珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

kanataさんを迎えて

2024-05-16 08:05:15 | オフ会
連休明け最初の週末の11日、kanataさんにお越しいただきました。kanataさんとは昨年末のHarubaruさんの宅でのオフ会の帰りに、相互訪問を、という話をしました。その後、3月に訪問させていただき、今回が拙宅オフとなった次第です。kanataさんは私より一回り若い世代でありますが、真摯にオーディオに取り組まれています。ブログ、Xでも発信されていますし、若い方同士の交流もされていると伺いました。音の捉え方がしっかりされているkanataさんをお招きすることを、当方も楽しみにしていました。


オフ会が続くと、掃除をはじめとして準備が楽になります。オフ会が午後2時からでしたので、かなり余裕を持って午前中を過ごしました。逆光で見づらいですが、拙宅のシステムを横から見た様子です。SPの配置は長らく変わっていません。もう9年近くほぼ同じポジションです。壁から随分と離していますが、リスポジに座った感じでは、SPが予想より近くないというのが、kanataさんの弁でした。ブログに掲載している写真の印象と、実際に拙宅来られての印象は、総じて、差があるように思います。


kanataさんもMFPCのユーザーで、Fomula PCをリニア電源を駆使されています。拙宅も、MFPC回りの改善を、漸く始めつつあります。GWオフ会でHarubaruさんが持ち込まれたATX電源を今回は使用しました。HDDはPCのバスパワーで動かすより、外部から電源を供給した方がいい、という話もあります。そのタイプのHDDを紹介いただきました。HDDそのものが振動源なので、N100と一緒にウェルフロートボードに載せるを止めました。HDDを接続するUSBケーブルは、引き出しで眠っていた英国CHORD社のUSBケーブルです。


デジタルメインで、ラスト30分ほどをアナログにしました。kanataさんは世代は異なりますが、聴かれる音楽の幅は広く、どのジャンルでもOKです。ポップス、ジャズ、クラシックの他、フュージョン、ラテン等、様々なジャンルを聴いていただきました。両者の落としどころになりそうな90年代の邦楽、個人的には好きです。今回は、オフ会で初めて「愛が生れた日」(藤谷美和子、大内義昭 )をかけて見ました。私は傍からでしたが、部屋いっぱいに音楽が広がって我ながら心地よく聴いていました。


声を中心に、美味しい所がしっかり出ていること、低音の量感があることなど、サウンドの特徴を挙げていただきました。デジタルとアナログの差は少なかったようですが、アナログには独特の溌溂さがあったようです。声を褒めていただけると、拘っているポイントだけにこちらとしても嬉しくなります。レファレンスでオフ会でも耳のすることの多いダイアナ・クラール「No Moon At All」が、新鮮な鳴りっぷりで気づきも多かったようです。ここは、新MFPCとバベルの連携の効果が出たものと思います。

先のkanata邸訪問では、澄んだ、味付けの少ないサウンドが印象に残りました。ウィーンアコースティックスのやや湿度感、艶を持ったサウンドは、少々脚色がかって聴こえたのかも知れません。中低音のボリューム感も、普段、お聴きの音からすると「盛られていた」のかも知れません。それでも、音楽1曲毎に感想をいただき、音楽の話をしながら進行できたのが、当方にとっては楽しい時間でした。音の出し方と音楽の両方を楽しむ、そんなオフ会になったのがよかったと思います。

終了後、青葉台方面の町中華「将龍」にて感想戦を持ちました。ビールと紹興酒と中華料理で、オフ会の続きや諸々の話をしました。昨年の計画から、予定通り相互オフを行うことができました。若いオーディオ仲間との交流は、私にとって貴重であり、刺激的でもあります。音を積み上げたところで、またサウンド交流させて下さい。kanataさん、ありがとうございました。
コメント
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