夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

「スマホネイティブ」の時代の到来、時代遅れの老ボーイの私は、微苦笑を重ねて・・。

2016-07-06 17:07:09 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の老ボーイの身であるが、
私は恥ずかしながらガラケーと称される携帯電話、
そしスマホと省略されているスマートフォンも使えない拙(つたな)い身である。

その上にフェイスブック、ツイッター、そしてモバイルパソコンにも無縁であり、
やむなくインターネットは固定回線の光ファイバーの『フレッツ』を頼りに、
せめてと思いながら据え置き型のパソコンとノートパソコンを利用している。
          
このように無線のモバイル情報機器に遠い世界の出来事のような思いながら、
稀(まれ)な時代遅れの国民のひとりとなっている・・。

我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、もとより息子、娘もいなく、
モバイル情報機器に関しても疎(うと)く、昨年の春に遅ればせながら家内専用の携帯電話を買い求め、今日に至っている。

そして私はパソコンを日常の友のひとりとして、愛用している。
            
            ☆左側が現在愛用している『ウィンドウズ7(セブン)』、そして右側は予備機『ウィンドウズ 8.1』☆
          
こうした中で、過ぎし年の2004年(平成16年)の秋に定年後、多々の理由で年金生活を始め、
まもなくブログの世界を知り、国内旅行とかパソコンの故障がない限り、毎日に一通は投稿し、丸11年半が過ぎている。

私は年金生活を過ごしている中で、何かと身過ぎ世過ぎの日常であるので、
日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、ブログの投稿文を綴ったりしている。
          
そして私は愛読しているブログの数多くの御方の投稿文を読ませて頂いたり、
コメントを頂戴したり、返信をしたりしている。
或いは数多くの御方の投稿文を読ませて頂く中で、ときおりコメントをしたりしている。

こうして私はブログに関しては、ほぼ毎日3時間前後は要して、過ごしている。
            

昨夜、ネットでニュースを彷徨(さまよ)っている中で、
【子どものネット課金 驚きの最高額◯◯万円!? 「スマホネイティブ」の実態】と見出しを見て、
どういうことなのょ、と思いながら、好奇心に負けて、精読してしまった。

この記事は、『ASAHIオンライン』3月29日に配信された記事であり、
横田泉さんが寄稿された文であり、無断ながら転載させて頂く。

《・・幼いこどもたちは、スマホで一体どんなことをしているのか?(MMD研究所調べ)

総務省の調査によると、2014年末時点の国内のスマートフォン(スマホ)普及率は、64.2%。
20代に至っては、94%がスマホを所持していることがわかった。

当然、子育て世代の多くも、スマホを所持しており、
そのため、彼らの子どもたちは、生まれた時からスマホに囲まれている「スマホネイティブ」ともいえる存在となっている。
            

そこで問題になるのが、スマホと子どもの関係性だ。
0~6歳までの未就学児ですら、スマホの操作ができてしまう現代、
時にはそれが困った事態へと発展することもある。

モバイル専門マーケティングリサーチ機関のMMD研究所は、
今年の3月時点で0歳~6歳の子どもがおり、スマホを所持している女性2190人を対象に
「乳幼児のスマートフォン利用実態に関する調査」を実施。

乳幼児がスマホに接触し始めた時期を聞いたところ、実に47%もの乳幼児が、
「0歳~2歳」の間に、スマホに接触していることが分かった。

幼い子どもたちは、スマホで一体どんなことをしているのか。
「子どもがスマホでできること」について聞いたところ、スマホネイティブの恐るべき実力が明らかになってきた。
            

「液晶画面を立ち上げる」(53.4%ができると回答)なんてことは、お手のもの。
「カメラで撮影」(53.4%)を楽しんだり、「You tubeなどの動画閲覧」(39.8%)をしたり、
時には「特定のアプリで遊ぶ」(53.5%)ことも。

なかには「パスコードを入力して、画面ロック解除」ができるというツワモノも18%おり、
例えロックをかけていたとしても、油断できない状況だ。

着々とスマホとの距離を縮めている子どもたち。
そのスマホ利用で、親がもっとも恐れているのは「意図せぬ課金」ではないだろうか。

同調査でも、「有料アプリをダウンロードしていた」という人が4.9%、
「意図しない課金、請求があった」という人が4.6%もいた。

少数ではあるが、実際に子どものスマホ操作による課金を経験した人がいるのだ。
さらに「最も大きかった金額」を聞いたところ、
平均は「1万2528円」、中央値は「1000円」だったが、最高額は「50万円」というから驚きだ。
            

一体子どもたちは、何で課金したのだろうか? 
自由に答えてもらったところ、「勝手に課金アプリで遊んでいた」「ヤフオクの落札」
「フリマアプリから商品を購入するボタンを押していて、購入するはめになった」といった回答が寄せられた。

