ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

クチナシの花の香る頃。

2008-06-28 23:56:28 | 思い出
この季節、あちらこちらでクチナシの花が咲いている。
強烈な甘い香りで、クチナシが近くにあることが嫌でもわかる。
この花はすぐ枯れて茶色に変色する。

ねこ吉はクチナシの花が嫌い!出来るだけ近くに寄らない。
写真もアップでは撮らない。
クチナシの花に罪はないけど、あの虫、ねこ吉の最も苦手な幼虫でエライ目に遭ったから・・・。

松戸に住んでいた頃、幼稚園のバザーでクチナシの鉢植えを買ってきた。
ネコの額ほどの庭にあるクーラーの室外機の上に置いて、毎日水をやっていた。

「あれ、何これ?黒い粒々は。」

ねこ吉はピィーンときた。

「アカン!これはねこ吉の嫌いな幼虫の糞や。」

虫ごと鉢植えを買ってしまった!どないしょう!

その日からねこ吉は、クチナシを無視!傍へ近づかないことにした。
もちろん、水もやらない。

何日か経った頃、二階のベランダで洗濯物を干していた。
ベランダからは室外機が見える。
怖いもの見たさか、恐る恐る鉢植えを見た!

「ギャァー!」

葉は食い尽くされ、木は丸坊主。そこには書くのはおぞましい物が、ベランダから
しっかり見えた。

次の日鉢植えは、会社に行く前のたぬ吉が処分した。
とにかく、ねこ吉の目につかないところに、鉢ごと棄ててきてもらった。

以来、ねこ吉は植物の下に黒い粒々が落ちていると、即、植物を見ないように逃げる。

しかし、粒々の大きさで、虫の大きさが大体わかるという才能?が、ねこ吉に備わった。
そんな才能は、いらん!