Sera の本棚

感動した本のことや映画を見たり、コンサートへ行ったりした感想、高槻の写真など記録できたらいいなあと思います。

ユーラシアの双子上・下

2011-02-28 20:20:58 | 

「聖の青春」「将棋の子」の作家、大崎善生さん作の「ユーラシアの双子」を読みました。大崎善生さんの作品は将棋関係のものはとても興味深くて感動して面白いのですが、どういうわけか他の小説は私にはあまり面白くなく、読んでいる途中でやめてしまいます。だからしばらく読んでいませんでした。久し振りに「ユーラシアの双子」に出合ったので読みました。主人公石井隆平は富山の伏木港から船でロシアのウラジオストックに渡り、シベリア横断鉄道に乗ってモスクワに行きます。モスクワから西へ西へ鉄道で移動し最後は西の果てリスボンへたどり着きます。ユーラシア大陸の端から端までを舞台にした小説です。作者は同じルートで取材されたそうなので、シベリアやモスクワ・ベルリン・パリ・バルセロナなどの風景描写やビール・ワインなどの味の描写などリアルで旅心がそそられます。私はちょうどトルコへ行く前だったのでとてもワクワクして読みました。そしてシベリア鉄道には絶対乗りたくないなぁと思ったり、ロシアの公務員は威張っているなぁと思ったりしました。トルコへ行く前に読み終わりたかったのですが四分の一ほどはトルコ旅行から帰ってから読みました。最後の締めがとても気になっていました。最後はそれで良かったのかどうかもう1つピンと来ませんでした。トルコへ行く機内では飛行機がシベリアの上空を飛んだので、「あぁ~ユーラシアの双子の舞台の上を飛んでいる」と思ったり、アンカラから夜行列車に乗ったときは列車移動の大変さを実感しました。また、シベリア鉄道で同室になった前沢さんという黄色好きの若い男性と親しくなり、お互いを思いやったり助け合ったりして、旅のパートナーも出来ました。旅は人との出会いがあります。トルコ旅行でもたくさんの出会いがあり感動がありました。前沢さんは私の旅で出会った方と重なるところがあって知り合いのような気になりました。読んだ時期がとても良かったと思います。ユーラシアにますます興味が湧きました。

お気に入り度:★★★★★  図書館資料 請求番号:913/オオー1、オオー2

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トルコ紀行20ーイタリアローマ半日観光(世界遺産)スペイン広場ほか

2011-02-27 07:59:25 | 旅行

トレビの泉から歩いてスペイン広場へ行きました。
フォンタナ・デッラ・バルカッチャ(舟の噴水)です。向かって右を見ると

白い建物はサンタ・トリニタ・ディ・モンティ教会です。
映画「ローマの休日」では、この階段をオードリー・ヘップバーンが
ジェラートを食べながら降りたのです。
これからフリータイムで約1時間半ほどあります。
この次の集合場所が白い教会の前で13:10集合です。

イタリアのスーパーでパスタを買おうと思って教えてもらったところへ行きたいの
ですが、なかなかたどり着きません。

イタリアでは自転車に楽しそうに乗っておられるのを見かけました。
自転車の止め方はこんな方法なのですね。日本とは違うなぁと思いました。

歩いていたら画廊でしょうか?ゴッホの絵に出合いました。

地図を見ながら歩いたのですがなかなか目的地に到着せず
トリトーネの泉に来ていました。バルベリーニ広場にあるトリトーネの泉は
教皇ウルバヌス8世の命によって1643年に造られました。
4頭のイルカに支えられた貝殻の上にトリトーネがひざまづき
ほら貝から水が吹き出ています。ローマは噴水の街だそうですが
本当にあっちこっちに噴水がありました。

こちらはイタリアの警察官でしょうか?マントもよく似合っておられます。

どこの国の人も一緒ですね。ちょっとカッコイイ人を見かけると
一緒に写真を撮りたいのです。私は撮らせてもらう方にまわりました。

でもそんな気楽なことをしているどころではなくなってきました。
とうとうスーパーは見つからず、集合時間に間に合うかも
わからなくなってきました。道を聞きたいのですが誰か日本語のわかる人は・・・
と探していたら前方に日本人らしい男子学生風の人発見!
日本語で話しかけたら韓国の方でした。それでもお隣の国だからでしょうか
何か心強いです。スペイン広場はどこですかと日本語混じりの英語で
尋ねたら言葉が通じてこの道をまっすぐと教えて下さいました。
お礼を言って何度も手を振って別れました。

