クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

バトンを受継ぎ

2007-06-09 05:39:57 | Weblog
ココは、神戸でニャンコに魅了されている、BEATさんRINGちゃん親子に保護され、乳児期を愛情一杯の家庭で育てられた。その家庭は、BEATさんの愛の手が大きく広がり、ニャンコ達にとっては居心地の大変良いものである。6ニャンはそれぞれを守りあい、協力し合い、狭くても伸び伸びと暮らしていた。その中にココは入って行ったのだ。この家は、ココにとって最高の場所になった。お二人だけでなく、長老の杏君や、雪君達兄弟ニャンコの愛を一心に受けて成長した。ニャンコも乳・幼児期に受けた愛情がその後の性格を左右するのではなかろうか。
僕は55歳でニャンコと初めて出会った。クーを家に入れた時は、戸惑いもあったが、息子を育てた時と同じようにした。クーが返事をし甘えるのが、夫婦には嬉しかった。グイグイとニャンコに曳き込まれていった。家に居るのが楽しくなり、夫婦や息子との会話も増えたのだった。
息子が結婚・独立し家は夫婦だけになった。そんな時ココの里親募集の記事を見たのである。応募の条件を無視し、両手を挙げた。天の配采であろうか、ココを育むバトンを受継ぐ事が出来たのだ。嬉しかった。
クーは非常に我が侭なニャンコになってしまった。しかし、ココは生後2ヶ月位までBEATさん一家で育てられたため、猫らしくない、心の広いニャンコになった。ココは僕達の側に居るのが大好きで、嬉しい時には目を細めて「ココ君お父さん大好き」と言う仕草を見せてくれる。
これからも、クーやココにとって、住み心地の良い家庭であり続けたいと思っている。