昨夜夜食を食べ終えたクーとココは、大変静かに過していた。クーは自分の寝室に戻らず、茶の間に重ねてある僕のズボンの上でマッタリとし、ココはパソコンの奥の百科事典の上で、手足を投げ出して眠っていた。僕もとろろ昆布を摘みながらチビリ・チビリとやりながら、趣味の鉄道雑誌を見ていた。眠くなり、寝室へ引上げる時、静かに過している2ニャンをそのままにした。これがおお間違えであったのだ。
寝入って1時間少々すると、枕元でクーとココの走り回る大きな足音が。布団を頭まで被り、寝ようとしたが、大きな足音は絶え間なく僕を襲った。手洗いに起きた家内も、ネコ共の様子を見て眠れなくなったようだ。僕もこの夜の眠りを諦め、居間に行く。クーとココは元気に、深夜の大運動会をまだ終わらせぬ。鼻を点き合わせては走り出す。
これだけ駆け回ればお腹が空くようで、運動会を止め、僕を見上げ揃って「ご飯頂戴よ」と声を上げた。食べた後は、クーは台所の奥の秘密基地に入り、ココはパソコンの奥で引っ繰り返って、眠ってしまい、やっと静かになった我家の朝である。
寝入って1時間少々すると、枕元でクーとココの走り回る大きな足音が。布団を頭まで被り、寝ようとしたが、大きな足音は絶え間なく僕を襲った。手洗いに起きた家内も、ネコ共の様子を見て眠れなくなったようだ。僕もこの夜の眠りを諦め、居間に行く。クーとココは元気に、深夜の大運動会をまだ終わらせぬ。鼻を点き合わせては走り出す。
これだけ駆け回ればお腹が空くようで、運動会を止め、僕を見上げ揃って「ご飯頂戴よ」と声を上げた。食べた後は、クーは台所の奥の秘密基地に入り、ココはパソコンの奥で引っ繰り返って、眠ってしまい、やっと静かになった我家の朝である。