ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

今分からなくとも その2

2017-10-04 | アメリカ事情

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1992年に出版された”Embraced by the Light"(Betty J. Eadie)と言う本がある。著者のべティ・イーディさんは、前出のムーディ博士と同様、臨死体験をしてこの本を書いた。彼女は31歳の時、”死んだ”のだが、生き返ったと言う。彼女の”死”は医師達によって確認されていたが、生へ帰還した時、死後の世界について克明に記憶していることで、ちょっとしたブームになった。

 勿論、ムーディ博士の件と同様に、科学者達は、よってたかって、それは仮死状態の脳に起きる科学反応が、起こす一種の幻覚に過ぎない、臨死体験は、まやかし・ごまかし・勘違いであると、持論を口角泡を飛ばして主張した。科学者の推薦や手助けなしに、個人で判断すればよいことであり、信じたければ信じればいいし、そうでなければそうでよい。ただし、忘れてはならないのは、臨死体験によって垣間見た死後の世界が、臨死体験者を死への恐怖から解放し、幸せである、という点である。

死が終わりではなく、その先に永遠の命がある、と死後の世界を覗いた人々は、死が誕生と同様に自然なことで、むやみやたらに恐れ怖がる必要がないと言う。その先の世界があるのだという希望が湧いたと言う。宗教は結構、宗教にアレルギー、とよく聞くが、ただ、死後にも生きる世界があるらしい、と言う考えは確かに希望をもたらす。

私は1970年代にムーディ博士の本を、そして1992年にイーディ女史の本を読んだ。そして、感じたことは、この両者共、嘘はついていない、だった。こうした体験をした多くの人々は、この世を抜け出る時、いままで分からなかったことが分かった、と言う。全ての答えがそこにあった、と言う。

だから、私は今何故?の疑問が湧くと、いつも自分に言い聞かせる。いつか答えは分かる。今知る必要がないから、分からないだけだと。そして、病む人々が少しでも快適に病気をやりくりできるように、願い、祈り、必要があれば、できることをするのである。

 

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