クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

クーたんの合図

2009-09-04 06:17:25 | ネコ
今日の写真は、これから書こうとしている事と無関係である。先日クーはこの秋初めて、今の本箱の上にある、クーたんの基地に上がった。この基地は寒くなると、温風がそよそよと流れ、居間の中でも最上級の場所となる。この日は正座して、真下のカーペットの上でへそ天になり、ゴロゴロと転げ回るココを「あの子ったらまったく」と呆れ顔で見ていたのだ。
さて、クーは出窓のある自分の部屋から台所に行く時、居間の扉が閉まっていると、爪を立ててガシガリと扉をノックする。先程もブログを書いている最中に、クーのノックが聞こえ、僕は席を立った。本当は文章を纏めている時に席を立つと、考えている事が霧散してしまい迷惑なのだが。ノックで開けてもらえないと、今度は「ミャ~アー」「扉開けてよ。クーちゃんお台所に行くのよ」と言い出す。
クーはご飯を一度に食べず、食べながら自室と台所を往復する事が多く、僕は今日も何回も席を立った。また、部屋に戻る時は扉の前で「ミャー」と言う。しかし、それを無視していると、僕の足元に来て、膝に手を掛けて立ち上がり「ミャャ~ア~」「ねえ、お父さんクーちゃんお部屋に戻るのよ、扉を開けてよ」と物凄く甘い声、真にネコナデ声で言い、僕をメロメロにさせるのである。