夜な夜なシネマ

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『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』

2014年11月07日 | 映画(あ行)
『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(原題:The Expendables 3)
監督:パトリック・ヒューズ
出演:シルヴェスター・スタローン,ジェイソン・ステイサム,アントニオ・バンデラス,ジェット・リー,
   ウェズリー・スナイプス,ドルフ・ラングレン,ケラン・ラッツ,ロンダ・ラウジー,
   メル・ギブソン,ハリソン・フォード,アーノルド・シュワルツェネッガー他

「映画の日」にTOHOシネマズ西宮にて、前述の『イコライザー』の次に。
これは劇場で観ないと意味がないでしょうということで。
『エクスペンダブルズ2』(2012)から2年、
まだがんばっています、おっちゃんたち。いや、爺さんたちか。

バーニー(シルヴェスター・スタローン)率いる傭兵軍団“エクスペンダブルズ”は、
初期メンバーで服役中のドク(ウェズリー・スナイプス)を脱獄させることに成功。
ドクを伴い、CIAのドラマー(ハリソン・フォード)から受けた新たなミッションに着手する。
それは、裏社会を牛耳るストーンバンクス(メル・ギブソン)を生け捕りにせよというもの。
ストーンバンクスはかつてエクスペンダブルズのメンバーだったが、裏切りに走り、
数年前にバーニー自らの手で倒したはずなのに、生きていたのだ。

一度目のチャンスでシーザー(テリー・クルーズ)が負傷、作戦失敗に終わる。
二度目にはきっと多数の犠牲を払わなければならないと予測したバーニーは、
長年つきあってきたメンバーのクリスマス(ジェイソン・ステイサム)や
ヤンセン(ドルフ・ラングレン)、ロード(ランディ・クートゥア)に解散を通告。
傭兵斡旋業者のボナパルト(ケルシー・グラマー)に連絡を取ると、若手の新メンバーを集める。

バーニーのお眼鏡にかなったのはスマイリー(ケラン・ラッツ)、ソーン(グレン・パウエル)、
紅一点のルナ(ロンダ・ラウジー)、マーズ(ビクター・オルティス)。
そこへ、年齢等を詐称してバーニーに近づいたガルゴ(アントニオ・バンデラス)が無理やりついてくる。

こうして、若返ったエクスペンダブルズはストーンバンクス捕獲に挑み、
みごと捕らえたかと思われたものの、それはストーンバンクスの罠。
バーニーとガルゴを除く新メンバーは逆に捕まってしまう。
ストーンバンクスのもとへ単身乗り込むつもりだったバーニーだが、
旧メンバーたちが目の前に現れて……。

く、クサい。こうして書いているだけで気恥ずかしくなるようなオッサンの友情。
しかしそれがイイんです。
ま~、とにかくこのシリーズはみんな楽しそうですよねぇ。
メル・ギブソンは悪役が嬉しくてたまらないようだし、
最初は敵か味方かわからなかったハリソン・フォード、
若い奴らにオイシイところを持って行かれてたまるかとばかりに
嬉々としてヘリコプターを操縦しています。

老体の仲間に入れるには気の毒なジェイソン・ステイサムには、
これからも爺さん方のお守りをお願いしたい。

アントニオ・バンデラス演じるガルゴがメンバー入りを懇願したとき、
シルヴェスター・スタローン演じるバーニーは「このミッションは片道だ」。
それに対するガルゴの台詞が○。「片道でも道がないよりマシ」。

いつまで続く、このシリーズ。きっと次も観に行ってしまうでしょう。
だけど、シュワちゃんジェット・リーのラブラブ姿はちょいキショいかも。
できとったんかい!

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