ山梨県から、皆さまどうもありがとうございます。


足場職人さんはわずか2人で、4時間ほどで、これを我が家の周りに組み立てた。


すげぇ~。

子供喜びそう。秘密基地ごっこが出来そう。


しかも危険が伴う。

男の子が喜びそうだ。私もなんか、うれしい。


外階段などによく使われる錆びないやつ。


夏の成長著しい頃なら、これで芝生がいっぺんにダメになりそう。


寒い時期で良かった。

足場を完成させて、丸山さんや足場業者さんは鎌倉からすぐに退場。

すると今度は動物の駆除業者さんが登場。

一緒に登ってみる。


こわぁ~。


まだ下の方だが、ちょっとオシッコちびりそう。


なんで駆除業者さんがいらっしゃったかと言うと、屋根の下、2階の天井の上の狭いスペースにリスが侵入したと思われるからだ。「思われる」というのはリスが出入りするところは見たことがないからである。しかし天井の上あたりで何か音がするのは確かだ。

じゃあなぜリスだと思うかと言うと、リスの鳴き声をすぐ近くで(おそらく天井の上)で聴いたからである。

リスが入ったと思われるのはここだ。黄色い▼が2つあるところ。ここの木を押し開けて入ったらしい。


他にもここ。


さらに移動しよう。

青い服を着ておられるのは駆除業者さん。


何気なく画像を掲載しておりますが、結構な高さがあるんですよ。

それを撮影しながら歩くのは、結構スリリングだ。


よいしょ、よいしょと移動する。

おもしろいねえ。


酷いのはここだ。


断熱材を掻き出してやがる。

さらに穴を大きくしている。

この隅は大丈夫みたいだね。


確認終了。

下へ降りるぞ。

真上から見ると、私が刈り込んだシマトネリコもキレイに丸くまとまっているじゃないの。


庭で談笑中の駆除業者さんと妻。


こちらはリスが空けた穴。


意図的に開けたのではなく、中で暴れていて、ぶつかって開いちゃったのだろうとのことだ。

やみくもに真っ暗な中で内壁をぶち破るという習性はないそうである。

ま、とにかくとりあえずの補修をお願いする。


忌避剤を撒いて、穴をふさぐ。

で、外部にはまずご覧のような金網を付けてもらった。


リスは外に出るけれど、中に入るのはちょっと億劫という仕掛けである。


しかしこれも完全というものではなく、「ないよりはあった方がいい」というものだ。


完全な仕掛けは、駆除業者さんではなく、住宅施工業者さんに、つまりはブレイスの丸山さんにお願いすることとなった。

2階の屋根の上なんて見ることはないから、とりあえず撮影。


足場を作ったのは屋根工事のためなんだよねぇ~。

工事は1月に実施の予定だ。

足場が出来たので、駆除業者さんにも来てもらったのである。

ついでに鎌倉山も見ちゃう。


いつもなら、自宅からは見ない風景。


電線の向こうに富士山。


この足場、下に見える地面からは相当離れているんですよ。


鳶職になれそう。

サッササッサと歩けるようになって来た。


めったにないことだから、あっちこっち移動しちゃう。

せっかくの機会だからね。


高いよねぇ。

スリル満点だ。遠くを見るのはなんともないが、下を覗くのが怖い。


ということで、秘密基地ごっこは終了。


いろんなことが起こる我が家なのでした。
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段差解消スロープ(3) これってどういうことなのだろうか?

2021-11-30 00:00:04 | 外構
前回の話の続きだ。

道路法第四十三条には「 みだりに道路に土石、竹木等の物件をたい積し、その他道路の構造又は交通に支障を及ぼす虞のある行為をすること」はしてはいけないと書いてあり、道路法第百二条には「次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する」と書いてある。



段差解消スロープを自宅駐車場前の公道に常置することは、これに該当する。懲役あるいは罰金刑に値するのだ。

ところがそんなことは我が家の近所でもどこでも、日本中で行われていてる。然るに、役所の人がやって来て「これを早く除去しないさい!」と叱られたなんて話は聞かない。近隣でそれが問題になって、誰かが自治会に対応を願い出たなんてことも聞いたことはない。