もうすぐスペイン広場というところで又自転車に乗っている方を発見。
この道はシスティーナ通りです。

集合場所はすぐそこなのでレストランに入りスパゲティとカプチーノを
注文しました。時間が15分しかないのでそのことを伝えるとOKと
言われました。スパゲティは少し太めのものでした。

あせってよく歩いたので喉もカラカラ。カプチーノも美味しかったです。

集合場所のサンタ・トリニタ・ディ・モンティ教会に13:08ぐらいに着きました。

教会の前からローマ市内が良く見えました。

無事にバスに乗ってローマ空港へ。
途中にバチカン市国をバスの中から観光しました。

昨日、アリタリアイタリア航空から手紙が来て
ロストバケッジ(スーツケース到着遅れ)の補償をしてくれるそうです。
日本人添乗員の10さんが手取り足取りご親切に教えて下さったおかげで
補償もしてもらって何もかも素晴らしい旅になりました。
10さん、本当にありがとうございました。トルコ添乗員のベルケンさんの解説も
わかりやすくて日本とトルコの感動秘話を沢山お話してくださいました。
ツアーでご一緒だった皆様にも大変お世話になりました。
ありがとうございました。

長いトルコ紀行にお付き合いくださいましてありがとうございます。
これで10日間のトルコ紀行は終わりです。

2011-2-6(日)  撮影

コメント (8)
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トルコ紀行19ーイタリアローマ半日観光(世界遺産)コロッセオほか

2011-02-26 07:28:12 | 旅行

早朝3:30にホテルを出発してイタリアのローマに午前7:55に到着しました。
迎えのバスの運転手さんが30分も遅れてきました。
どうして遅れたのか日本の添乗員さんが聞いても意味がわかりません。
本人はいたって陽気で鼻歌を歌いながらごきげんでした。
このあたりイタリア人の気質を感じました。
そしてローマ観光、最初に訪れたのは世界遺産コロッセオです。

コロッセオの中を観光するにはチケットを買うのに15分、中に入るのにも
時間がかかりそうなので外から眺めるだけにしました。

観光客用に馬車も走っています。
日本の観光用人力車みたいなものでしょう。

ローマも遺跡が一杯ありました。こちらの遺跡は「フォロ・ロマーノ」???

凱旋門です。パリの凱旋門はローマの凱旋門をそのまま真似て
造られたそうです。

こちらも遺跡ですが名前を忘れました。
が、kikoさんがヒントを下さって「パラティーノの丘」と判明しました。
パラティーノの丘はローマの七丘のうちの1つです。最も歴史が古いと
いわれています。古代ローマ時代にはパラティヌスと呼ばれていたそうです。
ウィキペディアで調べました。

トレビの泉では右手で左の肩越しにコインを投げるようにと添乗員さんに
教えられてコインを投げたのでまたローマへ行けるかな?

そして念願のイタリアンジェラート「中田スペシャル」を食べました。
美味しくてお代わりしたいぐらいでしたがまだピッツアも食べたいので
1つだけにしました。この写真のように3つ入れてもらったら3ユーロで
2つなら2ユーロでした。この写真はジェラート屋さんの看板です。

ピッツァも大満足!美味しかったです。これだけで8ユーロほどです。

2011-2-6(日)  撮影

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トルコ紀行18ーイスタンブール歴史地区(世界遺産)シルケジ駅ほか

2011-02-25 08:00:00 | 旅行

自由時間の後の集合場所はシルケジ駅(イスタンブールのヨーロッパ側にある
トルコ国鉄のターミナル駅でオリエント急行の終着駅)なので金角湾にかかる
ガラタ橋を渡って行きました。ご覧下さい。橋の上は釣り人で一杯です。



こんなに大漁です。

橋を渡りきるとそこでは鯖サンドが売られています。焼鯖の香りが漂っていました。

何をされているところでしょうか?
足を洗っておられます。今からモスクでお祈りされるので
洗っておられるのです。日本では手は洗いますが足までは洗いませんね。

シルケジ駅に到着しました。先ずは駅を見学。

ピンクでかわいい駅構内です。この中にある「オリエントエクスプレス」という
レストランで昼食です。

 

