山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

8月の庭の花

2014-08-06 20:28:36 | 植物
 わが道草山の麓に「ウバユリ」はひっそりと咲いていた。
 いかにも目立たない花だ。
 なにせ葉もなく花が咲く、つまり歯がない、つまり姥のユリというわけ。
 ジジユリというのはあるのだろうか。

       
 裏のほったらかしだった茶畑は、表面にいろいろなツル植物が表面を凌駕している。
 いま花が咲いていたのは「ヘクソカズラ」だ。
 こんなに上品な花なのに「屁糞」といういわれなき汚名を被せられるとは。

                     
 道草山は「アキノタムラソウ」の薄紫の花がいっせいに咲いている。
 庭周辺には「オオバギボウシ」が咲いている。
 ときどき、山菜として食べてしまうのであまり増殖していない。
 ごめんよ。

        
 国道の路上に落ちていた「ホウズキ」を拾ってきて土間に飾る。
 これだけの花に仕立てあげるには、労働力と肥料と農薬の力がかかせない。
 庭にあるホウズキはせいぜい数個の花しか咲かない。
 
 生産していた人に聞くと、表面の橙色は人工的に噴霧して着色を促進するそうだ。
 もちろん、中身のホウズキは農薬のため口にはできない。
 消費者も無農薬のホウズキだけを購買していけばいいんだけど。
 つまり、消費者も同罪ということだ。
 なにか、原発導入と構造が似ている。
 
コメント
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