今日はお祖母ちゃんの内科検診の付き添いの日だった。
たぬ吉が家まで迎えに行って、ねこ吉は甲子園2号線沿いのロイヤルホストで待っている。
3人でランチをして病院に向かう。
2時半の予約なのに延々待たされる。
待っている間に色々な話をする。今日はねこ吉がぞっとした話。
何日か前、お祖母ちゃんは鰤をガスレンジの魚焼き器で焼いているのを忘れて、
テレビ見てたんだって!
鰤は炭のようになり、魚焼き器に前のガラスが吹っ飛んで壊れたらしい。
「火事にならずによかったわ。魚焼き器が壊れて使われへんようになった。」
「お祖母ちゃん、危ないからガスレンジ買い換えたら?最近のは10分で
火が消えるよ。」
「ガスレンジは使えるからいらんわ。もう魚焼かへんし。もう怖い。」
「でも魚焼いて食べたいでしょ?」
「今、電子レンジで焦げ目がつくというのがあるらしい。」
お祖母ちゃん、スゴイやん!ねこ吉もそのCM見たわ。
でも、ねこ吉はその製品をお祖母ちゃんが絶対買わないだろうと思った。
お祖母ちゃんはそういう人だ。いつも理屈、講釈は一杯言うけど実行は伴わない。
そういう先から、
「トースターで焼くわ。自動的に切れるし。そやけど煙が出るからアカンわぁ。
もうええわ、魚食べへん。」
「一緒に行くから、ガスレンジを買いに行こう。今は安全なのが出ているから。」
「ガス屋の人がスゴイ横柄やから嫌や。湯沸し器もすぐ潰れたし。」
全く、ああ言うたらこう言う。可愛くない!
4時過ぎに診察室へ・・・。
3分診療やね。経過良好でホッとする。次の予約を取って診察室を出る。
たぬ吉が家まで送っていって、ねこ吉は病院から直接駅に向かう。
頭の中では、ずっとお祖母ちゃんの家のガスレンジを買い換えるのをどうやって
納得させようかと考えている。
以前もインターホンが潰れたので、ねこ吉立会いのもと業者に来てもらって
見積もりをした。
付けに来る日を決めて、ねこ吉が家に帰ったら屁理屈を言ってキャンセルしてしまった。
未だに、お祖母ちゃんの家のインターホンは潰れたまんま・・・。
ねこ吉はホントに頭が痛いわ。
口ばっかりで物事が進まないのは、たぬ吉とよく似てる。親子やね。
ねこ吉は不言実行が好きです!
道端にスミレが咲いていた。コンクリートの隙間でもこうやって花を咲かすんだね。
「すみれの花咲く頃ぉ~、初めてぇ君を知りぬぅ~」
やけくそのねこ吉は歌いながら家に帰った。
たぬ吉が家まで迎えに行って、ねこ吉は甲子園2号線沿いのロイヤルホストで待っている。
3人でランチをして病院に向かう。
2時半の予約なのに延々待たされる。
待っている間に色々な話をする。今日はねこ吉がぞっとした話。
何日か前、お祖母ちゃんは鰤をガスレンジの魚焼き器で焼いているのを忘れて、
テレビ見てたんだって!
鰤は炭のようになり、魚焼き器に前のガラスが吹っ飛んで壊れたらしい。
「火事にならずによかったわ。魚焼き器が壊れて使われへんようになった。」
「お祖母ちゃん、危ないからガスレンジ買い換えたら?最近のは10分で
火が消えるよ。」
「ガスレンジは使えるからいらんわ。もう魚焼かへんし。もう怖い。」
「でも魚焼いて食べたいでしょ?」
「今、電子レンジで焦げ目がつくというのがあるらしい。」
お祖母ちゃん、スゴイやん!ねこ吉もそのCM見たわ。
でも、ねこ吉はその製品をお祖母ちゃんが絶対買わないだろうと思った。
お祖母ちゃんはそういう人だ。いつも理屈、講釈は一杯言うけど実行は伴わない。
そういう先から、
「トースターで焼くわ。自動的に切れるし。そやけど煙が出るからアカンわぁ。
もうええわ、魚食べへん。」
「一緒に行くから、ガスレンジを買いに行こう。今は安全なのが出ているから。」
「ガス屋の人がスゴイ横柄やから嫌や。湯沸し器もすぐ潰れたし。」
全く、ああ言うたらこう言う。可愛くない!
4時過ぎに診察室へ・・・。
3分診療やね。経過良好でホッとする。次の予約を取って診察室を出る。
たぬ吉が家まで送っていって、ねこ吉は病院から直接駅に向かう。
頭の中では、ずっとお祖母ちゃんの家のガスレンジを買い換えるのをどうやって
納得させようかと考えている。
以前もインターホンが潰れたので、ねこ吉立会いのもと業者に来てもらって
見積もりをした。
付けに来る日を決めて、ねこ吉が家に帰ったら屁理屈を言ってキャンセルしてしまった。
未だに、お祖母ちゃんの家のインターホンは潰れたまんま・・・。
ねこ吉はホントに頭が痛いわ。
口ばっかりで物事が進まないのは、たぬ吉とよく似てる。親子やね。
ねこ吉は不言実行が好きです!
道端にスミレが咲いていた。コンクリートの隙間でもこうやって花を咲かすんだね。
「すみれの花咲く頃ぉ~、初めてぇ君を知りぬぅ~」
やけくそのねこ吉は歌いながら家に帰った。