住民がいちいち役所から道路の占用許可を取ってこの段差解消スロープを自宅前に設置しているとは思えない。そもそも役所も許可しないだろうし。



結局、道路法第43条の存在はあっても、世の中にあまり広く認識されていることじゃないんだろうね。私もよく知らなかった。

では全然問題なしなのかというと、そうではない。大阪府堺市では、これが原因で転倒したバイクの運転手が後続の車に轢かれて死亡し、この段差解消スロープを公道に置いていた飲食店経営者が書類送検となったというのは、前回もお伝えしたとおりである。

ちなみに、海外ではどうなっているんだろ?と思い、まずはロサンゼルス郊外の住宅地を、試しにGoogleストリートビューで見てみた。

わずか数か所を見てみただけだが、みんなちゃんと幅広くL型側溝が切り下げられてるんだなぁ~。


そうだよねー。改めて考えてみるとってことだけど、当たり前だよね。普通は置かないよ、公道に大きな私物を。

世界のどこでもおそらくそれって常識だよね。でも日本では段差解消スロープは広く普及しているのだ。不思議・・・。

じゃ、今度はスペイン、マドリッドの郊外。

いくつも見てないが、一部を切り下げるのではなく、歩道全体について端っこが切り下げられている。


次はイングランド(↓)。ミルトン・ケインズって比較的新しい街だ。ここは段差がわずかなので、切り下げる必要がない。


雨量が少ない国だと、これでもいいのだろう。

次はスウェーデン。ストックホルムの郊外だ。


この住宅地では、最初のロサンゼルス郊外同様、段差はあるが各戸必要なところはすべて段差の切り下げ工事が行われている。

ちなみに、どこの国もかなりの田舎を見ると、公道脇に段差はないのでこうした問題も存在していないようだ。

しかし上に掲げた画像に限って見た話をすれば、都市郊外にあって公道の端に段差がある場合でも、その公道沿いの住民が各自勝手にホームセンターで金属、コンクリート、樹脂等の段差解消スロープを買い求め、家並に沿って公道上にずらっと並べて放置しているなんて光景は、どうも日本特有なのではないだろうか。どこかの国に、日本と似たような風景はあるんだろうか。

段差解消スロープって小さいモノだけれど、アレックス・カーの言う犬と鬼みたいな話なのか。



電柱・電線など景観の中に異物にあることに関して、我々日本人は鈍感だと言われることと、この段差解消スロープが公道上に大量に放置されていることは同根であって、我々特有の感覚なのかもしれない。

私も今回までまともに考えたことはなかった。


上の画像は鎌倉市七里ガ浜東の我が住宅街に隣接する水質浄化センターの敷地の北東端だ。

正式な市の施設だが、その敷地に沿って公道側には見事に段差解消スロープが置かれている。

ごらんのとおりだ。


相当年季が入っているね。


斯様に、市役所も誰もその違法性を認識しないくらい、これは我々に馴染んだ景色となっているってことなんでしょう。

だからって道路法がある以上、それはあってはならないことだが。

追記:
上記水質浄化センター敷地前の段差解消スロープは、その後しばらくして撤去されていた。何でも書いてみるもんだねぇ(笑)。市の施設が違法行為してるんじゃまずいもんね。

 
 
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段差解消スロープ(2) 道路法第24条に基づく切り下げ工事@鎌倉七里ガ浜

2021-11-28 12:00:03 | 外構
さてまた段差解消スロープ(「ブロック」、「プレート」とも呼ばれていて名称は定まってない)の話に戻ろう。一気に話が佳境に入るよ。

今回は、道路法第24条に基づく切り下げ工事の話だ。

道路法第24条には「道路管理者(←今回の場合は鎌倉市のこと)以外の者は・・・(省略)・・・道路に関する工事の設計及び実施計画について道路管理者の承認を受けて道路に関する工事又は道路の維持を行うことができる」 と書いてある。


