クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

探し物はニャンですか。

2007-06-06 05:15:16 | Weblog
我が家のニャンズは、早起きニャンである。夏至が近くなった今は、時計が4時を回れば明るくなる。クーは僕が起きるのを玄関で待っているようだ。扉を開けると、駆け足で台所の、自分の茶碗の前に行き「ミャ~ァ~」と可愛い声で、ご飯の催促だ。2~3口食べると、パソコンのメールをチェックしている、僕の傍に来て、少し太い声で「ミャ~ア~」と呼ぶ。付いて行くと、蝿帳の下をウロウロする。僕が知らん顔をして煙草に火を点けると、台所の"クータンのお椅子"に上がり、大きな声で「じらさないでよ。煮干頂戴」と。時には怒り始める事も。今朝は甘い声でおねだりだった。煮干の袋を出すと「これ、これ最高なのよ。美味しいんだから。ネ、早く頂戴」と。ついついその甘えに負けて、2本が3本になってしまうのだ。
クーが食べ終わる頃、奥の部屋からココが「広いお部屋に、僕も行って遊ぶの」と。部屋へは駆け足で入り、ソファーのカバーでガリガリと爪とぎをする。「これ困るんですけれど」といくらやめさせようとしても「ぼく知らない」の一言だ。そして、洋間や茶の間をウロウロとし遊び道具になりそうな物を探し始める。「ココ君、お探し物は何ですか」と声に出して聞くと、太い声で「ぼく今探してんの」。「プリンターとキーボードのおイタはやめて下さい」と言うが、今日はマウスをおもちゃにされたのだ。廊下に出て行き、洋服のビニールカバーで遊び始めた。