クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

高尾山へ

2009-02-08 06:21:48 | Weblog
昨日は京王線の臨時急行「冬そば号」高尾山口行きに乗り、高尾山に出掛た。この列車は都営新宿線大島始発の、都営線、京王線通しての急行運転。高尾山麓周辺で行われている、冬蕎麦祭りのイベント列車だ。つつじヶ丘駅から乗り込むと、車内は満員。運転席の後ろには多くの子供が陣取っていた。調布、府中でも大勢乗って来た。ホームや沿線でカメラを構える人も多い。準特急退避の高幡不動駅では、トレインマークを撮ろうと、子供だけでなく大人も先頭車に殺到し、駅員と運転士が整理する。途中の北野からは、宣伝用の和手ぬぐいの入ったクリアファイルが配られた。ファイルには昭和5年に描かれた、京王の沿線案内図が印刷されてあった。和手ぬぐいは、新宿線沿線の江戸川区の地場産業だ。
終点の高尾山口から高尾登山電鉄清滝駅迄ゆっくりと散歩。冬枯れの山も良い。高尾山ケーブルは、去年の12月に車輌が新しくなった。往復切符を買うと、記念切符であり、使用後は持ち帰り自由なので、手ぬぐいと一緒にファイルに入れた。このケーブルの勾配は、31度8分と日本一。山が迫って来る感じだ。以前このケーブルに乗ったのは、息子が保育園児の頃だ。その前は小学4年生の遠足。
家に帰ると、クーは出窓でお昼寝の真っ最中。僕の姿に気が付くと「お帰りなさい」と出迎えた。一緒に居間に入ると、ココも起きて来て、追いかけっこを始めた。

この中怪しい

2009-02-07 05:43:41 | Weblog
昨日の朝僕が新聞を読んでいると、クーが新聞の下に潜った。暫らくすると、パソコンの椅子で寝ていたココがムックリと起き上がり、新聞が膨らんでいるのを見付け「この中怪しい。何だろう」と近寄って来た。暫らくの間周りをウロウロとしていたが、ソファーの背に登り、新聞の上を押さえ付けた。ココはまだクーが居る事は分からないようだ。クーは潜ったまま時々体を動かす。ココにはそれが怪しく見える。何回か新聞を押さえた後、ココは流しに水を飲みに行ってしまった。ココが居なくなると、クーは新聞から顔を出した。その顔は明らかにムッとした「あの子何で邪魔すんのよ」と不機嫌な顔であった。
今日は京王線の臨時急行「高尾山冬そば号」に乗り、高尾山に出かけ、新しくなったケーブルカーの初乗りと、新蕎麦を賞味する予定だ。このため、明日の写真は、ニャンコでは無く、電車かケーブルカーになりそうだ。

何故捨てるの?

2009-02-06 07:21:49 | Weblog
ちゃとらとはちわれのご主人が、みかん箱に入れられて捨てられた、3兄弟の仔猫を助けられたと言う。ご丁寧に十文字にガムテープで封までされていたとの事だ。真にけしからん輩の仕業だ。ブログを読んでいて無性に腹が立ったのは、僕一人ではないだろう。これは立派な犯罪行為である。
顧みれば、我家のニャンズも捨て猫だった。クーは捨てられた後我家の車庫に居るところを、猫好きカップル(息子夫婦)に遊んでもらったのが切っ掛けで、我々と暮らすようになった。その経緯は06年4月の本ブログに記した。独特のマスクのクーも今は穏やかで、来客の方に「クーちゃん美人さん」と言われるようになった。我家に来ず野良さんになっていたなら、もっとトゲトゲしい顔になっていただろう。
仔猫の貰い手が無く困ったからと、直ぐに捨ててしまうのは、許される事ではない。我家のように住宅街なら、写真付きのポスターを貼れば見付かるだろうし、ネットで里親を依頼する事も出来る。手間を惜しむのか。
仔猫の命を大切にする事は、人の命を大切にする心と通じている。仔猫・仔犬を捨てる輩に再度聞きたい「何故捨てるの?」と。