この段差解消スロープの常置は道路法に反し、それが原因の死亡事故もあったことは、前回ご説明したとおりである。

だから、これはやめて、切り下げ工事を行うことにしたのだ。


L型側溝(公道の両端のコンクリート製の側溝)の切り下げ工事に長けた業者さんを探し、私はその工事を依頼した。

● まずはその業者さんが現場確認に来た。

● 次に見積りが出来てきた。

● 次にその業者さんは鎌倉市に対して、公道のL型側溝切り下げ工事の申請を提出した。

● 鎌倉市からOKが出た後、工事日が決まった。

● 工事の数日前に、下の画像のような工事詳細の説明書を、我が家の前の道路沿いのお宅に業者さんが配布した。


● 工事当日、作業は3~4時間ほどで終わった。切り下げ完了だ。


● 当日は作業するおじさんが3~4名。

● 全体を仕切っていて、以前から面識のある人が1名。

● 交通を捌く人が1名(↓の画像で赤い棒を持っている人)。


(大所帯なのだ)

● トラック2台、乗用車1台でやって来られた。帰りには我が家のコンクリート製段差解消スロープ6枚全部を持って帰ってもらった。その廃棄費用も込み込みで私が支払う金額を事前に決めてもらっている。

● 他にも、砕いたコンクリートや引っぺがした古いL型側溝なども、持って帰ってもらっている。最初に工事を依頼したのが9月下旬。工事完了は11月6日である。

しかしそれで終わりなのではない。

● 業者さんは完成写真を撮り、工事完成の届けを書いて、それらを鎌倉市へ提出しなければならない。

● その後鎌倉市はそれらをチェックする。やがて鎌倉市からOKが出たら、業者さんは我が家に請求書を発送し、私がそのお支払いをすることになる。それでやっと全部が終わるのだ。

かなり大変なお仕事だと思う。


上と下の画像は切り下げられた部分の端っこである。


前回書いたように、公道と我が敷地の端の高さは、L型側溝の高さと同じ10cmの差がある。

新たに付けたL型側溝は5cm切り下げて、公道から5cmだけ高いものとしてある。


工事をどうもありがとうございました。


おかげ様でスッキリしました。


重苦しいコンクリート製の段差解消スロープもやっとなくなったしね。


そもそも違法だし。

根拠はこちららしい。
まず道路法第四十三条があり、「公道に勝手にモノを置いてはダメ」とし、さらに罰則の規定として道路法第百二条があって「第四十三条に違反したら懲役あるいは罰金」とあるのだ。

道路法第四十三条
何人も道路に関し、左に掲げる行為をしてはならない。
1. みだりに道路を損傷し、又は汚損すること。
2. みだりに道路に土石、竹木等の物件をたい積し、その他道路の構造又は交通に支障を及ぼす虞のある行為をすること。

道路法第百二条 
次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
1. 第三十二条第一項又は第九十一条第二項において準用する第三十二条第一項の規定に違反して道路又は道路予定区域を占用した者
2. 第三十七条第一項又は第九十一条第二項において準用する第三十七条第一項の規定による禁止又は制限に違反して道路又は道路予定区域を占用した者
3. 第四十三条(第九十一条第二項において準用する場合を含む。)の規定に違反した者
4. 正当の事由がなくて第六十八条第一項の規定による土地の一時使用又は土石、竹木その他の物件の使用、収用若しくは処分を拒み、又は妨げた者



それだけじゃない。

大阪府堺市では、この段差解消ブロックが原因となり死亡事故が起きて、それを設置していた飲食店経営者が書類送検となったことは、前回の投稿で述べたとおりだ。

七里ガ浜自治会の会報では、公道にはみ出す植栽や路駐についての注意は見られるけれど、さすがにこの段差解消スロープについて触れられていたことはない。自治会でこれが問題になったとも聞かない。

結局、道路法の定めはあっても、世の中に広く認識されていることじゃないんだろうね。日本中の公道にこの段差解消スロープは置かれているが、それらはほとんど問題にもならない。私も意識したことはこれまでなかった(還暦過ぎてるのに・・・(笑))。

【つづく】

 
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段差解消スロープ(1) 段差解消スロープはどうもよろしくないらしい@鎌倉七里ガ浜

2021-11-26 00:00:02 | 外構
公道の端っこにあってコンクリート製で、私有地とアスファルトの間にあるこれ(↓)、ご存じですよね。


このコンクリート製のモノを挟み、自宅の敷地の端っこは道路から10cmほどの高い作りになっているのだ。



このコンクリート製のモノは、その断面の形から一般にL型側溝と呼ばれるらしい。

建設関係者か役所関係者でもない限り、普段これをだれも側溝などと呼ばない。しかしこれは溝なのだ。アスファルトの公道は中心部分が高く、端っこになるほど低くなるので、降雨があると雨水は低いこのL型側溝に集まり、それをつたってさらに低い土地へと流れて行くことになる。


そしてL型側溝に混じって、ところどころに雨水を地中へ落とす仕掛け(↓)がある。


普通の溝はU字溝と言うのに、これをL字側溝とかL字型側溝と呼ばないのはなぜ? 

