クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

出て来い

2010-10-21 06:03:40 | ネコ
何時の間にか降り始めたのだろうか、朝刊を取りに玄関を出ると小さな雨粒が当った。
今朝のココは、昨夜の残りのカリカリを少し食べると、パソコンテーブルの中に潜り、時々マウスのコードを引っ張りながらも大人しく過ごしていた。後からクーがこのテーブルに乗っても出て来ない。勿論クーはテーブルの中にココが居るのは知っているようで、視線を下に向け、覗き込む仕草も。しかし、別の場所に動く様子もなかった。
ココはここ数日毎日のように、パソコンテーブルの中に入り込む。体の置き場所を確保するため、空箱やCDケースを床に落とし、マウスコードを引っ張る。今もココはこの中に入っているが、ちらっと見ると、写真とは反対に頭を向け、キーボードの隣に置いておいた、シャープペンを取ろうと、手を延ばして来た。「チョメ坊主」と手を握ると慌てて引っ込め、目は棚の隙間から僕の動きをまん丸にし、次の悪戯を考えながら見続けているのである。こんな時は、マタタビの粉を手の平に付けて、誘き出すのが一番手っ取り早い方法である。

ねこの目

2010-10-20 06:10:23 | ネコ
昨日、クーが廊下の本箱に上がって庭を眺めていた。その瞳は木綿糸より細く、絹糸のように細くなっていた。
ねこの目は光の強さで、時々刻々変わる。それだけ繊細である。また、夫々の猫によっても瞳の開き具合は違う。クーは写真のように細くなるが、同じ場所で隣り通しに座っていても、ココの方がクーの2倍以上太くなる。
生き物の体は神様の産物。人も猫も天のはいざいによって生き、生涯を終える。一昨日ジュルちゃんが生涯を終え、天に帰って行ったが、山崎ご夫妻のみならず、我々ねこ好き一人ひとりに、彼女が残してくれた宿題の回答を真剣に考えよう。

秋の陽射しの中で

2010-10-19 06:08:31 | ネコ
奥日光から初氷の便りが届き、秋ど真ん中。晴れの日の午前中は、廊下一面に日が入る我が家。この陽射しを見付けたクーとココは揃って廊下に出て、お日様の恵みを楽しむ。クーはレースのカーテンを潜り、ガラス戸から入る光を全身に浴びて、体内のビタミンを活性化させる。強い陽射しが苦手なココでも、光が届く廊下で寛ぎ、体毛の手入れに勤しむ。2ヵ月前の真夏のように、35度を越える事は無く、熱中症の心配もなく快適である。
我が家のねこ、特にクーは幼い頃から廊下での日光浴が大好きであり、真冬でも、廊下に陽射しが入り、温室のようになると、廊下の床に転がり寛ぐのだ。
朝の寒い間のクーは、穴蔵で過ごすが、動物的直感で日が差し込んで来ると、カーテンの中に入って、マッタリと居眠りをしながら寛ぐのが、最近の日課となって来た。そのクーに付いてココも廊下で寛ぎ、この2ニャンの顔は何とも穏やかで幸せそうな表情である。

あっあー眠かった

2010-10-18 05:58:10 | ネコ
昨日の深夜のクーたん騒動で、我が家は全員被害を受けてしまった。クーと家内が目覚めて、居間に入って来たのは、何時もより2時間半も遅い7時半過ぎ。僕も午前中身体から眠気が取れず、シャキっとした感じでは無く、昼食を食べると目がショボショボ。
ココもブログを書いている時には、パソコンの上で座って眺めていたが、顎が外れる程の豪快な欠伸をすると、廊下のねこ座布団の上で寝てしまい、昼ご飯も食べなかった。
2時頃ソファーで横になると、そのまま寝てしまった僕が目覚めたのは「お風呂沸いたはよ」との家内の一言であった。
その原因を作ったクーは、昼前にはタワーの下の穴蔵に籠もって、一人静かに昼寝を楽しんで居たのであった。
今朝も何となく眠く、昨日ソファーで変な姿勢で寝ていたためか、腰がガンガン痛むのである。

