クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

ネコは

2009-09-12 05:29:57 | ネコ
ネコはどんなに美味しそうなネコ缶を目の前に出されても、知らない人や道端に置いてあるだけの物には、一旦立ち止まり、食べても大丈夫かを、臭いを嗅いだりして確かめる。イヌはそう言う慎重な事をしないので、家族と散歩中に毒入りの物を食べて命を落とす事がある。可愛い野良さんの仔猫を見掛け、手を出して呼んでも、足元に来て撫ぜさせてくれる事は滅多にない。だが、捨て猫になって間もないチビさんは、人への警戒感が生まれておらず、人の肌を恋しがり、呼べば近寄って来て、じゃれ付いたり遊んだりする。
我家のクーとココが真にそんな仔猫であった。クーは捨てられて何日も経っていなく、息子達に呼ばれ、遊んでもらえたのが嬉しかったのであろう。ココはまだ母ネコのお乳が恋しく、人への警戒感など微塵もない赤ニャンであった。大人になった今も、家族へは絶対の信頼をし、僕と家内が出す食事には、不信感を持たずに食べている。この絶対の信頼が大切で、信頼しあえるから、一緒に遊んだり、じゃれて来たりする。ココなど今も、モニターの前に立ち塞がるので、尻尾を握って「見えない。退いてよ」と言うと、目を吊り上げながらも、奥の本の上に移動したのである。