クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

あなた誰だっけ

2009-09-22 06:13:22 | Weblog
今日のブログは、クーやココの話ではない。無論僕のブログ故ネコの話は出て来るが。悪しからず。
昨日はシルバーウイークとやらの中日。町田で高校の同級の集まりが開かれるので、夕方から出かけた。
出掛ける迄どうやって過そうかと思っていると、嫁と一緒に孫二人がやって来た。お誕生日迄4日の孫の写真を撮りながら遊ぶ。ママに注意されてもコーは大声でパパを呼ぶ。声が近所のお宅の壁に跳ね返り、こだまのように戻るのが、不思議であり楽しいようだ。ジジは奥の手を出した。「良い子にしていたらお土産を買って来るぞ」と。これで町田行きの経路が決まった。新宿から小田急のロマンスカーに乗って行く事に。新宿駅でまず指定券を買い、西口地下街の高野の売店で、小粒のマーブルチョコを求めた。これが孫へのお土産。ホームに入って来たロマンスカーは、白い最新型。外装だけでなく、客室内のデザインも上品で、気品がある。乗り心地も最高であった。僅か30分程で町田に到着した。
この夜の会場は、同級生のT女ご夫妻が営まれる小料理店、勿論、貸切である。幹事役のⅯ女等女性達は、料理出しのお手伝いをしていた。女性の中には、卒業以来この夜が初めてで、顔と名前が一致せず思わず「あなた誰だっけ」と尋ねて仕舞う方も。美味しい料理と好みのお酒に、40数年前の思い出話を肴にして座は盛り上がった。
僕がネコを可愛がっていると話すと、S君とA女が入って来た。特にS君は6ニャンと暮らしているという。一番オチビさんは、かの有名なラムちゃん似の腕白坊主君と言う。彼の携帯にはニャン子さんの写真が一杯詰っていた。皆が話しに盛り上がっていたが、新宿からの京王線がなくなるので、名残惜しかったが暇した。来年は春に、箱根湯本で温泉旅館を経営するN女の所で開く事になった。我が同級は、口八丁手八丁のおばさまが沢山居られるのだ。

我侭な王女様

2009-09-21 05:40:39 | ネコ
朝ご飯を食べ終え、クーは物足りなさそうで、台所の入口に座り、ココは居間で伏せて、クーの様子を窺いながら足踏みをしていた。そして、ココ発射。が、しかし、クーの鋭い視線で、クーの顔30㎝手前で急停車し、居間に引き返して来た。全くアレレである。写真はココが引き返した直後に撮ったもの。その後は軽いバトルで、クーを電話機の前に追い詰めたが、ココはさっさと一人運動会を始めた。彼らの今日の朝食は、昨夜の夜食の残りで、3~4口分程。クーは満足せず、ココが居なくなると、調理台脇のネコ椅子に座って「ネェ、朝ご飯は。さっきのは昨夜の残りでしょ」と大声で喚き続け、ついに根負けした僕は、書き掛けのこのブログを中断し席を立ち「はいはい分かりました。クーには勝てないよ」とカリカリをクーとココの茶碗に入れたのである。それも少し食べただけで、クーは家内に扉を開けさせ、自分の部屋に戻って行ったのである。娘は我侭な王女様なのである。
ネコ様ってこれが普通なのですかネ。

秋を見詰めて

2009-09-20 05:34:52 | ネコ
昨日家内が、勤め先の修道院から、秋の花、萩の花を貰って来た。良く見ると、小さな虫が一杯集っており、家の中には飾れない。そこで家内は、ペットボトルを輪切りにして、その中に萩の花を生け、庭の室外機の上に置いた。すると、クーとココが寄って来て、代わる代わる花を眺めていたのである。ペットボトルの奥には、彼岸花も咲いていた。
クーは花が大好きな娘である。オチビの頃は抱っこして生垣のバラや、お向かいの門の前に植えられている、パンジーを見せると、花に顔を埋めて「良い香りがするのよ」と満足げな顔を見せてくれるのであった。息子の結婚式から持ち帰った花を、食卓に生けると嬉しそうに、花束に顔を埋めたのを思い出す。
昨日も萩の花が外に置かれると、プリンターの上に登り、うっとりと「秋を見詰めていた」のだった。
一方ココは、、ガラス戸に手を出し、この花を取って遊ぼうとしていた。家内に「ココ君、これはお外にあるから取れないのよ」と言われても、怪訝な表情を見せるのであった。