まあとにかくこれをL型側溝と呼びましょう。


自宅の敷地内に駐車場があり、それは公道より10cmほど高いわけだから、その段差を乗り越えるために、ご覧のような段差解消スロープ(名称はいろいろで、ブロックやプレート等とも)を近所のお宅同様、我が家も置いていた(↓)。



私はまったく迂闊だったのだが、今になって気づいたことがある。

この段差解消スロープの常置は違法らしい。いや、「違法らしい」なんてもんじゃない。公道に障害物を置いているわけだから、改めて考えてみれば、明らかに違法だ。

1.公道に障害物を置くのは危険
2.L型側溝の役割である水を流す機能を無効にしている

これら二つの理由から、各自治体は段差解消ブロックの常置を止めるよう住民に呼びかけている。


ところが電柱はご覧のように設置されており、L型側溝の役割を無効にしても許されるし、障害物でもあるがそれすら許されるらしい(笑)。


2017年にはこの段差解消スロープを原因とする死亡事故があった。大阪府堺市の飲食店が自店の駐車場に面して公道側にこの段差解消スロープを置いていて、公道を走るバイクがそれに乗り上げ転倒、バイクの運転手は後続の自動車に轢かれ死亡した。その飲食店の経営者は書類送検されている。

それを知って私は恐ろしくなった。今頃?って思う人もおられようが、とにかく私は今になってそれを知ったのである。

兵庫県のウェブサイトはその事故を引用し、県民に注意喚起している。



ということで、私はこのL型側溝の正式な切り下げ工事(上の兵庫県のウェブサイト内の画像のうち、左のものがそれだ)を業者さんに依頼した。それにより段差解消スロープを廃棄するためだ。

市町村は住宅の新築工事を受け付ける時に、せめてその指導をした方がいいように思うが、なぜやらないんでしょうねえ?


そんなわけで15年間お世話になったコンクリート製段差解消スロープよ、さようなら。


長い間、公道を違法に占有していてすみませんでした。

迂闊でした。

【つづく】

 
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家のメンテナンス: トイレさんさようなら! / 鎌倉七里ガ浜の女子会は逗子マリーナのグランブルー!

2016-06-24 00:00:19 | 外構
時々お伝えしてきた拙宅のメンテナンス工事。

今回は最終回。

レンガのアプローチと同じく門柱の最上部も修復。流れかけているセメントを修復する。最上段のレンガごとセメントを落として、そこに新たに笠木(笠置とも書く。門柱の一番上に載せる部材。ピラー・キャップとも)を設置する。



やってますねぇ。



最上段だけを見事にはずして行く。



で、笠木を載せる。



笠木の上から新たな塗装をかける。



これで終了だ。

屋内では別の細かな修復作業。



こちらが丸山さん。原村の山荘、私の両親の家、鎌倉の自宅を建ててくれたビルダーズ集団ブレイスの代表者。



フローリングとタイルの間の目地の補修だ。



弾力性のあるシーリング材を詰めてゆく。



テープをはがして終了。



長きにわたった様々なメンテナンス工事が終了。

最後はこの作業。

職人さんのトイレを撤去。



トイレの中に溜まった「モノ」を汲み取り車が来て汲み取ってから、トイレ撤去作業専門のトラックが来てトイレを撤去すると言われていたのだが、先に撤去作業のトラックが来た。