深夜のクーたん突風

2010-10-17 06:32:20 | ネコ
昨深夜、我が家は突風に見舞われた。
クーが超ハイになり、ココや家内も巻き込んでの大暴走。流石に眠い。そのクーは普段起き出す時間になっても、寝室から出てこず静かである。
何時ものように夜食を半分程食べ、流しからたっぷりと水を飲み「あたしの健康の秘訣はこのお水を沢山飲む事かしら」と言う澄ました顔で寝室に戻って行った。それから暫らくは、ココも居間で箱座りしたりと、何時も通り静かな時間が流れ、僕が寝室に戻ろうと言う時、突然扉がノックされクーたんが居間に入って来た。台所に行くと、ココの茶碗からカリカリを1粒摘み出し、ねこサッカーを始めて、台所も居間も僕の寝室迄も、家中を全力で駆け回った。流石のココも、危うきには近寄らずと、廊下のねこ布団に非難した。続いて家内が「臭くて寝ていられない」と台所に。ポリ袋を手に取って戻り、クーの臭い・臭いを処理し「クーちゃん如何したの」と。普段なら直ぐに収まるウンハイが、昨夜は収まる気配が見られず、カリカリを蹴飛ばして玄関でも遊んでいた。激し過ぎて写真は取れない。30分以上駆け回り、やっと流しに飛び乗って、洗い桶から水を飲み出して落ち着き始めた。僕に「クーちゃんお腹空いちゃった。カリカリ頂戴」と甘ったれた声で強請り、数口食べ、クーたんの窓から外を見て、一幕終了となったのであった。
今朝はクーもココも家内も、6時半を過ぎたと言うのに、起きて来ない我が家である。

美形ねこ

2010-10-16 06:10:19 | ネコ
昨晩日付が変わる頃、我が街は強い雨が降り、先程朝刊を取りに玄関を出ると、家の前の道が街路灯に照らされて黒く光っていた。
今日は親馬鹿・猫ばかそのまんまになるが、何卒お許し戴きたい。
我が家の娘クーは、幾ら食べても太らないようである。ココが我が家に来た直後、ストレスから劇食いし太った時もあったが。煩い弟の撃退法も身に付け、食べる量はほぼ一定。ココとは同じドライフードを同じ位の量も食べているのに、ココは太り、クーはスマートな美形を保っている。掲載の写真では、下腹部が垂れているように見えるが、歩く姿は親馬鹿さを割り引いてもスマートで「ねこの歩く姿はこんなに綺麗なんだ」と思わせる程である。クーは体型だけでなく、美声の持ち主でもある。お聞かせ出来ないのが残念であるが、チビニャンの頃から一寸ソプラノの声で話し掛ける。ねこの話し声を一般には「鳴く」と言い表わすが、彼らは自分の意思を伝えるために我々に話し掛けて来るのだ。クーは幾通りもの声を出し、その時の感情表現を伝えて来る。身体も声も美形なクーであるが、辞書に書かれた「猫」そのもので家族でもベッタリとは余りせず、ゴーイングマイウエーなのである。

自由奔放に

2010-10-15 06:08:39 | ネコ
毎日同じような写真しか掲載出来ず、腕の悪さをお許し戴きたい。
昨夜のココは、夕ご飯が少なかったのか、普段より1時間以上も早く、僕の布団の周りをウロウロと歩き回り、布団から出ている腕や足首を舐め「起きてよ。お腹ペコペコだよ」と。その位なら無視して頭から掛け布団を被って寝てしまうが、昨夜は歩き回りながら、腹の上に飛び乗り、足踏みをした。何しろ5.5㎏の重りが勢いを付けて落ちてくるのだから「ケ゜ボ」っとなってしまう。昨夜はそれを3回繰り返された。眠気も吹っ飛び、襖を開けるとココは駆け足で台所へ。茶碗の前で座って「早く入れてよ」と目で催促。最初の1杯は一気に完食しお代わりを要求する。
ココの足音に気付いたクーも扉をノックし「クーちゃんも」と。2ニャンは揃って夜食を食べ、その後は軽くバトルで腹ごなしをしたのであった。クーが部屋に戻り、ココを抱いて寝室に入ったが「ぼくソファーで寝るの」と今度は襖を叩き、さっさと居間に入った。
事ほど左様にねこは人間の言う事は全く聞かず、自由奔放に暮らし、自分の要求を聞き入れてもらえる迄それを続けるのだと言う事を、改めて身体て思い知らされた夜であった。