始まりはクーたん

2009-09-19 05:39:10 | ネコ
クーたんが我家の子供になって、まもなく6年になる。アッと言う間の6年間であった。クーたんと出会わなければ、僕は今頃何をしていたのだろうか。年金生活でお小遣いも少なく、寂しい老後となっていたに違いない。ネコの素晴らしさを知らず、腰痛で散歩が無理な僕は、可愛い仔犬の夢ばかり見る日々を過していただろう。
クーはネコらしいネコである。仔猫の頃はお転婆娘で、新聞の中に潜り込み、読むのを邪魔したり、息子の部屋から、作りかけのラジコンカーの部品を咥えて来て、転がして遊び、息子を嘆かせたりと。夜は家内の膝に乗りフミフミをして甘え上手な1面も持っていた。僕達夫婦はクーのこんな可愛い姿を見せられ恋をし、ネコにのめり込んでしまった。
1歳になる頃には、大人のネコの「凛」とした姿も見せるようになり、これもクーたんの大きな魅力になっていった。家族の会話が途絶えがちなる頃、クーは話の種を提供し続けてくれ、家に帰るのが楽しみになった。
僕がブログを書き始めたのも、可愛い娘のクーたんの事を書き残して行こうとの思いからである。ブログを書き、皆さんのニャンブログを読む内で、もう直ぐ3歳になるが、甘えん坊で楽天ニャン子のココとの出会いがも生まれた。
僕のネコとの全ての始まりは、クーたんなのである。

ココ流スリスリ

2009-09-18 05:43:55 | ネコ
今朝、足首にボン・ボンと何かが軽く当たる衝撃で目が覚めた。薄目を開けて足元を見ると、ココが僕の足首に身体をぶつけて、スリスリをしているのであった。時計を見ればまだ4時を少し回ったところ、布団を被って寝てしまった。暫らくすると、今度は左手首に先程と同じように、ボン・ボンとした衝撃があり、続いて手首にザラザラとした感触、ココに舐められているのが分かった瞬間、僕は「痛って!」と声を出した。僕が起きないのに業を煮やしたココが、スリスリ・ペロペロ・ガブリの3点セットで起したのだった。普通のネコさんがするスリスリは、軽く人の足首等にタッチするだけだが、ココは思いっ切り身体をぶつけて来る。ぶつけた後は引っ繰り返って、手首や足首にじゃれて遊ぶのである。
今朝は起き上がって手首を見ると、ガブリされたところが傷になり、虫に刺されたように膨れていた。台所に行き消毒薬を吹き付けると、足元ではココが勝ち誇ったように、鉤尻尾を立てて揺さ振っていた。今朝は完全にココの術中にはまった僕である。
写真は、今朝ご飯の後の軽いバトルで、本箱の上に逃げられたクーを見上げるココである。

新幹線

2009-09-17 05:34:23 | ネコ
ココが写真のように伏せているのを見た時、僕は何かに似ている、はて何だろう?と考えてしまった。そうだ!新幹線の電車だ。顔が小さく、胴の幅が広くなっている。東海道・山陽新幹線のN700系か、いや違う。N700系はもっ一寸スマートだ。しからば、ずんぐりとした東北・上越新幹線を走る、2階立て新幹線だろう。
この夏、ココの食欲は全く落ちず、逆に増して来た。腹から腰へのラインが広くなり、ズングリ・ムックリの体型に成りつつある。一寸ヤバイ領域か。姉さんネコのクーも食欲は旺盛だが、体型は全く変わらない。新幹線に例えれば、九州新幹線の800系か、北陸と京都・大阪や、越後湯沢へと走る、サンダーバードと言ったところだろう。クーが前と変わらない体型を維持出来るのは、ココのおかげである。毎食後ココに誘き出され、バトルをし、全力で走らされるに他ならない。ココもクーを追い掛けて、全力疾走をしているのに、横幅は広くなるばかり。これも不思議な事である。

