クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

バケツ猫

2009-03-12 06:04:38 | Weblog
ココはおもちゃになりそうな物を見付けるのが大変上手である。静かにしていると思えば、今も暗い茶の間から、書類袋の糸を咥えて、テーブルから畳の上に落として、カギ尻尾をピント立て、本箱の上から見ているクーに「クーちゃん見てよ。ぼく袋見つけたよ」と言う様に、我々の居る洋間に引きずって来た。
ココを神戸から東京連れて来たのは、06年12月30日の夜だ。ココの寝室となる和室に入れると、少し戸惑った表情を見せ、部屋の隅で固まったが、それも一晩だけだった。3日目の正月2日になると、新しい環境にもなれ、ココ全開となった。居間に入れると、おもちゃの入ったバケツに飛び込んで、引っ繰り返し、大好きなボールを捕まえて遊んだり、猫ジャラシに跳び付いたりと。そしてクーにも「一緒に遊ぼう」と近付き、クーが「シャァー」を連発するが、全く気にしていなかった。
今もクーの顔の前を横切り、背中をパンチされても平気な顔で歩くのだ。そして日に何回かチャチャイと手合わせをするが、手数はクーの方が多いが、クーの隙を見付け先にチョッカイを出すのはココである。オチビの頃と全く変わらぬ、可愛いやんちゃ小僧だ。