「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

もう11月も終わりだから日中も寒い@七里ガ浜

2009-11-30 13:09:26 | あちこち見て歩く
今日は朝が雨で、その後は晴れたり曇ったり。もう11月も終わりだ。早いなぁ。撮影時は晴れ。なんだか寒々しい我が住宅街の緑のプロムナード。



これは花のプロムナードの桜。寒いっ!



クロガネモチの木。私はいつもこの横を通っているのだ・・・あれっ?



クロガネモチの木って黄色い実がなるものもあるの??? 知らなかった。この世は私の知らないことだらけ。



普通はこうでしょう。赤い実。



用事から自宅に戻る。先日ご紹介した庭のアプローチのレンガの補修の痕。まあまあの出来だ。



寒い日は発汗作用のあるランチを。カレー炒飯。うまいねぇ。


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お手入れは嫌い / 寝る犬空を飛ぶ@七里ガ浜自宅

2009-11-29 21:37:43 | ペット
画像は昨日の茶々之介君。毎日のこととは言え、お手入れされるのはどうもあまり好きではないらしい。やや緊張気味にブラッシングをするかーちゃんを見つめている。しかしながら、心底それが嫌かというとそうでもないから、不思議である。最近は彼も少しオトナになったのか、大人しく言われるがままにブラッシング等のトリミングをされている。

彼の右横にはペット用ウェットティッシュ、左にはスプレーやらペーパータオル。奥には掃除機。毎日の光景。他にもブラシ他の道具がいっぱいある。



ブラッシング後、彼の茶色い毛がキレイに輝く。



リラックスすると、このようになる。昼寝しながら、仰向けになり、腕を伸ばしてそのまま固まっている。「空を飛ぶ」睡眠の時間である。アイリッシュ・セターという犬種はこの寝方をする子が多い。なんだかオランウータンのようでもある。



部屋の隅は落ち着くらしい。今これを書いているパソコンが置かれた机を後脚で押し、一方、前脚はベッドに届いている。ちょっと後脚開き過ぎの図。
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我再挑戦青菜炒中華風@七里ガ浜自宅厨房

2009-11-29 08:39:39 | 食べ物・飲み物


前々回我投稿小松菜中華風炒料理。その投稿はコレ⇒http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/839e2a29949172e3ce44bb9fc64aa8c6。前は小松菜を使ったが、今回はチンゲン菜で挑戦である。だから下のレシピのうち主たる材料は小松菜からチンゲン菜に変わる。



これがそのチンゲン菜。おいしそうでしょ。本当は空心菜を使いたかったが、鎌倉駅周辺に出た時に寄ったスーパーには売ってなかったのだ。



調味料や他の材料も前回と同じ。ただし1種類加える。ニンニクだ。



ニンニク、ショウガ、鷹の爪をゴマ油を使い中華鍋で加熱。



固い茎部分は細く切っておく。その茎だけを、先に中華鍋に投入してニンニクその他と一緒に炒める。それから葉の部分を加え、水と塩と鶏がらスープの素(顆粒)を加えサッと炒めて終わり。



うまいですねえ。これさえあればゴハンが進む。熱々のゴハンと一緒に、熱々のチンゲン菜中華風炒め。ゴマ油やニンニクやショウガが効いている。



今回のチンゲン菜炒めは、小松菜で作った時より、炒める時間をかなり短くした。シャキシャキ感を出したかったからだ。今度はもっと短時間で空心菜を使って挑戦しよう。
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パインの天井材百面相@七里ガ浜自宅

2009-11-28 09:48:18 | 内装・インテリア
先日「オークのフローリング百面相」という記事を掲載した。我が家の床はタイルかオークだ。オークを選んだのは固くて、木目が面白いからだ。しかし天井材は固い必要はない。また安価な輸入オーク材よりもさらに安価なパイン材を使えば、建設費のコストダウンにもなる。我が家では天井材はすべてパイン材なのである。オークの木目に対して、パインは節の模様が優しい。

下の写真に写っているのは、この原稿を書いている部屋の天井である。ここもパイン材だ。これを私は、ポカンと口を開けてよく見ているのだが、ある時気付いたことがある。何枚か、明らかに同じ1本のパインの木、しかもその木の中ですぐ近くから切り取られたと思われる2枚の板がすぐ近くに貼られていることがある。下の画像で赤い●をつけた2枚の板がそうだ。



