クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

ゴァーン

2007-03-22 05:38:44 | Weblog
クーが我が家の子供になったばかりの頃、ささ身や牛すじの子猫用の缶詰を与えても、ちっとも食べてくれないばかりか、手で食器を「クーちゃんこの缶詰嫌い。あっちへ行け」と蹴飛ばしていた。魚のフレークは「これ美味しいネ」とよく食べたのである。僕も家内もあきれて見ていた。残ったお肉の缶詰は、今は嫁となった知子の実家に引取ってもらった。クーがお魚しか食べない事を、夫婦は知らされたのである。それ以来クーにはお魚しか食べさせていない。
クーはお腹がすくと、僕や家内の足元に寄って来て「ゴァーン」と言う。不思議だがちゃんとご飯と聞き取れる。美味しいご飯を食べた後は、何回も舌なめずりをして余韻を楽しんでいる。
ココも食べ物にはうるさいようだ。先日安いレトルト物を食べさせようとしたら、いやいや食べていた。よそから戴いたカリカリも「これ何時ものと違う」とばかり、2、3口食べただけでそっぽを向いてしまった。クーみたいに"あっちへ行け"と蹴飛ばす事はしないが。結局今までの缶詰とカリカリに戻ってしまった。
ココの食事は、午前6時と午後5時に、銀のスプーンかモンプチのお魚の缶詰とミルク。家内が修道院から帰宅後にカリカリ少々。朝もクーがカリカリを食べる時に、少しだけ子猫用のカリカリを食べる。クーも朝晩缶詰を一口だけお相伴する。
美味しい物を食べた後のニャーンズの顔は何時見ても、幸せそうな顔である。