音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

教則本

2008-05-12 23:02:35 | フルートレッスン

どんな教則本を使ったらいいのかきかれました。
ちょっと一言では言えないのでずらっと書いてみました。

初心者の場合は、やっぱりアルテ1巻。指使いや、基本的な演奏技術。楽語辞典などが網羅されています。
2巻は途中で急に難しくなるので、今はそれまでにガリボルディを使います。
私の場合は2巻を終えてから、

モイーズの総合教育教程の
ドルメルスマンの50の旋律的練習曲。
24の旋律的練習曲と変奏
クラメルの100のやさしい斬新的練習曲
次に行く前にケーラーの練習曲

そのあとはひたすら、モイーズの
48の技巧練習曲第1、第2まで
順番にやりました クルーツェール、ケスレール、ベーム、ベルビギエ、ツェルニー、
フュルステノー、スースマン、ショパン、ウィニャスキー
…リストの写真アップしました。読めるかなぁ・・?
ほかにボザをやるときボザのアラベスクエチュードをざっと。
今は遣り残していたアルテの3巻をやっています。

こう書いてみるとたくさんやってきたなぁ。
でも、結論から言うと、目的のない練習は成果が少なかったように思います。
ただただ、音符を追うのに必死では。

教則本はアルテのように3巻で一気に初級から上級までというのはちょっと無茶です。
ただ、概論的なものをマスターするには最適なエチュードだと思います。

同じレベルの、同じような跳躍、同じようなタンギング、同じようなロングトーンなど同レベルの
スタイルを変えた練習曲を何度も形や作者を変えてやっているうちに、気づいたら次のレベルに
移っているというような使い方が教則本なのではないかと今では思っています。

今は、タンギングの種類を増やすこと、調整感覚を養うこと、音質音色を研ぎ澄ますためには
どんな練習をしたら良いかということを考えています。それには教則本のほかに日課練習を
くわえることが大切だと思いますが、このタイトルではそれるのでまた別立てにします。


同窓会

2008-05-12 01:31:37 | 日記

高校時代の友人6人と梅田で同窓会。今回は長く参加できなかった一人も来てくれてホントにうれしかった

女子高生だった当時、私は漫画研究会とブラスバンドを掛け持ちし、日のあるうちはフルートを吹き、指揮をして、暗くなったら漫画書いて、クラス劇のシナリオを書いていた。睡眠時間4時間で朝学校へ行くと、勉強が待っていた・・・当然できるはずがない。完全に本末転倒、何が高校生の私を駆り立てたのか。

わからない。でも、親のテリトリーの中だけ遊んでいた幼児期児童期を出て、自分の好きなこと何でもやってもいいんだって気がついた。そして何よりさせてくれる友人がいた。同じ高校の漫画研究会のはず。でも、このメンバーは変。気がついたら、よその学校の人は混じっているし。

アニメブームで自主映画会をしたら、全国九州からでも人が来た。なんだかすごいことをやっている実感があった。同じアニメを4回も5回も劇場に見に行った。今、私が続けているのは、フルートだけ。他の友人もさまざま。共通点だったはずのアニメはホットではなくなった。かなりバラバラの人生。バラバラの感性。バラバラの生活環境。

今日振り返ってわかったことがある。みんなかなり違う。46人学級12クラス。女子ばっかり、この中から私の友人に残った(てくれた)5人プラス一人。主婦、自営業、シングルママ、保育士、音楽講師、事務職。資産家も貧乏人もいて。お上品じゃない。

・・・そうか、わかった。違ってもいいっていう集団だ。

よーくしゃべるし、人の話きいとらんってときもあり。でも、ああ、そういうこともあるかもしれんって聴いちゃう仲間だ。勝手に人を裁判したりしない。キャパが大きいのか、世間的基準がないのか…。この友人たちに囲まれて、好きなこと何でもやれてたんだ。

今日のホテルグランヴィアのランチバイキングのように和洋中、皿の上にてんこ盛り取り混ぜてOK。

あーすっきりした。また、元気で会おうね