毎日の情景

2009-02-05 06:39:18 | Weblog
ココに追いかけられたクーは、一気にパソコンテーブルに上がる。クーがやれやれと思う間もなく、ココが忍び足で近付き、クーの隙を狙い、ある時は尻尾、ある時は足に、チョコチョコと悪戯。クーは真顔で怒る。そして、クーパンチの雨をココに降らす。そんな事で怯むココではない。ココも首を前後左右に振って避けながら、立ち上がって応戦する。合戦を仕掛けたココは、耳を寝かす事無く、楽しそうな顔をしている。最後にもう一回追いかけっこをして終わる。これは我家の毎日の情景である。

食事の後は

2009-02-04 06:38:40 | Weblog
朝ご飯を一口残して食べ終えたクーは、家内の目をかすめて、ソファーの背で爪研ぎをし、反転して本箱の上に飛び上がった。本箱の上はココが滅多に来ない安全地帯だ。反対側の本棚に座る、ココの様子を見ながら食休み。何時もならこのまま午前中はお昼寝モードに入るのだが、今朝は違うようだ。流しに行き、水を飲んだ後、その端で猫座りをしている。それを見たココが、本棚から飛び降り、クーに近付こうとしている。この後どんな事になるのやら楽しみである。

叱られて

2009-02-03 06:38:27 | Weblog
昨日の続きである。
廊下でクーにちょっかいを出そうとして「シャッー」と言われ、手を挙げられたココは、机の下に置かれた空き箱に飛び込み、怪訝そうな顔をしていた。なぜクーに叱られたのかさっぱり分からないのだ。「ぼくさ、クーちゃんと一緒に日向ぼっこしようと思っただけなのに??」。クーはきっと「私は一人静かにお庭を見ていたいのよ。ココ君が一緒だと、邪魔されるから」と言いたいのだろう。
何はともあれ、箱の中からクーを見詰めるココの顔が可愛く、シャッターを押し続けたのである。

午後の一時

2009-02-02 06:30:40 | Weblog
昨日、マラソンを見終わり、廊下に出ると、クーがガラス戸越しに外を眺めていた。僕と同じ歳の梅は、まだ硬い蕾のままである。寒中の庭は寂しく、小鳥の姿も見えぬが、クーは目を細め日光浴だ。黒い背中を撫ぜると、温かであった。僕の後ろを音も発てずに、ココが付いて来たのには全く気付かなかった。ココはクーの横を通り過ぎ、ケージの前でドサッと音を発ててヒックリ返った。「クーちゃん、ここ暖かだね」と言う仕草。クーもココの姿を優しく眺めていた。ココはついに仰向けになり、お腹に太陽光充電。静かな時間が流れた。
それもつかの間、退屈したココは、クーににじり寄る。クーは耳を寝かし「あんた煩いの」と威嚇した。クーに怒られたココは、近くの箱の中に潜ってしまったのだ。

乗っ取り

2009-02-01 07:23:14 | Weblog
本題に入る前に、先程6時50分過ぎ少し大きな地震を感じました。猫と犬さん、あずたまさん大丈夫でしたか。東京の我家でも、家のガラスが大きな音を発てました。
クーたん愛用のパソコン・チェアー、ココが乗っ取ってしまった。先週位からココがクーよりも早く登り、昼寝をするようになった。クーもこの椅子で寝たいようだが、すばしっこいココの方が早い。椅子の渕に手を掛け「ココ君退いてよ」と言った事もあるが「いやだよ。ぼくこのお椅子が良いの」と、クーを無視して明け渡そうとしない。この数日は、クーもすっかり諦めたようで、今朝も朝ご飯を食べた後、さっさと本箱の上に登り寝てしまった。そして僕もブログを書いたり、ネットを見る時もこの椅子が仕えず、廊下から古い椅子を持って来て使う事になってしまった。
ココの寝台となった椅子が置いてあるのは、温風器から暖かな風が丁度良く流れる場所だ。しかし、クーの顔を眺めると一寸不満げに見える。これも末っ子の特権だろう。