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ハンガリー舞曲第5番

2021-04-01 23:33:35 | 音楽
うちの庭のスウィーティーオレンジが実をつけました。
10年間で3個目。

今年は3個ついていますが、今日はまず1個。
家族で分けて食べてみました。

甘い!
水分は少な目、酸味はほとんどありません。

ブラームスのハンガリー舞曲集は1869年~1880年にかけて出版されました。

ハンガリーの伝統音楽を採譜して編曲したとブラームスは言っています。
1集、2集はピアノ4手の為に作曲されました。

管弦楽で有名な第5番は、シュメリングかバーロウの編曲版。

ブラームスはドイツの作曲家と言われていますが、生まれたハンブルクは自由ハンザ都市と言ってどこの国にも属していませんでした。

演奏旅行を繰り返し、1897年ウィーンで主に活躍し、そこで亡くなりました。

1804年に成立したオーストリア帝国はハプスブルク家による支配は、力を強めつつあるドイツとの戦争に破れ、第二勢力だったハンガリーに譲歩し1867年オーストリア=ハンガリー帝国が発足しました。
その首都ウィーンで亡くなったブラームスはドイツの作曲家と言い切れるのかどうか?

とにかくハンガリーの国力が上がったからなのか、その頃大改造されたピアノの流行のせいなのか、ハンガリー舞曲集は、大当たりしました。