秋 モフモフ度増す

2010-10-14 06:04:34 | ネコ
今日の全世界共通のトップニュースは、チリ・サンホセ鉱山からの救出だろう。テレビ画像では、大統領自ら胸に十字を切り、神様にこの幸運を感謝し、始まろうとする救出に神様のご加護を祈っていたのが、僕にとって心を打たれた。チリはカトリック国。人々は祈りの初めと終わりには、左手を胸に当て、右手で額から胸に左肩から右肩へと、親指人差し指中指の3本を軽く合わせて動かす。そして目を瞑り、感謝と願いの祈りを捧げ、最後にアーメンを小声で唱える。僕もテレビを見ながら大統領に合わせ、アーメンを唱えた。
今日も救出が終わる迄テレビに釘付けとなる事だろう。
さて、本題に戻そう。秋も深まり、アルプス等の高い山々からは紅葉の画像が見られるようになって来た。愛猫達も夏の軽装から寒さを防ぐ、目の込んだ冬毛が生え始めたようである。昨日の日中テーブルに乗ったクーの白い胸毛を撫ぜると、フワフワで柔らかく、指が毛の中に沈んで行く。モフモフ度が増して来た。自然は素晴らしい。神様の技は素晴らしい。小さな命にも寒さへの備えをなさる。クーの白い胸毛は寒さに向ってモフモフ度をまだまだ上げて行くのだろう。

毎夜・毎夜

2010-10-13 06:03:24 | ネコ
毎夜僕の足元で寝ているココは、日付が変わる頃になると「お父さん時間だよ。起きてよ」と騒ぎ、スリスリをしたり、時には手や足にガブリ攻撃をして起す。夜の7時半には夫々の部屋で寝てしまうクーとココは、目覚めるのもこの時間。それに付き合う僕も、夕食時の1杯の焼酎割と1合足らずの日本酒で、ココを抱いて布団に入れば、数分で夢の中に引き込まれる。ココに起される少し前には夢の中を漂っている。
居間に入り、2ニャンの茶碗に夜食を入れ、玄関への扉を開けると、扉の前にはクーが「今日は遅かったじゃない」と待っている。僕は煙草に火を点け、1杯のお酒をグラスに用意する。夜食を数口食べたココはクーの迷惑を無視し側に行く。
僕がニャン子ブログを読み始めると、クーは「お部屋に戻る」と一言言い、ココを脅かして近寄らせず帰るのである。クーに逃げられたココはおもちゃ箱を覗いたりしているが「ぼく詰んない」とばかりにヘソ天になって、僕の足にじゃれ付き、尻尾の鍵を振って悪戯しても嬉しくなり、丁度眠気が戻った頃「よっこらしょ」とココを抱き上げて、布団に戻り、もう一度一緒に眠るのである。

何時の世も 運動会

2010-10-12 06:03:16 | Weblog
今日はねこブログを休み、家族のブログです。
昨日は朝から晴天の運動会日和となった。孫が通う幼稚園でも、小学校の校庭を借用して運動会が開催された。会場の小学校へは我が家から北へ20分以上歩く。風邪が良くなり始めた僕は家で、クーとココと共に留守番。家内にデジカメの使い方を教え、送り出した。会場には父母やジジ・ババが多数詰め掛けていたという。子供達は雲一つ無い晴天の下で広い校庭を駆け回ったとの事である。
家内が撮って来た画像を見ると、親御さんの方が力が入っている事が良く分かる。これは何時の世でも同じだ。僕は息子の運動会には、小学生の頃2回位しか見に行っていない。運動会当日は会社の出勤日と重なり、仕事最優先との意識を叩き込まれた僕達の世代は、家庭の事は家内に任せ切りになっていた。また、中学生になると、息子の方が親が行く事を敬遠し、僕は他の行事を含め、息子が通っていた中学校には1度も行った事がない。
孫は運動会の振替休日で今日は休み。嫁がパートに出掛ける間我が家で遊ばせる。クーとココには迷惑なお客さんとなりそうだが、昨日の事を沢山聞く事にしよう。