クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

毎夜・毎夜

2010-10-13 06:03:24 | ネコ
毎夜僕の足元で寝ているココは、日付が変わる頃になると「お父さん時間だよ。起きてよ」と騒ぎ、スリスリをしたり、時には手や足にガブリ攻撃をして起す。夜の7時半には夫々の部屋で寝てしまうクーとココは、目覚めるのもこの時間。それに付き合う僕も、夕食時の1杯の焼酎割と1合足らずの日本酒で、ココを抱いて布団に入れば、数分で夢の中に引き込まれる。ココに起される少し前には夢の中を漂っている。
居間に入り、2ニャンの茶碗に夜食を入れ、玄関への扉を開けると、扉の前にはクーが「今日は遅かったじゃない」と待っている。僕は煙草に火を点け、1杯のお酒をグラスに用意する。夜食を数口食べたココはクーの迷惑を無視し側に行く。
僕がニャン子ブログを読み始めると、クーは「お部屋に戻る」と一言言い、ココを脅かして近寄らせず帰るのである。クーに逃げられたココはおもちゃ箱を覗いたりしているが「ぼく詰んない」とばかりにヘソ天になって、僕の足にじゃれ付き、尻尾の鍵を振って悪戯しても嬉しくなり、丁度眠気が戻った頃「よっこらしょ」とココを抱き上げて、布団に戻り、もう一度一緒に眠るのである。