その「モノ」を汲み取らないまま、「モノ」が溜まったままのトイレをオジサンはトラックに載せた。



手早い作業だ。オジサンはトイレを左右に少しゆするようにして、トイレをトラックの奥に積みこんで行く。



トイレは当然ながら左右に揺れる。

当然トイレの底では、職人さんの糞尿がタップン・タップン♪揺れていることでしょう。



タップン・タップン♪

しっかり固定してね。倒れたら糞尿散乱大事件になっちゃうから♪



トイレさん、さようなら。



タップン・タップン♪とトラックは去って行った。

足場が組まれてからもう何週間経っただろう。ずっと我が家の駐車場部分にあったトイレ。

ちょっと寂しい。

まったく別の話題。トイレのあとは、ランチの話。

妻の友人が拙宅に来たらしい。

内陸から来た方々に海辺らしさを堪能してもらおうと、逗子マリーナ内のグラン・ブルーへお連れしたとか。



そこでランチ。

前菜あるいはスープ+パスタ+デザートのコースで、いくつか用意された品から選んで組み合わせるらしい。



こんなの



あんなの



そんなの



・・・という具合に上品に食べてゆくわけだ。

おっさんにはボリューム的に足りなさそうに見える。

「ラーメンと半炒飯と餃子!」なんて組み合わせはグラン・ブルーにはありません。
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自宅のメンテナンス  レンガの目地編@鎌倉七里ガ浜

2016-06-08 17:04:34 | 外構
自宅のメンテナンス工事はほとんど終わっている。

実はまだ一部残っているが。

屋外木部の塗装は終了。



屋外の板金も終了。

黄色の破線から上がすべて板金工事でガルバリウム鋼板を貼ったところだ。



屋内の細かい補修も終了。



次。

わかりますか、この変化?(↓)

ビフォー画像とアフター画像をお見せしましょう。先にビフォー、あとがアフター。



どこが変わったでしょう? ダイカンドラ(植物)は変わってない。

目地です。レンガの目地。上の画像に見られた苔や芝は、下の画像ではないでしょう?



いかにもセメントっぽい真っ白な目地を避けて、砂混じりの柔らかいものを目地に使うと、このあたりでは塩気のある雨のせいでそれが流れ落ちるのが早くなる。我が家の庭ではレンガの目地が流れ落ちるということが、一部で見られていた。ビフォー画像に見られる目地の間の植物は、そうやって流れた目地にたまった土にへばりついて成長したものだ。

そこで目地の補修。

一旦目地を掘る。



掘ってみると、かなり目地は流れてしまっていたことが判明。

気の長い、時間のかかる作業。



職人さんは見事に目地を掘って行く。



すごいねえ。



それからバシッとセメントを詰めて



かっこよく締まる。



しっかりとした工事。



うん、いいねぇ。

私はレンガが大好きなのです。



これで今年の夏の度重なる豪雨で、このレンガの上を塩気を含む水がザーザー流れても大丈夫。

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梅雨明けで塗装作業をして汗だくになりついでにヤケクソで芝刈り@七里ガ浜

2010-07-17 15:24:51 | 外構
梅雨明けだからハケ。鎌倉東急ストアで495円。高っ! ホームセンターなら半額で売っていそうだ。どうしてこんなモノが家にあるかと言うと・・・



塗装を行うからだ。外の木部を塗装するには、木部はカラカラでないといけない。塗装当日以前の数日間晴天が続き、塗装後も数日は晴天が続く時が望ましい。つまり梅雨の最中では塗装作業は出来ないのだ。

これはキシラデコールという外部木材用保護塗料。最もポピュラーな塗料で、4リットル缶が8千円程度する。浸透性で、木材に深く浸みこみ、防腐性能は抜群である。しかしいかにも体に悪そうである。この何とも体に悪そうな塗料を文字通り「体に浴びながら」高いところの塗装作業をする。



脚立も用意しておく。準備段階では倒れるといけないから庭に横倒しにしておく。



作業開始! せっせと塗る。腕を上げたままだから、かなり体力を消耗する。顔に有害塗料のしぶきがべチャッと飛ぶ。眼にも入る。しばらくは痛くて目を開けていられない。腕には塗料がタレーッと落ちて来る。気絶しそうな臭気を吸い続ける。

