電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

母屋のリフォームの進捗状況~3月下旬

2016年04月09日 06時05分47秒 | 料理住居衣服
母屋の水回りを中心としたリフォームは、着々と進行中です。お天気の良い日が続いた三月下旬には、足場が組まれ、なんだか大規模改築のような外観になってしまいました。




でも、実はこれは古くなって損傷が激しい雨樋や軒天井、外壁材を修復するためのもので、内部のリフォームは、あくまでも水回りが中心となる部分的な工事です。




棟梁は実力があり熱心な人のようで、朝から夕方暗くなるまで、昔の建築工法を興味深く眺めながら、古民家の再生に取り組んでくれています。



例えば、昔ながらの太い立派な梁を生かしながら、横方向の耐震性を高めるために惜しみなく材料を使い、こんな木組みの補強も。耐震壁を要所に使いながら、全体の耐震性はリフォーム以前の2.5倍になる予定だそうです。東日本大震災の震度5強に耐えた古民家ではありましたが、こんどはさらに安心感が増します。



また、冬季間に屋根に降り積もる雪の重みを支えるために、柱を増やして負荷分散を図りながら、リビング・ダイニング・キッチンの間取りを作っていきます。毎週行われる定例の説明で、建築士の人が進行状況を説明してくれます。これが、たいへん楽しみです。




妻の念願だった対面式のキッチンは、この場所になる予定。



テレビの「ビフォーアフター」では、最後に劇的な対面がセットされますが、あのやり方では、進捗状況に合わせた細かな打合せや、こちらの希望を充分に伝えることは難しいでしょう。今回の在宅リフォームでは、高齢の老母のお風呂が一番の問題でしたので、途中で棟梁がスケジュールを考えてくれて、脱衣所はまだ仮の板張りのまま、早々と浴室が使えるようになりました。浴室のデザインは、私自身はピンク系とか(^o^)もう少し明るくても良いのではと思ったのでしたが、地味渋系が好みの娘の選択です(^o^)/



4月1日からお風呂が使えるようになり、嬉しいエイプリルフールの日となりました。

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