真ん中の板を挟んでその2枚が並ぶ。微妙に貼り位置がずれているが、節が皆同じように並んでいる。



ほらね。



これも。



これも。



パイン材は色焼けが早い。「アメ色になる」とよく言われる。なかなか優しい雰囲気を出すし、もしあなたがカントリーな雰囲気をお好きだとしたらお勧めである。我が家のパイン材もおそらく北米、北欧あるいはニュージーランドあたりから輸入されたのだろう。同じ木からとられた2枚の板は分け隔てられることなく、同じパッケージに入り込み、遥か彼方からはるばる海路と陸路を使ってそのまま我が家に送られて来て、天井に並んでこうして貼られたわけである。

家の中で私は暇さえあれば、こういう板の組み合わせはないかと天井を探している。



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中華風辛味炒青菜@七里ガ浜自宅厨房 

2009-11-26 20:10:54 | 食べ物・飲み物
野菜を食べよう。中華料理店で、よく青菜炒めが出て来る。それが作りたいと思っていたら、本に出ていたので真似して作ってみた。



買ったのは小松菜。「Great Value」の文字が。そう、これも西友七里ガ浜店で買ったものだ。



調味料はこれだけ。ゴマ油、鷹の爪輪切り、ショウガ、コショウ、鶏がらスープの素、塩。



ゴマ油で小松菜を炒め、そこに上記調味料と水を入れてさらに炒める。終わり。



参考本はいつもの瀬尾先生著「おかず食堂」だ。



レシピはこれ。あまりに簡単。



材料配分はこれだ。



いやーー、もう、これだけでゴハンが何杯も食べられてしまいそうだ。



しかし、小松菜だけではちょっと寂しい。だから味噌漬のサバを焼く。私はサバの大ファンである。何か魚を一種類選べ、と言われれば、きっとサバを選ぶだろう。



簡単な青菜炒め。ゴハンのお伴にどうぞ。

チンゲン菜でも良さそうだ。あるいは空心菜ならもっとシャキシャキ感が出るかもしれない。
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超発汗的担担麺@七里ガ浜自宅厨房

2009-11-25 22:50:01 | 食べ物・飲み物
今日の妻は早くから気合が入っていた。気合だ!気合だ!気合だっ!
ニンニクとショウガ。さて、これで何を妻は作るのか。



むむむ。ザーサイが。

いつも私は画像を撮りながらランチを作り、食べ、それをまたブログに書いている。今回私は作らなくて良い。作るのは四川省出身の妻である(本気にしないで。妻は東京生まれ東京育ち)。私は取材者に過ぎず、野次馬的にキッチンをウロウロし、デジカメを構える。



オッと。香菜だ。我らの西友七里ガ浜店で手に入らない商品のひとつ。店長、これも揃えておいて下さいよ。お願いします(七里ガ浜住民のうち、アジア料理ファン一同より)。



豆板醤に甜面醤。これを見るとどんな料理かわからないにしてても、これが入るなら味は良いに決まっている、という気がしてくる。



だから寝ていた茶々之介も出て来た。キッチンに居座る。狭い我が家のキッチン内ではかなり邪魔になる。「何でもいいから何かちょうだい」と言っている。



豚ミンチを炒め始める。



完成。甜面醤が効いている。他に酒、醤油、コショウ。堪えられない香り。



計量スプーンにこびりついた甜面醤。このまましゃぶりたい。



「そのスプーン、私に下さい」と言っている。

茶々之介君、見つめてもダメです。そこ、じゃまですよ!



長ネギとザーサイを刻んだもの。



ニンニクとショウガを刻んだもの。



ニンニクとショウガを直径32cmの魔法の中華鍋へ。豆板醤も一緒に。さらに鷹の爪も大量に。ドヒャーーーー!



炒める。どんどん炒める。中華料理らしい図。



そこへザーサイや長ネギもぶちこむ。そしてさらに炒める。



さて、ここでねりごま(白)登場! これでいよいよ担担麺らしくなる。1ビン全部使っちゃおう。豪華版だ。



ねりごまの他にはラー油、コショウ、花椒、酢、醤油、鶏がらスープ。これらを全部、中華鍋で炒めた具材の中へ入れる。これがスープだ。これを書いているだけでも発汗作用がある。



麺を茹でる。横ではスープが煮えている。奥には豚ミンチ。横では香菜を用意。もうすぐだ。



何が何でも台所からどかない茶々之介。引き出しが開いて顔にぶつかっても平気。「何かくれるまで動かないぞ!」

どうぞ。どうせ何ももらえませんよ。 



出来た!



