電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

同型のダイアリーを2年間使ってみて〜高橋書店「フェルテ9」

2023年09月13日 06時00分57秒 | 手帳文具書斎
昨年と今年は、手帳のスケジュール機能とダイアリーの日付順記録を統合し、高橋書店の「フェルテ9」という綴じ手帳1冊で過ごしてきましたが、2年間使ってみての長所と不満点を列挙すると、次のようになります。

    【長所】
  • 月間カレンダー型のスケジュール欄は、B6判の判型もあり、複数の予定も記入できる。欄外のスペースにはチェックリストや予定の細部などを記入でき、リタイア後の生活には充分なスペースがある。

  • ダイアリーのページでは、1日の記録に7行を使うことができる。うち2行を矢印等の記号で行動概要を記し、残りの5行を文章で、およその記録が可能な分量である。

  • しおりが2本あり、1本はスケジュールに、もう1本はダイアリー(行動記録)にと使い分けることができる。
  • プラチナ古典BBインクを使えば万年筆でも裏抜けなく記入可能で、紙面がわりに整って見える。
  • 表紙カバーの裏見返し部にはポケットが2つあり、演奏会チケットやフレネルレンズ等を常備して置けるので、うっかり忘れることがまずない。


一方、不満に感じている点は、

    【不満な点】
  • ダイアリーのページの時刻表示が朝8時〜夜12時までになっており、朝仕事の多い農作業の記録には不向きで、別色のペンで時刻表示をいちいち直さなければいけない。

  • パイロットやパーカーの万年筆インクでは裏抜けする。

などでしょうか。

総じて、細かな不満点はあるものの、大きく見れば現在の状況によく適合していると判断でき、特により良い製品が発表されない限り、同型の継続使用も良いのではないかと考えております。

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