夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『出会いと別れと、その間のすべて』

2022年07月23日 | 映画(た行)
『出会いと別れと、その間のすべて』(原題:Hello, Goodbye, and Everything in Between)
監督:マイケル・レーウェン
出演:タリア・ライダー,ジョーダン・フィッシャー,アヨ・エデビリ,ニコ・ヒラガ,
   ジェニファー・ロバートソン,エバ・デイ,ジュリア・ベンソン他
 
今週水曜日、の四十九日の法要をおこないました。
その前後の実家からの帰り道、何度か劇場に寄ろうと思ったのですが、
なんだか心身共に疲れを感じて寄れず。
日曜日から水曜日まで一滴も飲酒していないと母に言ったら、
「家に帰ってお酒飲めば~?」、んじゃ帰宅して飲酒しながらNetflixで1本。
 
7月6日に配信開始となったアメリカ作品。
邦題からしてそんなに面白そうな気配はなかったけれど、94分という尺の短さに惹かれ。
 
小学生の頃に初めて引っ越した後、親の都合で転校を繰り返したクレアだが、
最初に住んでいた西海岸の町にいるステラとはずっと連絡を取り合う仲。
ステラからハロウィンパーティーに参加してほしいと言われ、懐かしい町へと顔を出す。
 
華やかな席は苦手だから、このパーティー参加も気乗りしていなかったものの、
クレアが引っ越した後に町にやってきたという男子エイダンと意気投合。
すぐに恋に発展しそうなその日の帰り道、キスを迫るエイダンにクレアは言う。
恋の本番は大学生になってからだから、お互い高校3年生の今はいわばプロローグ。
将来プロローグに引きずられるのは嫌だと。
 
ならばこれはプロローグだと割り切って大学入学までつきあえばいいのでは。
エイダンからそう言われて、クレアは承諾。
最初から別れを10カ月後と決めた交際を始めるのだが……。
 
これを鑑賞本数に加えていいのかと思うほど寝ました(笑)。
飲酒していたせいもありますが、まずエイダンの顔があんまり好みではない。
出演俳優がタイプかどうかって大きいんですよねぇ。この時点で眠くなる。
 
10カ月間のラブラブな様子が描かれて、最後はとびっきりのデートをする予定。
その最後の日には、お互いの家族も招いてホームパーティーをします。
どちらの親きょうだいも、ふたりがこれで別れるということを最初から知っている。
って、なんか変でしょう。別にええけど。
 
で、この辺りからもう爆睡。
目が覚めたらこれも読めすぎる台詞「これはプロローグなんかじゃない」。
そりゃそういう展開になるでしょう。
 
それぞれ大学に進んで新しい生活をスタート。
両親が医者で、息子も医学部に進むことを望まれていたエイダンが、
クレアに背中を押されて本当の夢を叶えるべくバークリーに進むとか想像できすぎて、
何も目新しいことがないと、眠気に襲われるしかありません。
 
プロローグのはずがプロローグじゃなくなり、再会を決めて終わりかよ。
せめてエイダンが私好みのイケメンだったならば。すんません。

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