発汗的担担麺。すごいなぁ。スープを飲む。ねりごまが濃厚な感じを出している。そしてとにかく辛い。豚ミンチはしっかり味つけられている。ザーサイや豚ミンチが沈殿しているので、それを拾いながら麺を食べ、スープを飲み、汗をかき、のどが渇き、水を飲む。すごい麺料理である。



あなたもどうですか? 茶々之介は結局何ももらえなかった。
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住民協定違反の取引に関して会合@七里ガ浜

2009-11-24 14:39:02 | 環境・土地
またもや七里ガ浜住宅地の住民協定の話。大半の住民が不利を承知で環境維持のために守り続けている住民協定。そうした協定がある当住宅地の良好な環境を全体から享受しながら、自分だけは協定を守らず土地分割売買取引で何がしかの経済的メリットを受ける。それがいかに不公正であり、その取引の結果、当住宅地の景観がいかに劣化しているか。それについての詳細は先日住民協定の捉え方@七里ガ浜東(1)http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/931b3faf1cd63388051d7a316261aff7同(2)http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/38d37c07021b272ce30f78fd42024e3bで書いた。

その時掲載した画像がこれだ(下)。この区画については不動産業者と自治会役員の間で何度か話し合いは持たれていた。ここは当住宅街の景観のシンボルでもあり誰もが笑顔で散歩するプロムナード沿いの土地である。自治会としては当然ながら、住民協定の順守を業者に訴えた。業者は「努力する」と言ったが・・・そんなわけはない。いつもの通りだ。当初から2分割案の広告をつくり、その広告を手にした土地購入希望客が次々と現地にやって来た。



前回予測したとおりの工事が行われた。道路に面した大谷石の石組みは全部撤去された。枝が見事な巨木も切られた。ここを2分割すれば、土がもっと掘られ、2軒の家のための駐車場と、通路(あるいは門)が出来てそれで目一杯の敷地の長さとなる。石段はなくなり、敷地の一辺が道路からフラットにコンクリートで固められよう。大谷石も生垣も巨木もそこにはないだろう。

住宅地の景観の豊かさは、まずは緑の多さ、そして高低差や道の曲がり具合等の変化でほぼ決まる。それにはある程度の敷地の余裕が必要で、大谷石の石組みがあり、生垣があり、その向こうに背の高い木が見える様子を見て、住民は安心するのである。それを守るため、住民は住民協定を定めたのであり、自主まちづくり計画が存在するわけだ。どちらも住民の合意を経て市役所に届けられている。



敷地のど真ん中に打ち込まれた境界。2分割である。「努力します」などまったく口先だけのことである。2分割した方が、早く、そして合計金額では高く売れるからで、彼らは最初からそのつもりだ。



下の画像は古いものである。今回の工事で、すでに高い桜の木も含めて右半分の景観が吹っ飛んでいる。



自分達の街の協定、自主まちづくり計画には合意し、市役所にも誇らしげに届け出て、自分がこの街に住んでいる間はその恩恵を受ける。しかし自分が街を出る段階で「後は野となれ山となれ」と無配慮に業者に売却する住民。業者が「土地を買い取りたい」と言って来たら、かなりの確率で、その土地はその後分割され売却されると思ってよい。「業者に土地を売る=間接的に自分は協定を破っている」と住民は考えるべきだ。

そして業者はそのことで散々自治会と揉めておきながら、その事実は隠して何も知らない買い手に分割された土地の購入を勧める。重要事項説明も何もあったものではない。買い手も住宅街を歩けばここが住民協定地域であることくらいはわかるはずである。だってあちこちにその「分割は出来ません!」と書いた看板が立っているのだから。

法律的に罰則規定がなければ何をやっても平気、というのは文化的にはただの野蛮である。こうしたことが頻発しているので、先日自治会役員の一部と市役所の関係部署とで会合があった。私は自治会役員ではないが、それに係わっているので参加することになった。