こうやって塗料を浴びることで、また時には塗料をお茶漬けに少々加えて食べることで、私はいつも体を鍛えているのだ・・・ウソ。



キシラデコールを塗るのは疲れる。浸透性なので、どんどん塗料が木部に吸い取られ、ハケに塗料をどんどん付けないといけない。その点もうひとつの著名木材保護塗料のシッケンズは楽だ。もう少し塗料の性質に伸びがあって、塗るのが楽である。しかも半皮膜を表面に作るので、日光による塗料の落ちが少ない。

私は昔からシッケンズを多用して来たので、キシラデコールを使うと、どうもそのデメリットが目に付いてしまう。しかし耐候性はキシラデコールにやや分があるようだ。

余った塗料を物置にも塗る。物置が渋くなったぞ。



苦労の跡。コンクリートに落ちた塗料の滴である。



もう汗だくだし体がフラフラだ。でもヤケクソになり、ついでに芝刈りも断行する。この季節は2週間が芝を放置出来る限度である。それ以上放置すると無様になる。そして伸び過ぎで、根元が蒸れて枯れる。



もう死にそうだ。体に塗料が浸みこむようで痛い。本当に死ぬかも。腰が痛い。汗臭い。腕がだるい。体がダメだ。眩しくて目を開けていられない。シャワーに入ってキレイになろう。よく冷えたチューハイを飲もう。で、昼寝しよう。

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防犯のための外構@七里ガ浜住宅地

2009-08-11 12:35:58 | 外構
出たっ! 我が住宅街の敷地内不法侵入。黒づくめの男らしい。単に「敷地内侵入」であって屋内の被害まではなかったと言う。近所ではこれについて、いろいろと立ち話が交わされた。



「防犯の第一は施錠」は当然のこと、「近所とのコミュニケーション密度の高さ」も大事だ。

しかしこの住宅街は古い。念入りにブロックで高く塀を作り庭を囲うようなお宅も結構ある。どうもこれは泥棒側からは好都合らしい。敷地に入ってしまったら、道路から見られずに彼等の「職業活動」に勤しむことが出来るからだ。それで履き出し窓があって施錠はしてなかったりすると、彼等にとっては楽勝のパターン! 防犯的見地からは敷地の外構はオープンなのが望ましい。



以前私が住んでいた住宅街近くの警察署によれば、「街灯だけでは数が少なく道路は薄暗いが、通り沿いの各家庭が門灯を点けると一挙に明るくなり、その通りの路上ひったくりは激減する」とのことだった。「だから翌朝まで門灯を点けて下さい」と言われたものだ。ところが、当住宅地では、門柱があってもそこに門灯がない家が多い。

上の画像は当住宅街の電柱につけられた街灯。電柱につけられた金具と無数の電線があまりに見苦しく、何を示そうとしているかわからない画像だが、私が示したかったのは画像中心部にある街灯だ。



我が家では門灯、庭灯、玄関灯を夜中点けっぱなしている。外構のデザインは明るく、オープンなのが防犯上は望ましい。敷地をあまり高く覆わないことだ。そして道路沿いや庭に電灯を配置する。

夜に明る過ぎるのは景色としてはよろしくないし、エネルギー消費過多だ。しかし私のこれまでの経験から言うと、当住宅街はちょっと夜に暗過ぎるのではないか。
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鎌倉山の宅地開発再考

2009-04-07 10:28:19 | 外構
今朝も鎌倉山を犬と散歩した。下の画像は当ブログ2009-03-28 09:45:29で掲載したものだ。今朝の散歩でも引き続きやたら気になったのが、画像左隅のこの水槽(と思われる)である。



開発した宅地(7区画)の入口部分、公道に接した所に、こんなものを設置する開発者の意図が私にはわからないのである。この宅地が出来るまでは、ここは広葉樹や竹が生い茂るとても趣のあった山林だった。その山林に接した道路を散歩する近隣住民は多く、私も含めおそらくこの宅地開発を残念に思ったことだろう。この開発は合法なのだろう。しかしそんな山林を敢えて開発した業者ならば、もうちょっとランドスケープの芸術性を意識する心の余裕を持つべきではないかと思う。