昼食後はグランドバザールでショッピングです。

お買い物のあとは写真のタクシム広場へ行きました。
ちょうど飛行機が通ったので撮りましたが小さいです。
真ん中にあるのはアタチュルクと同士達の記念碑です。

フリータイムでイスティクラル通りを歩きました。トラムが走っています。満員でトラムの
後ろには子供たちが車体にすがり付いていました。無賃乗車出来るのでしょうか?
写真は横から撮ったので無賃乗車の子供たちは写っていません。

かわいい男の子発見!お願いして撮らせて頂きました。

しゃぼんだまで遊ぶオモチャを売っておられました。

これはポテトチップで長い串にさしてあります。
塩と香辛料がきいて美味しかったです。
ツアーの方が買われて、おすそ分けして頂きました。

ヨーロッパもたくさんありますがトルコもオープンテラスがとてもたくさんありました。

ドネルケバブのお店です。愛想がいいですね。

フリータイムを楽しんだ後はイスタンブール最後の夕食でした。

2011-2-5(土)  撮影

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トルコ紀行17ーイスタンブール「乙女の島」

2011-02-24 08:03:04 | 旅行

朝から自由時間なのでツアーの方と一緒にイスタンブール観光へ行きました。
イスタンブールのホテルは「ホテルシェラトン」でした。
すぐ近くに地下鉄の駅があるのでそこから地下鉄に乗り
地下のケーブルカーに乗り換えました。

ホームには彩がきれいなタイルが貼ってありました。

モスクがあったので見学させて頂くことに。
無料で嫌な顔ひとつせず中に入れて下さいました。

窓から朝日が入ってとてもきれいです。シャンデリアもきれいです。

天井はこんな感じです。隣でお祈りされていました。

この船に乗ってUskudar(ウスキュダル)で一番有名な「Kiz Kulesi(乙女の塔)」
のある「乙女の島」へ行くことになりました。ボスボラス海峡に浮んでいる島です。

船着場ではすでにたくさんの方が待っておられました。
カップルも撮らせて頂きました。

乙女の塔からの眺め。360度見渡せました。

2011-2-5(土)  撮影

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高槻市名誉市民「高碕達之助」

2011-02-23 18:51:53 | 撮っておき高槻

トルコ紀行掲載の最中ですが、本日の講演会がとても良かったので途中掲載します。14:00~15:00の予定で「高槻市立中央図書館 第2回 司書によるミニ講座」が開かれました。内容は「高槻市名誉市民の高碕達之助が生きた時代について」でさっと説明してくださいました。「さっと」と書きましたが内容はとても深くて1時間では足りません。もっともっとお話を伺いたかったです。高碕達之助は動物好きで、東京動物園協会の会長でもありました。ワニを400匹飼っていてそのワニから鞄を作ったら、ワニの養殖と鞄の製造で雇用の促進が出来ると考えたところなど本当に大物だと思いました。高碕達之助というと東洋製罐を作った人と思い浮かびます。東洋製罐の根本方針がホームページに掲載されています。もちろん高碕達之助が考えられたことです。

一、 我社の目的は人類を幸福ならしむる結果を齎す所になければならぬ。
二、 事業は営利が目的でなく利益は結果であり目的でない。
三、 自己の受持により各自が奉仕の精神を尽し此の精神を団体的に発揮する事に努め、自己の繁栄をねがうと同様に関係業者の繁栄に努力しなければならぬ。

素晴らしいです。司書の方に今の国会議員にも講演してほしいと思いました。周恩来にも信頼を得て、日中交渉・日ソ交渉にも尽力されました。また、岐阜県天然記念物荘川桜を移植されたことはNHK「プロジェクトX」でも紹介されました。まだまだ何本も映画に出来そうなエピソードがあります。今回は時間がないので誕生から死去までをその当時の歴史とともに紹介してくださいました。とても感動したので是非又この続きをお話して頂きたいです。皆様もどうぞ図書館の行事に注意されて受講してください。わが街の偉人のことを日本の偉人のことをもっと知ってもらいたいと思いました。最後に受講していた方からご意見がありました。今高碕達之助の生家は地域の公民館として使われているそうです。その生家が老朽化して取り壊して建直す方向でお話が進んでいるようです。このようなわが街高槻の偉人の生家を守ろうとお話されました。1度取り壊すと元には戻りません。補強工事するとかして残してほしいものです。私の力では本日の講演が如何に良かったか書き尽くせないのが残念です。今日のお話は小学生や中学生、高校生にも聞かせたいと思いました。

お気に入り度:★★★★★  高槻市立中央図書館会議室  14:00~15:00

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トルコ紀行16ーイスタンブール歴史地区(世界遺産)

2011-02-23 08:31:55 | 旅行

午後からエジプシャンバザールへ行きました。
エジプシャンバザールは、別名「スパイス・バザール」とも呼ばれているそうです。
そのため、内部はスパイシーな香りで充満しています。
香辛料の香りが苦手な人は行きたくないところです。

疲れて寝たのかな?