上の画像はその時市役所から配布された資料だ(当住宅地の自主まちづくり計画についてのページ)。市役所からは自治会として何が出来るか、ということについて、とても有意義な話が聞けた。過去の例や市内、市外での動き。住宅街での合意形成の手法。いろいろな情報がもらえた。その話の中で、不見識でただ強欲なだけの業者を相手に市役所の担当部署がどれだけ苦労しているかも垣間見た気がする。なんでも出席してみるものだ。

そしてあれこれ意見交換して、質問もずいぶんさせてもらった。こちらがその気になれば、いろいろと協力してもらえるように見受けられる。



最近住宅街内で、こうした新しい掲示を見た方もおられよう。これは土地を買い取り分割し売却しようという業者、あるいはその土地の一般購入希望者へ向けたものだ。自治会の役員の皆さんは、ボランティアなのに広範囲な問題を抱えて多忙である。この問題でも、ものすごい時間を割いておられる。業者との話し合いもしゅっちゅうである。業者の中には態度が極めて悪く、机を叩いて退出して行く連中もいると言う。

そうした役員の皆さんの時間的、精神的負担を経て、なんとか維持されている環境。それをなんとも思わず、ぶち壊す取引をする住民や業者。



業者が「土地を買い取る」と言ったら、それはほぼ土地分割取引につながるということを、土地を売る人はよく考えて頂きたい。また買う人も同様だ。良心的な業者なら最初から当住宅街の住民協定についてもっときちんと説明するはずだ。私がここの土地を買う時の業者もそうだった。見るからにきちんとした担当者は私に「当社はここでは住民協定違反の分割取引は手掛けないようにしているので、協定基準に照らして適格な土地を選んで買ってくれ」と言った。買い手は、まともな業者とつきあった方が良い。そうでないと、結果として、彼らの協定破りに加担したことになる。

「江戸しぐさ」というものがある。都心の地下鉄で座席に座る時は、体をすぼめて両隣になるべく当たらぬようにする。狭い歩道で雨傘をさしてすれ違う時は、お互いが歩道の両端に遠ざかり傘を歩道の外側に傾ける。別に法律ではないが、これが混みあった場での洗練されたマナーである。それと同じで、密集した当住宅街にこれから新参者として住むことになる人は、普通の人なら、以前から当住宅街に存在したルールやマナーと異なる行動をするのに抵抗があるはずだ。ちゃんと事前にそのルールやマナーについて十分な説明をしてくれるような業者と取引することが必要と思う。住民協定は住民自身が決め、明文化され、市役所にも届けられたルールなのだから。
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715386さんへ! キッチン&冷蔵庫一掃の犬も欲しがるこってり野菜スープ@七里ガ浜自宅厨房

2009-11-23 18:02:24 | 食べ物・飲み物
リンボウ先生(林望)の著書「節約の王道」には「メニューを決めてその買い物に出かけるのではなく、冷蔵庫を見渡して買い物せずに出来る料理を考えよ」とある(大意を汲み取り私が勝手に要約)。私もそれを実行。715386さん!材料は常に変化しますが、「こってりスープ」は以下の通りですよ。



またもや我が家は残り物一掃セール。冷蔵庫やキッチンの片隅に残ったものを集めて来る。本日の残り物達は以下の通り:

キャベツ、シメジ、ニンジン、ニンニク1カケラ、冷凍ムキエビ、エリンギ。

あとはトマトがあればよい。確かに冷蔵庫にトマトはある。しかしトマトは別に残っているわけじゃなく、まだ新しい物だし他に使い道もある。だから今回もホールトマトの缶詰を使おう。その方が安い。



調味料はこれ。



硬めのものはサイコロ状に、エリンギは肉を想定した感じで大きめに切る。キャベツは適当に。どうせ柔らかくなる。玉葱も適当に。これもまた柔らかくなり溶けてしまう。準備完了! スタート!