ホームセンターでスチール製の物置をよく売っている。屋外で利用する園芸道具などを入れるのにとても便利なもので半畳、1畳、2畳第等床面積は色々あるが、高さは大人の背丈ほどもある。無機質に見えるぺタッとした塗装のスチール製物置は、常識ある家庭では、公道に接した玄関周り、門扉周辺には置くことを避けるものである。ところがこの大きな山林を開発した7区画の宅地では、もっと巨大でパイプや金網がむき出しのプラスチック製の巨大物体を、入口に設置してしまっている。私にはこの宅地の開発者はセンスが無さ過ぎと思える。この開発地の広大な面積からすると、NASAのモノかと思えるこの物体の設置場所や施工のデザインはもっと選択があったはずだ。

 

私の不満は他にもある。かなり高低差がある土地を細かく分譲する開発ゆえ、私が「コンクリート要塞」と呼ぶ開発になってしまっている。7区画のうちの6区画が足元のおぼつかない高齢者にはかなりきつい階段を登らないと家に辿り着けない宅地だ。私が以前住んでいた逗子市のアーデンヒル住宅地もこんな開発だった。各区画の敷地の面積とさほど変わらない表面積を持つ白いコンクリート壁が垂直に立ち上がり、そこをえっちらおっちら登ったらやっと家が建っているという造成である。

鉄筋をしっかり組んでコンクリートを使えば、今や十分な強度のあるよう壁を造ることが可能である。しかしそれは景観として美しいだろうか。大げさに言うと、高く垂直に立ち上がるコンクリートで支えられた天空の土地、何段も階段を登ってやっと最上部に到達出来る土地とその上に建つ小さな木造住宅。これは日本の都市郊外に特有な情景だ。私には「現代日本住宅事情」の滑稽さ貧しさの象徴であるかのように思われる。



鎌倉山は開発が古い。同じ造成でも開発当初の状況が残る場所は美しい。人間のスケールの小ささを感じることが出来るからだ。第二次大戦以前の開発で、俗に鎌倉石と呼ばれる柔らかい石を積み上げたもので、半世紀以上の年月がそれをさらに覆っていて、歴史に揉まれた丸みを感じることが出来るのだ。上下の写真にあるアプローチを較べて、どちらが鎌倉山にふさわしいとお感じになるだろうか。

開発業者に対する住民の環境保護運動は住民エゴとほとんど隣り合わせである。日本の住宅地の惨状はほとんどは過去の低レベルな開発の結果であり、我々の多くがそうしたところに今住んでいるわけである。私が住む七里ガ浜の住宅地も、西武グループが半世紀近く前に環境を破壊し尽くした結果であると言える。だから私には景観を云々する資格はないのかもしれない。しかし我々はここ半世紀近く環境の破壊や汚染、公害、地球温暖化等を経験し、さらに日本経済の成熟化から縮小、人口減少まで経験しているわけだから、宅地開発についてもそろそろ他の先進国を見習っても良いだろう。それについては欧州は半世紀以上進んでいる。誰だって欧州先進国の郊外の住宅街を訪ねれば、日本のそれより遥かに優れていることに気づくはずである。我々も自分の住む地域をもっと大事にせねばならないと思う。



上記開発地からさらに数百メートル進んだ所が下の画像である。鎌倉山は楽しいところでしょう?大事にしたいと思うのだ。開発許可の権限を持つ(とされる)鎌倉市役所ももっとしっかりしてもらいたい。彼らが本気になればもっと学べるし、景観保護の法律など簡単に作れる。建ぺい率、容積率、高さ等の数値的な管理だけでは、美しい景観は維持できない。デザイン、素材、色、距離感等の質感が大事である。公務員諸君はたまには景観先進国に学習に行ってみてはどうだろうか。議員の皆さんも海外視察に行く機会がもしあるなら、くだらない視察旅行は止めて実地に環境を真剣に学んで帰り、公務員諸君と一緒に深く考え立法してみてくれませんか。

 
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レンガのアプローチ

2008-10-08 22:03:37 | 外構

我が家のレンガのアプローチに少し貫禄が出て来た。目地に苔が生えてきたからだ。レンガそれ自体にも年月を経て幾分風合いが加わって来た。本当はセメントを使わないでレンガを固定する「砂決め」という手法をとりたかったが、メンテナンスの簡便さを選び、この目地はセメントとした。

画像は雨に濡れてシットリとしたところ。昨日撮影。
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