一方、「子どもの声に反応して、スマートフォンが音声認識をして、国際電話をかけてしまった」という、
親の予想の斜め上を行くような事態も。

簡単にアプリやネットに繋がれる道具だけに、ちょっとした操作で思わぬ損失を生むことがあるようだ。

多くの乳幼児がスマホを操作している一方で、親のセキュリティ対策はどうなっているのか。
「アクセス制限や機能制限をかけている」(14.6%)、
「無料のセキュリティアプリを入れている」(13%)という人もいたが、
それを圧倒的に上回る65.7%もの人が、「何もしていない」と答えた。

しかし、子どもにスマホを使用させて「ウィルスに感染していた」「関係のないサイトにアクセスしていた」
「電話に出たり切ったりしていた」なんてことも実際に起きている。
なかには「110番に電話していた」といった、思わぬトラブルに発展しかねない事態もあった。

スマホネイティブ世代に合わせて、親もセキュリティへの意識を高めていく必要がありそうだ。・・》

注)記事の原文にあえて改行を多くした。
            

私は初めて「スマホネイティブ」を知り、そして「スマホネイティブ」を深く学ぼうとして、ネットで検索した・・。

こうした中で、【パソコンが使えない若者急増中。スマホネイティブとは?】と題された記事があり、
初めて知る公式サイトの『Webfor40』に掲載されていたので、
精読した後、動顛させられてしまった・・。無断ながら前半部を転載させて頂く。

《・・「スマホネイティブ」という言葉を聞いてことがありますか?
実は携帯電話が普及して、どんどん便利になっていく一方で、若者がパソコンを使うことができないという状況が生まれていて、
そうった若者達のことを「スマホネイティブ」と呼びます。

企業の人事部に所属している人なら聞いたことがあると思います。
このスマホネイティブが密かな社会問題になっているというのです。実情を調べてみました。

☆パソコンが使えないという定義は?

パソコンが使えないというより、「パソコンが使える」という定義は、
※オフィスソフト(ワード、エクセル、パワーポイント)が使える
※ブラインドタッチができる(メールが打てる)ではないかと思います。

アラフォーの世代のサラリーマンからすると、パソコンが使えるのは、当たり前な感覚なのですが、
学校で教えてもらうこともなく、家で教えてもらうこともない子供からしたら、できないのは当然です。
ガラケーやスマホで育ってきた子供達は、ブラインドタッチという言葉すら知らないと思います。
            

☆採用の現場では、何が起きている!?

新しい人材を採用する企業側からすると、配属先にもよると思いますが、パソコンが使えないのは、致命的です。
パソコンが使えなくてもいい職種は、製造現場、物流現場、お店などの営業現場など、ほぼ現場仕事のみです。
それでもマネージメントを行うレベルになれば、レポートを求められ、パソコンが使えないと言っている場合ではなくなります。

では今はどうなっているかというと、就職してから企業側でパソコンを与え、勉強してもらっているという状況ではないかと思います。
海外との比較では、13〜17歳のインターネット利用時のデバイス(端末)が、
パソコンである比率が、日本は極端に低いという現状です。

アメリカ:98%
イギリス:93%
日本:48%

では日本はどのデバイスが一番多いかというと、スマホが89%とダントツです。

スマホ・タブレットとパソコンは、ネットに接続して使うという部分は似ていると思いますが、違うデバイスです。

例えるなら、
パソコン=自動車
スマホ、タブレット=バイク
のようなイメージです。
            

自動車もバイクも、目的の場所に行けますが、雨風を避けて行くなら自動車の方が便利。それに何人も乗れる。
バイクは天候が悪い時は不利ですが、渋滞知らずでスイスイと進んでいける。

若くて独身の頃は、原チャリで移動すればよかったのですが、結婚して子供ができれば自動車が必要になってきます。
そのなったときに実は自動車は運転できない、という人達が増えてきているという状況に似ています。

ですから本来は、パソコンの方がデバイスとしてはスタンダードなはずで、
スマホはサポートするデバイスという位置関係の方が、社会的には理にかなっています。

自動車も18歳になるタイミングで、学校に通い免許を取りに行くと思います。
就職してから必要に迫られて免許を取りに行くというケースの方が珍しいのではないでしょうか。

パソコンの現状は、この「就職してから必要に迫られて」という状況が起きています。
なので、新入社員も入社後に苦労しています。・・》

注)記事の原文にあえて改行を多くした。
            

私が初めてコンピュータのキー・ボードに触り、ディスク・トップの画面を見たのは、1969年(昭和44年)の4月であった。

東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)の秋、私は大学を中退し、
映画・文学青年の真似事をしていたが、やがて敗退し、
やむなく何とかして民間会社に中途入社したい為に、
苦手な理数系のコンピュータの専門学校のソフト科に、1年間ばかり学び始めた時であった。

この当時は、もとよりパソコンはなく、ノート型の端末機もなく、
汎用の中型コンピュータに連動させたディスク・トップを端末機として使用していた。

私たち生徒は、概要の処理過程の流れ図(フロー・チャート)を作成した後、
詳細のプログラムを専用シートに書き、ディスク・トップに向かい、
不慣れな現在使用されているJIS規格のキー・ボートに打ち込んだりした・・。
                          