みじん切りしたニンニクをオリーブオイルの中で熱し、香りが出たら・・・そこで野菜を・・・と思っていたら・・・



茶々之介が出て来た。ニオイに敏感である。「頼むから、何かちょうだい」と調理台横でずっと座っている。



玉葱、ニンジンを5分ほど炒める。



シメジ、エリンギ、ムキエビを加えて、さらに3分ほど炒める。



どんどん炒めていると、良い香りになる。このままシチューに移行しても、カレーに移行しても良さそうな、なんでもありの状況。



キャベツを入れる。水を入れる。ホールトマト缶(400g)をぶち込む。ブイヨンとコンソメを入れる。量は適当、ただし最初は薄目に。煮詰めながら、後で調整する。どんどん煮込むだけ。



CRISTELはいいですよ。お勧めです。取っ手を取り重ねて片づけ易く、洗い易く、いくつもあるほどその便利さを認識する鍋。



あら、茶々之介は寝ています。諦めたみたい。まるで人間のよう。



出来た。ものすごい量の野菜やキノコ類もあっという間にこんな量に凝縮される。



美味しいですなぁ。。。七里ガ浜に最近出来たパン屋さんにバゲットを買いに行く・・・なんてこともせずに、家にあるトーストを焼く。節約の王道だ。こってりとした野菜のスープ、というか煮込みだな。



「何? くれるの?」

「あげません」



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オークのフローリング百面相@七里ガ浜自宅

2009-11-23 04:07:36 | 内装・インテリア
突然ですが、オークって好きですか?建築材、家具材として私が一番好きなのがオークなのだ。理由は主に2つ:
●固く頑丈であること
●木目がキレイなこと

昔から大好きだったので、今の自宅のフローリング部分も、すべてオークを選んだ。安価な輸入品である。幅が12cmで長さは短いのからチョー長いのまでバラバラにしてあってまったく不統一。厚みは2cm弱ほど(3/4インチ)。輸入品ではよくあるサイズである。固いので傷もつきにくい。国産の無垢のフローリングは厚みが足りないことが多く、かつ妙に高価である。

「私は外国産は嫌だ、国産の木材を使った家が良い」と言うのもわかるが、「国産で和風」と思っている家の部材の多くも、よく調べれば国産材がほとんど使われていない(家にもよるが)。もっと言えば、木と思っているものが木ですらなく、石油製品と紙と接着剤とインクから出来ていたりして、そうした原材料は多くは輸入品である。私の自宅も細部を見わたせば、いろいろな原材料が入っている。



建材に使われるオークは、日本で言うとナラに近いだろう。明治時代に「オーク=カシ」と英和辞典で定められてから、木のことを良く知らない英文学者達がオークをカシと訳して来た。オークにもカシにも幅があるので、かなり正解に近い場合もあるが、木材の専門家に言わせればほとんどの場合に間違いとのことだ。

オークがいかにヨーロッパ大陸あるいは英国で建材、家具材、船材として重宝されて来たかはこの本を読むとよくわかる。川崎寿彦著「森のイングランド」(平凡社ライブラリー、廃刊だったか?)。木目がキレイなだけでなく、頑丈で水に強く腐食しにくい。建材としても船材としても最適なのだ。ただしものすごく重い。我が家は一転豪華主義で、ドアのうち玄関ドアだけがオークなのだが、大工さん達が「重い!重いや、こりゃ!」と言いつつ、現場で建具に収めていたのを思い出す。またオークは乾燥するにつれ、また年月を重ねるにつれて恐ろしく歪むことがある。



手元にもっと良い例となる画像があれば良いのだが、これしかない。こうしたハーフ・ティンバーの建物で竣工後数百年経ったものが、彼の地では今もザラに健在であること、またその多くがかなりひん曲がって建っていることが、オーク材の性質をよく表している。



話は戻って我が家のフローリング。わざわざ黒く塗装をかけてそれを磨き、木目を浮き立たせることをしている。この家を建ててくれたブレイス代表の丸山さんは、私の好みをよく知っていて「これならいいでしょう」と調達して来てくれた。私も一目で気に入った。

