ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

古座川風土記

2014-08-13 05:00:00 | 田舎

一昨年の2月に大阪市長は市職員へのアンケートと称した思想調査を実施し、市職員でも何でもない私を驚かせましたが、昨年3月の府労委の不当労働行為との認定を不服として、中労委に再審査を求めました。しかし、中労委も府労委の判断を支持“組合活動に対する干渉行為”と断じ、再発防止の誓約文書を交わすよう命じていました。市長はこの命令を不服とし、取り消しを求めて提訴する意向を示したのですが、市議会が関連議案を否決、命令が確定しました。アンケートは市長の業務命令として“組合加入の有無、政治家の街頭演説への参加、誰に誘われたのか・・・”等を全職員に尋ねる不当なもの、8月6日になって組合側に謝罪し、「今後このような行為を繰り返さないようにいたします」との誓約文書を手渡しました。市長は中労委の命令なのでそうしたのでしょうが、確定前に取り消しを求める提訴を考えていたのですから、心から悪かったとは思っていないようです。今はただ都構想を実現するために余計な揉め事は避け、これ以上支持を失いたくないという思いが伝わってきます。

             

台風一過の11日の朝、最初の写真は東側、上の写真は西側の写真です。1枚目には昨日紹介したMISUGIYAがあるホームズが写っていますし、2枚目の写真にはマックスバリュの看板が写っています。西の空は未だ曇っていますね。

             

国指定の天然記念物である古座川一枚岩、その前にある道の駅『鹿鳴館』で買った『古座川風土記』、装丁からして1冊2000円は少々高いかと思ったのですが、地元の人たちの自費出版されたのでしょうから、それ位の値段も仕方ないかと思って、清水の舞台から飛び降りたのでした。この本にはⅠ地理と自然、Ⅱ史跡、Ⅲ名勝、Ⅳ暮らし、Ⅴ産業、Ⅵ祭祀・行事、Ⅶ民話・伝承の7つのブロックに分かれており、私は地勢や地層には興味がありませんが、史跡、名勝は大変興味があり、今でこそ串本町に家がありますが、合併前は古座町の行政区域であり、同じ名が付く古座川町には親近感がありましたし、子供のころは古座川流域に有るところは皆同じ行政区だと思っていました。沢山の写真が掲載されているのですが、古いものは仕方がないとしても、カラーならもっと良かったのにと思っています。

             

こちらが大辺路マップが無くなってから利用している『たんけん絵地図』、サブタイトルに『KUSHIMOTO KOZAGAWA GUIDE MAP』とある通り、串本は海中公園から姫までを1枚の絵で構成、後は潮岬、大島と古座で1枚づつ、裏は古座川と称して『ぼたん荘』から蔵土までと囲みで小川方面を、古座川上流は天柱岩から平井や西川までも描かれており、後は和深~田原までをかいつまんで描いています。

             

何処へ行こうかと迷っている時はこの絵地図を見ながら考えるのは楽しいのですが、どうも縮尺や方向が曖昧で実際にはあまり役に立ちません。すさみ町の佐本の絵地図も大辺路マップも同じ人が描いたのだと思います。

毎日綴らないと宣言してから、3日連続で綴ってしまいましたが、方針を変更したわけではありませんので、ご安心を。では、ご機嫌よう、さようなら。