こちらは元気な赤ちゃん。

こちらは若い店員さん。

日本人店員さんもおられました。

こちらは何屋さんでしょう?お豆腐屋さん?
残念、チーズ屋さんでした。

お魚も売ってあります。

トルコはフルーツがとても美味しかったです。
イチゴは12TL(トルコリラ)ですね。
1トルコリラ=60円です。どのくらいの量が12TLなのでしょう。

2011-2-4(金)  撮影

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トルコ紀行15ーイスタンブール歴史地区(世界遺産)

2011-02-22 20:18:39 | 旅行

早朝にイスタンブールに到着。アヤソフィア、ブルーモスクを見学。
アヤソフィアはもともとギリシャ語で「聖なる英知」の意味だそうです。
最初にキリスト教大聖堂としてコンスタンティウス2世によって360年に建てられ
404年と532年に焼失した後、537年に完成したそうです。

笑顔の素敵な女性です。

スルタン・アフメット・ジャミィがブルーモスクと呼ばれるようになった理由は
このモスク内の内部装飾に使用されているブルーのタイルが、あまりにも美しく
その美しさ故にヨーロッパ人からいつしかブルーモスクと呼ばれるようになったそうです。

ブルーモスクの中です。

ドームの天井は素晴らしいです。

ステンドグラスです。

トプカプ宮殿の正門「皇帝の門」です。その内部は、行政と公式行事の行われる
外廷(ビルン)と君主の私生活の場である内廷(エンデルン)
そして女性たちの住む後宮(ハレム)の3つの部分からなっています。

トプカプ宮殿の中にあるアヤ・イリニ教会、この街最古の教会です。

会議の間

ハレムは鮮やかなブルーのイズニック・タイルが貼られています。

トプカプ宮殿からボスボラス海峡が見えます。

2011-2-4(金)  撮影 

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トルコ紀行14ー首都アンカラ

2011-02-21 09:15:44 | 旅行

アンカラ駅です。

中に入るとこんな感じです。

電車の発車までに時間があるのでアンカラの街を見てまわることにしました。
駅の向かいに何か明るいきれいなところがあるので行ってみました。

イケメンのお兄さんにここは無料で入れるのかと日本語で聞いたら
どうぞどうぞというふうに手招きしてくださるので入りました。
 

どうやら公園らしいです。
ゲンチリック公園というらしく、中の案内図が貼ってありました。

光の芸術。午後9時頃だったと思いますがほとんど貸切り状態でした。

広い池があって夜景がきれいでした。
そろそろ時間なので駅へ向かうことにしました。

アンカラ駅のキオスクにはお菓子がこぼれんばかりに盛ってありました。

駅に着くとホームには電車が入っていました。
アンカラエクスプレス1等寝台に乗ってイスタンブールへ行きます。

車内に入ると個室で2人がけの椅子がありました。
椅子を倒すとベッドになります。車掌さんがベッドメイキングしてくれます。
椅子の上にもベッドがあるので出してくると二段ベッドになります。

部屋から廊下を撮ったものです。洗面台もあり良かったです。
ただし、ガタンゴトンの音は大きいし、よく揺れて地震かと
ビックリしたことが4~5回ありました。

2011-2-3(木)  撮影

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トルコ紀行13ートルコ絨毯

2011-02-20 20:08:37 | 旅行

トルコ絨毯の出来るまでを見学しました。
とても細かい仕事でトルコ絨毯は100年もつと仰っていました。

ペルシャ絨毯はトルコ人が教えてあげたそうですが、織り方は1回結びで
トルコ絨毯は手のかかる2回結びだそうです。トルコの女性は嫁ぎ先の
お父さんがお祈りするときに使う絨毯をプレゼントするそうです。
女性は顔がきれいより、器用で上手な絨毯を織れることの方が大事だそうです。

良い絨毯の選び方を手触りで確かめているところです。

2011-2-3(木)  撮影

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