ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

足を洗うって・・・。

2009-02-28 20:01:06 | 日常のこと
「足を洗いたい!早く足を洗いたい!」

毎日のように息子が叫んでいた。
「人聞きの悪い、ヤクザやあるまいし・・・。」



1月29日の夜遅く、お風呂から上がった息子が
「足の小指がすごい腫れてる。」

よくよく聞いてみると、昼間自分の部屋から出ようとしたとき、クローゼットの角でぶつけたらしい。
足元にいろいろ散乱している汚い部屋やから、つまづいたんと違うか・・・。

「今まで痛くなかったの?」

「大して痛くなかったから忘れてた。今メッチャ痛い!」

翌日、息子はたぬ吉のサンダルを履いて足を引きずりながら病院に行った。

「小指の骨が綺麗に折れてます。」

といわれ、足に金属製のギブスをされ、靴下も履けず裸足で帰ってきた。

「嗚呼、難儀な奴やなぁ・・・。」

その夜から、足にサランラップ巻いて、テープで留めて、ビニール袋履いて
濡れないようにして万全の体制でお風呂に入っていた。

たぶん片足を外に出し、湯船にしがみついてナマケモノのような格好で
入浴していたんだろう。

ほぼ一ヶ月、分厚いよく伸びる靴下を履き、雨の日もサンダルを履いて出かけていた。

息子が言うまで、誰も気づかなかったらしく、

「意外と、誰も人の足元なんか見てないもんやなぁ・・・。」
と妙に感心していた。

昨日、病院に行ったらギブスを外してくれたらしく、

「ああ、これで足が洗える。」
と喜んで帰ってきた。

久しぶりにゆっくりお風呂に入って、息子は満足げだった。

とんだ災難だったけど、何とか治ってよかったね。

明日から3月。
遅ればせながら、今日お雛様も飾ったよ。

早く春が来るといいな・・・。