天下泰平

2009-09-16 05:37:28 | ネコ
今日は日本大変革の日。だが、昨日の我家は天下泰平の午後であった。冷やし中華蕎麦での昼食後、家内はソファーで舟を漕ぎ、反対側のソファーでは、ココボンがへそ天で気持ち良さそうに眠る。出窓のある西側の部屋を見れば、クーがベッドの上で箱座りし、喉をグルグルと鳴らして「お父さん遊ぼうよ」と。撫ぜれば、僕の手に絡め付いて、舐めたり甘噛みしたりと。僕のほうも緩み「クーたん可愛いよ」と抱きしめたくなる。家族だなー。
今日からどんな政が行われるのであろうか。鳩山さん国民は少し緊張しながら、期待して見ているぞ。一番弱い者に温もりのある政治をと願っている。山花君、若くバイタリティーのある君達が、国民皆が微笑みを持てる世に変えて欲しい。君なら出来る。期待しているぞ。

柔やかな身体

2009-09-15 05:43:01 | ネコ
日々見慣れているので忘れがちだが、ネコの可愛らしさの1つに、柔やかな身体がある。イヌには出来ない柔軟な身体。高い所に飛び上がり、峰から峰に飛び移る時、その美しさを見せてくれる。家ネコでも、家具の天辺からソファーの背に飛び移る時、自分の体長の倍以上の距離を身体を水平にして、何の苦も無く飛び越え、狭い場所へも着地する。僕達は日頃見慣れてしまい、当たり前に思うが、人間には出来ない技である。
何処のお宅のネコちゃんも、パソコンの画面の前に立ち塞がったり。マウスにじゃれ付いて遊ぶようだが、我家のモニターは床から1m以上高いテーブルの上に置いてある。クーもココも遊んでもらいたい時や、ご飯をねだる時には、垂直に飛び上がって来て、僕の顔にくっ付けるようにして「お父さん」と叫び、無視すれば、キーボードに手や足を伸ばして邪魔をし、自分の要求を叶えようとする。たまに写真のように良い子で見ている時もあるが。
今日の写真はココが珍しくパソコンの上に座り、上の棚に居るクーの様子を見ている図であるが、身体の線は緩い曲線で美しいと思う次第だ。

クーたんの巣

2009-09-14 05:53:21 | ネコ
朝の気温がここ数日ぐんと下がってきた。朝ご飯を食べ終えたクーは、台所の奥のクーの巣に篭るようになった。クーの巣は、レジ袋をいれてある箱である。クーは子供の頃からこの箱が大好きで、静かにしていたい時や、寒い日には入って居る事が多い。たとえ箱に袋が山盛りになっていても、クーは袋を掻き出したり、蹴落としたりして寝場所を作るのである。まるで親鳥が巣を作るのと同じようだ。
昨日の朝は、幾つかの袋を掻き出し寝場所を作って篭った。その様子を写真に撮ろうとすると、目を吊り上げ「ャン」と僕に怒った。しかし、気温が上がると、この巣を出て、空気の通りが良い、廊下の本棚の上に移り、気持ち良さそうにお昼寝をしていた。
このクーの巣にココが一緒に入ろうとすれば、手を振り上げて怒り、絶対に入れさせないように阻止するので、ココはクーの目を盗んで、2、3回しか入った事が無いのである。

口癖

2009-09-13 05:43:15 | ネコ
家内は毎日のように、足元でへそ天になり、引っ繰り返っているココのお腹を撫ぜながら、口癖のように「ココ君は本当にニャンコ?」と言う。
昨日のココは、朝5時前に僕と一緒に寝室を出て、クーと共に朝ご飯を食べた後は、お遊びモードにギァーが切り替わってしまい、クーを追い掛けたり、ブログを書いているモニターの前に立ち塞がって邪魔をしていたのである。その後も居間のカーペットの上で伏せてはいるが、眠る様子は全く見られなかった。とうとう午前中は眠らずじまいだった。10時頃雷が鳴り、雨が急に降り出したので、洗濯物を取り入れるため僕が廊下に出ると、付いて来て雨の様子を眺めていた。その時クーは同じ廊下の箪笥の上にある、篭ベットで猫丸になって深い眠りの底であった。
お昼を食べても寝ようとはせず、午後2時過ぎになって、ソファーに上がり、へそ天姿で目を閉じ、僕と平行になって昼寝をしたのだった。夕方クーが家内に「クーちゃんお腹が空いたよ」と大声で何回も叫んでいたが、ココは目を覚ます事も無く眠っていた。5時前に「クーちゃんご飯よ。ココ君はどうするの、食べるの?
」と言う家内の声を聞くと、ムックリと起き上がり、ソファー背を乗り越えて、一直線に台所に駆けて行ったのだ。