音楽の喜び フルートとともに

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メルリンのポーリーンのための曲

2020-12-15 22:47:52 | 音楽
旧宅の庭を掃除していると、視線を感じます。
見えにくいですが、下の棚に子猫がいます。
人間が悪さをしないように見張っているのです。
昨夜、
12/19(土)西宮今津公民館での西宮ギター練習会のFBを見ていると、第二ラウンドの所に私の名前が。

「あれ?」
全く予定していませんでした。
困った。
主催の渡邉さんに聞いたら、Jose Luis MerlinのProgresions para Pauline
をpdfで送ってくれました。
音源つき
きれいだけど、ギターが結構アグレッシブ。

譜面が8ページ。
切れ目があまりなく、「どうやって譜面台にのせようかなぁ?譜めくり頼もうかなぁ?」と考えていたら
またpdf

「パート譜作りました。」と渡邉さん。
速やっ!
メルリンの解説文。
「フランス語じゃないよなぁ…。スペイン語ネット翻訳かけようかなぁ?」と考えていると、渡邉さんから、また、メッセージ。
「訳してみました。」
一夜のうちに!
感謝感激。
こういうお相手はめったにいません。
曲に関する思い入れ、共演する時間を大切にしたいという熱意が伝わって来ます。どんな形でも精一杯やらせて頂きますが、よりがんばる気持ちに火がつきます。
曲の相互理解が進むし、必ず深いものになります。
曲想からはレクイエムだとは思えません。
しかし、この解説を読んでから演奏してみると、死を目前にして、穏やかで、しかし新しい世界に赴くポーリーンの決意が伝わって来るような曲想です。


1989年にホセ・ルイス・メルリンによって作曲された「Progresiones para Pauline」は、ラテンアメリカの人権評議会のためにオレゴン州ユージーンで働いていた友人のポーリーン・ラッセにとっての特別なレクイエムです。

ホセ・ルイス・メルリンは、オレゴン州ユージーンにあるポーリーンの家に呼ばれ、癌との戦いの最後の数日間、親愛なる友人に別れを告げました。