木目はいろいろなパターンがあって、見ていて飽きない。オーク百面相である。最初のは標準的な、いかにもオークらしい木目である。



これが私の好きな板。破線がずっと横に走っている。



大きな節。あまりこのパターンはない。大きめの枝が生えていたのだろう。



これが普通の節だ。



上下でパターンが変わる板。上はいかにもオークらしい模様で、下が細かい横線が数多く入る。



これも時々あるパターンだ。基調は横線なのだが、そこに密度の濃い部分が縦に入り、白っぽい縦じまが出来る。タイガー模様、あるいはゼブラ模様と言うべきか。



かなり複雑。ウルトラQ(・・・ってわかる?)風な模様だ。



これが我が家の玄関脇にある国産ナラ材(北海道産)で出来たベンチの座面である。パターンがオークに近いでしょう?ナラはオークにかなり似通っているのだ。



日本にオークを構造材(柱、梁、桁など)として用いた家はほとんど存在しない。しかし20年近く前に、私はその草分けとも言える家が八ヶ岳山麓近くにあることを知り、それを見に行った。その後何年も経って私はブレイス代表の丸山さんに初めてお会いし、彼に自宅や山荘を建ててもらうこととなったが、そこで偶然、丸山さんがそのオーク材の家に深く係わっていたことを知った。あることに興味を持ち、それに従って長期間行動していると、身の回りにあるバラバラなことも何かとつながって来るものである。
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政府のデフレ認定と軌を一にする\98ランチ sauce + sauce焼きそば@七里ガ浜自宅厨房

2009-11-22 02:15:35 | 食べ物・飲み物
昨日土曜日、七里ガ浜は快晴。気温は上昇し、昼間外を歩いていると、薄いセーターを着ていても暑いくらいだった。朝からインターネットで調べ物をして、それから買い物に行き、「私が生垣の下の雑草と落ち葉を掃除するよ」などと軽く妻に請け負ってしまったことからそれをやらねばならないこととなり、ハッと気付くと11:15am。普段ならランチ担当シェフ(=私のこと)が厨房に入る時間を過ぎている。これはいかん!と一瞬思ったが大丈夫。ランチは簡素な焼きそばなのだった。



昨日の日経朝刊。「政府が月例報告で穏やかなデフレを認定」とある。菅さんの顔色も冴えない。

スーパーへ行くと、物価って本当に下がっているなぁと認識する。いろいろな物が安くなっているし、高いものが姿を順番に消し、その代わりの安い商品が陳列棚に並んだり、もっと安価な商品が新規に開発されていたりする。



見よ!我が住宅街唯一のスーパー、かつグループ内で日本一小さい店舗(私の勝手な推定)である西友七里ガ浜店のレシートだ。

赤線部に「3ヤキソバ・・・¥98」とあるでしょ。一袋に3食分が入った粉末ソース付き焼そばが一袋98円なのである。日本中どこでも見かけるあのマルちゃんの同様なソース焼きそばの6割くらいの価格か。日清やシマダヤのものと比べると、さらに割安だ。それでいいのだろうか?



これがそのパッケージ。



「デリシャスフーズ株式会社」とあるが、聞いたことないなぁ。とにかく最近西友七里ガ浜店の麺のコーナーにはこれがたくさん並んでいるのである。私も3食分1袋を98円で買って来たのだ。ついでにすごく安い豚肉の切り落としが賞味期限が迫りさらに割引になっていたので少々買って来た。キャベツは家にたくさんあるから、それを使おう。

我が家も菅さんに倣い「デフレ認定」だ。



ソース焼きそばだから、粉末ソースを使えばよい。3食分なので、粉末ソースの袋も3つ入っている。しかし!ランチ担当シェフはそのままは調理しない。オイスター・ソースを入れるのである。昔、妻の母がその技を多用していたということを妻から聞き、私もやってみようと思った。だから3食分の麺を一度に調理するのだが、この商品のパッケージの中の粉末ソース3袋のうち、2つしか使わないことにした。あとはオイスター・ソースをドボドボッと加える。具は安く買った豚肉と家の冷蔵庫に眠るキャベツのみ。



出来たぞ! 居眠りしながらでも出来そうなソース(通常の焼きそば用) + ソース(オイスター・ソース)焼きそば。出来栄えはまあまあかなぁ~~。しかし3食98円ってところが楽しくなる。何度も言うけど98円ですよぉ。ご覧のパッケージでいつでも西友に売っている。

マルちゃんの麺よりも太く、黄色い。プチプチと切れることもないので、炒めやすい。味はねぇ・・・好き好きですからねぇ・・・。ちょっと粉っぽい感じかな。



ということで、粉末ソースが1袋残ってしまった。使い道はない。



ずいぶんたくさんキャベツを使ったが、それでも冷蔵庫の中には、キャベツがまだ大量に残っている。また冷蔵庫掃除野菜スープでも作るかなぁ。冷蔵庫の中にはトマトもにんじんもエリンギもキュウリもなんだかちょこちょことあるし。

デフレ気味のスーパー、デフレ気味の我が家のランチに冷蔵庫内。
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