音楽の喜び フルートとともに

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シチリアーノ収録

2021-04-10 00:02:02 | 音楽
今日はきれいに晴れていましたが、少し寒さが戻って来ました。

今朝は母の確定申告に行く約束の日。
午後から生徒さんが来ると言うので
「源泉徴収票と、医療費の領収書をまとめたのを出しておいてね。」とLineしておいて朝早く出たら…。

やっぱり出していませんでした。
バタバタして、ようやく見つけて京田辺市役所に行ったら、「宇治でしか受付ていません。」
11:00まわっています。
到底間に合いません。
高齢者にでるマッサージ券をいただいて帰りました。
来週出直します。
母を下ろして、枚方に帰ると1時ギリギリ前。

radiotalkの紙本さんと収録の約束に間に合いました。

スマホがあれば、どこでも収録できますが、実家のある松井山手はどうもWi-Fiも遅いし、モバイル通信も環境が悪くつながりにくいです。

だからといってうちの枚方市牧野も良くないですが。
旧ケーブルテレビ優先配置地区は通信環境が良くないみたいです。
5Gとかになれば良くなるのかもしれません。

Audacityでマイク録音したJ.S.バッハのシチリアーノ二曲。

アンドロイド動画では、ホールで遠くから撮らないと音圧が強すぎていい音で撮れません。
家ではなかなか難しい。

オーディオテクニカのコンデンサーマイクだと、音圧が高くても大丈夫です。

フルートとクラヴィーアの為のソナタ第一番 二楽章のほうは、重ね撮りを。
第六番 三楽章はソロで吹きました。

シチリアーノは8分の6拍子のゆっくりしたほとんどが自然短音階の舞曲のこと
で、1600年後半からヨーロッパ中で流行りました。

一回12分の番組なので、なかなかいろいろ話し切れませんが、二回に渡ってシチリアーノを聴き比べてもらおうと思いました。

また、一番はエマニュエル バッハ作曲ではないかと今では言われています。

著作権とか大作曲家の時代を経た現代の視点や価値観を持ってバロック時代を振り返ることは無理があります。

実際にバッハは家族で音楽を生業にしていて、奥さんのアンナ マグダレーナは筆耕をしていただけでなく、たくさんの曲を作り、息子たちも入り乱れて作曲したり編曲したりしていました。

また、他の作曲家たちも素敵なメロディだなと思うとどんどん取り入れて、変奏したり、編曲したりしていました。
それが流行の最先端。
変奏も編曲もされない曲は流行ったとも言えなかった。

バロックというのは、そういう作曲家同士の音楽の交流でイノベーションが爆発した時代だったのだと思います。

ラジオもテレビもない時代。
ドレスデンで演奏された主題が、数ヵ月で気がつけば、パリやロンドンで他の作曲家の手によって編曲や変奏されて演奏される。

わくわくしませんか?