その後、1970年(昭和45年)4月に、この当時は大手の映像・音響メーカーの民間会社に何とか中途入社できた後、
まもなくこの会社の中で、音楽事業本部の中の一部の大きな有力レーベルが、外資の要請で、レコード会社として独立し、
私も新たなる外資系のレコード会社に転属させられた。

そして翌年の1971年(昭和46年)1月に、私は本社のコンピュータ専任者として配属され、
システムの開発、運営などは、元所属していた会社の音楽事業本部のシステムを活用させて頂きながら管理していた。

そして委託処理をしていたIBMの大きなデータセンターで、
月次作業の時に出向き、端末機のディスク・トップに向かい、修正データなどを打ち込んだりしていた。

この後、元所属していた大手の映像・音響メーカーの情報センターに、処理を委託したりした、

この間に、パソコンが世の中に出始めて、確か1982年(昭和57年)の頃であったと思われるが、
私もNECのPC8801を購入し、フロッピー・ディスク装置、プリンター、
そして漢字対応させる為に、漢字ロムを付加させたりした。

この当時の私の年収の15%ぐらいで、住宅ローンの返済もあったので、
私の収入からして高価なパソコン・セットであった。

そしてベーシック言語でプロクラムを書いたりして、新古今和歌集を入力したりしていた。
                       

この後、1983年(昭和58年)からは、すべて自社処理となり、
この当時に流行ったオフィス・コンピュータを導入して、
コンピュータ・ルームの端に端末機のディスク・トップ型、ノート型を配置し、
開発、部分改定のプログラムを思考しながら、私は入力したりしていた。
              
この間、世の中はワープロが普及していたので、
私も購入し、会社で文書を作成したり、自宅で年賀状などに利用したりした。

やがて20年ばかり情報畑から管理畑に異動させられた私は、
机上に配置されたノート型の端末機に、適時に入力したり、検索したりしていた。

或いは私が新たに買い求めたノート・パソコンを開き、表計算ソフトを活用して資料を作成したりしていた。

こうした中、過ぎし年の1998年〈平成10年〉の当時の私は、音楽業界のあるレコード会社の管理畑に勤めていたが、
この少し前の年の頃から、若手の20、30代の世代が携帯電話を使い始めていたが、
50代の私たちも、いずれは携帯電話を利用しなければ、と思っていた。

この数年前の頃から音楽業界はリストラの烈風となり、
私は1999年〈平成11年〉の初春に、各レコード会社が音楽商品の物流を委託している会社に出向となった。

勤務した職場は、音楽のCD、DVDなどの商品をソフトの販売店に出荷、返品など取り扱う商品センターで、
私を含めた管理の正社員の5名の基で、契約・パート社員の男女120名前後で対応した。

東京ドームより広い商品センターの中で、連絡事項などはマイクを通して拡声器、もしくは電話などで通達し、
携帯電話も要求されない現場で奮闘し、
この出向先で5年半ばかり勤め、2004年〈平成16年〉の秋に定年退職時を迎えた。
            
       
この間の世の中は、多くの方が携帯電話が愛用する時代となったが、
私は定年後の年金生活の中で、何かの機会で覚えればよい、と思ったりしていた・・。

しかしながら私は、携帯電話、やがてスマホにも興味がなく、今日まで至っている・・。
           
この間、1995年〈平成7年〉の頃から、世の中は携帯電話が普及し始めた中、
電子メールを打ち込んでいる若き男女を見かけたりしてきた。
私はあのような小さく、わずかなキーを変換させて、よく入力できるなぁ、と感心したりした。

その後に、多くの50、60代の女性も、たどたどしい指先で、この携帯電話に
メールを打ち込んでいる情況を私は見かけたりすると、微苦笑を重ねてきた・・。
                       

昨今は殆ど方は、携帯電話、或いはスマホを活用されている。

私たちは子供もいなく、まして孫もいないので、緊急に連絡するような状況もなく、
自宅にある固定電話で要件は済ませている。

そして昨年の春に遅ればせながら家内専用の携帯電話を買い求めたのは、
家内の母は後期高齢者なので、安否などで、万一緊急連絡を要する為であったりした。

或いは私たち夫婦は、ときおり国内旅行をしたりしているので、
万一、私たち一族の不幸で緊急連絡を要する為に、所有しているだけである。

こうした以外は、現世はあふれる情報の社会の中、働くことを卒業した私は、
自宅にパソコンがあれば充分と思い、ここ11年半ばかり年金生活を過ごしてきた。
            

ここ5年、若い方達の一部に於いて、スマホさえあれば、
新聞、テレビなど不要と私は知り、動顛させられた。

スマホはネットから派生した情報機器であり、ご自身の興味がある分野だけ検索して、知識などを習得されたり、
或いは知人、友人などで共有していると思われ、
広義の新聞を読んだり、或いはテレビで総合ニュースを視聴しないと、社会人として欠落していく、
と私は憂いたりしてきた。

そして今回、「スマホネイティブ」の時代の到来を学び、果たして・・と思いながら微苦笑を重ねたりしている。

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コメント (2)
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